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入場無料

Co-Program Reframed: 飛光、飛光

ギャラリー事業(展覧会)

ジャンル
ダンス/美術/複合
カテゴリー
トーク/公演/展覧会
開催日時
2026年8月1日(土)~2026年8月23日(日)
会場
京都芸術センター ギャラリー北・南、ミーティングルーム2
※ミーティングルーム2は、公開リハーサル、パフォーマンス実施時のみ入場できます。
料金・その他
無料
※⼀部有料のものがございます。/オンライン/チケット販売(事前決済)/無料/要予約
事業区分
主催事業
Co-Program Reframed: 飛光、飛光

「Co-program Reframed:飛光、飛光」は、京都芸術センターが実施している公募プログラム「Co-program」から派生した企画です。2025年度の募集において惜しくも採択とはならなかった企画を再編し紹介します。

本展で取り上げる今宿未悠、中澤ふくみ+花形槙+安田伸裕、藤田一樹は、いずれも身体を起点とした表現に取り組むアーティストです。


 詩と現代美術の領域で活動する今宿未悠は、日本初の人権宣言と言われる水平社宣言(1922)末尾の「人の世に熱あれ、人間に光あれ」という言葉を、人と人とのあいだに生じる両義性をはらんだエネルギーの授受として捉えました。本企画では、この考えを起点に親密な関係にある二人のための実践を制作し、新作《BURN PLAY》として発表します。

今宿未悠《BURN PLAY》

パフォーマンスアーティストの花形槙、アニメーション技法を用いるアーティスト中澤ふくみ、義肢装具士・義肢デザイナーの安田伸裕は、《Extra Limb Circuit /余剰肢回路》と題した共同実験を展開します。花形の身体をもとに中澤が新しい身体イメージをアニメーションとして制作し、そこから安田が実際に機能する「余剰肢」を作り、花形がその「余剰肢」を装着し、動かす訓練を実施。三人の創造性の循環を通じて「新しい身体像」を立ち上げることを試みます。

中澤ふくみ + 花形槙 + 安田伸裕《Extra Limb Circuit / 余剰肢回路》

ダンサー・振付家である藤田一樹は、「社会との切断と接続を同時に求める身体」をモチーフとしたパフォーマンス《暫定的に分身》を発表します。藤田自身の不登校の経験をもとにパリと東京での制作・上演を経た本作を、京都では3週間という期間の中でリクリエーションし、その過程そのものを開いていくことを試みます。

藤田一樹《暫定的に分身》 撮影:森栄喜

生きている限り、私たちは、自らの肉体から逃れることはできません。

「飛光飛光」と、瞬く間に過ぎ去る時を飛んでいく光に譬え、人間の肉体の儚さをうたった唐代の詩人・李賀の詩にも似て、肉体からの「逃れられなさ」に真っ向から向き合いながら、まだ見ぬはるか彼方を眼差すアーティストたち。それぞれの表現を通じて、欠如や過剰を抱え、決して必要十分にはならない「私」という存在を起点に、社会や世界とのつながりを模索し続ける手立てについて思いを馳せる機会となれば幸いです。

【藤田一樹パフォーマンス】
藤田一樹《暫定的に分身》パフォーマンス
京都でのリサーチに基づいてリクリエーションされた作品を発表します。
日時:2026年8月15日(土)、16日(日)、21日(金)、22日(土)各日16:00~
会場:京都芸術センター・ミーティングルーム2
料金:1,000円
チケット発売開始:7月1日 10:00~
チケットのご購入はこちらより
※上記期間以外にも公開リハーサルを実施します。詳細は京都芸術センターウェブサイトをご参照ください。
※8/16(日)、8/21(金)は、上演後、ゲストを迎えたアフタートークを実施します。

【Extra Limb Circuit / 余剰肢回路パフォーマンス】
8/1(土) 14:00-17:00
「余剰肢の初装着・リハビリテーション」 
中澤のアニメーションに基づいて安田が制作した「余剰肢」を花形が初めて身体に装着する。安田の立ち会いのもと、新たな肢を身体に馴染ませ、動かすための初期リハビリテーションのプロセスを公開する。

8/22 (土)14:00-17:00
「余剰肢の最終リハビリテーション」(終了後、アフタートークあり)
余剰肢を装着した花形が、今周回で最後のリハビリテーションに臨む。その際、初めて中澤のアニメーションと対峙し、これまで開発してきた花形の動きとその元となった中澤のアニメーションの中の肉体の動きの差分を目の当たりにする。

会場:いずれも京都芸術センター・ギャラリー南
入場無料、事前申込不要、途中入退場可

【今宿未悠《BURN PLAY》オンライントーク】
「傷つきを伴う PLAY について」
出展作家の今宿未悠が、SM 思想史研究者の河原梓水とアーティストの百瀬文をゲストに迎え、作品についてお話しします。
8/15(土) 13:00‐15:00
登壇者:今宿未悠、河原梓水、百瀬文
料金:無料
参加方法:こちらのフォームよりお申し込みください。

【アーティストトーク】
出展作家によるアーティストトーク
本展出展作家にそれぞれの作品についてお話いただきます。
日時:2026年8月23日(日)14:00~16:00
登壇者:今宿未悠、中澤ふくみ+花形槙+安田伸裕、藤田一樹
会場:京都芸術センター大広間(西館2階)
料金:無料
参加方法:こちらのフォームよりお申し込みください。

基本情報

日時

2026年8月1日(土)~2026年8月23日(日)

料金 無料 展覧会は入場無料。一部イベントのみ有料。
申込方法 京都芸術センターのteketページよりお申込みください。
会場 京都芸術センター ギャラリー北・南、ミーティングルーム2
※ミーティングルーム2は、公開リハーサル、パフォーマンス実施時のみ入場できます。

プロフィール

今宿未悠

今宿未悠

2000年生まれ、東京都拠点。
詩と現代美術の領域において、親密さと暴力を再定義するために活動する。自他の境界を揺さぶる装置や状況を構築し、自身や他者を巻き込む実践を通して、 親密な二者関係、あるいは公共空間における、新たな共在のあり方を提示する。主な発表歴に、グループ展「開館30周年記念展 日常のコレオ」(東京都現代美術館、2025年)。主な受賞に第1回西脇順三郎賞新人賞、第59回造本装幀コンクール東京都知事賞。

Extra Limb Circuit / 余剰肢回路(中澤ふくみ+花形槙+安田伸裕)

「Extra Limb Circuit / 余剰肢回路」は、身体変容に関心をもつ義肢装具士・安田伸裕、アニメーション技法を用いるアーティスト・中澤ふくみ、パフォーマンスアーティスト・花形槙の3名による共同実験である。2025年7月に始動した本実験では、アニメーション、義肢製作、パフォーマンスという三つの分野を横断しながら共同制作を行う。異なる専門性をもつ三者が、それぞれの手法によって身体像を受け渡し、一人の作家性へと収まることを避けながら、周回的に制作を展開していく。

花形槙

花形槙

1995年東京都生まれ。パフォーマンス、メディアアート、現代美術などの領域で活動。テクノロジカルに加速する資本主義社会において「私」や「人間」であることが揺らぐリアリティのもと、通信システム、ウェアラブルデバイス、義肢装具といった身体と世界とを関係づけるテクノロジーに着目し、現代における〈人間性の捻転〉を試みる。主な発表に、舞台芸術祭「秋の隕石2025東京」(東京芸術劇場)、「MOTアニュアル2023」(東京都現代美術館)など。

中澤ふくみ

中澤ふくみ

1996年高知県生まれ。2019年、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)油画コース卒業。
2020年エストニア芸術アカデミー修士課程アニメーションコース入学。
<人間の身体と道具>の関係性に着目し、その境界を探るようなアニメーションやドローイング作品を制作。主な作品では、アニメーションで描いた原画を糊で貼り合わせた塊を「物質的な身体」として、投影される映像は「身体的記憶」として存在させる。

安田伸裕

安田伸裕

義肢装具士として義肢装具の製作に従事しながら「義肢装具×デザイン」の拡張をコンセプトに、これまで「藍染義足」「藍葉装衣(あいのはそうえ)」や 花形槙作品 「A Garden of Prosthesis」の製作などを行う。普段の義肢装具のものづくりから得たものをベースに身体と日常/衣服と身体 の境界を行き来出来るような作品「装衣交々」を製作し、これまでの製作活動から領域の拡張を目指している。

藤田一樹

藤田一樹

ダンサー、振付家。フランスと日本を拠点に活動。2015年に渡仏し、パリ地方音楽院(CRR)とアンジェ国立現代舞踊センター(CNDC)を経て、パリ第8大学舞踊学科で修士号を取得。フランス政府給費留学生として、国際振付研究所 モンペリエ国立振付センター(ICI-CCN、芸術監督:クリスチャン・リゾー)のMaster exerceで振付研究を行う。言葉を身振りに、身振りを言葉に翻訳するプロセスに関心をもち、誤解が創造と変容の源となる振付実践を探求する。キム・キド、高田冬彦、花岡美緒、森栄喜とコラボレーションを行うほか、アナ・リタ・テオドーロ、リヴァー・リン、保良雄の作品に出演。

クレジット

主催:京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)

アクセシビリティ

〇小さなお子様をお連れのお客様へ
 オムツ替え専用のベッドは、南館1階および南館2階の車椅子用トイレにございます。

〇車椅子をご使用の方へ
・車いすを、事務所にて無料で貸し出しております。ご入用の方はお声掛けください。
・多目的トイレは南館1階、南館2階にございます。

〇視覚障がいをお持ちの方へ
・入口に点字案内板を設置しております。
・盲導犬、介助犬、聴導犬を伴ってのご来場の方は、事前に事務所(TEL 075-213-1000)までご相談ください。

◯聴覚障がいをお持ちの方へ
・筆談での対応が可能です。

その他、ご来館にあたりお手伝いが必要な方は、事前に事務所(TEL:075-213-1000)までご相談ください。

問合せ先

京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
Tel: 075-213-1000(10:00-18:00)|Fax: 075-213-1004
Mail: Info@kac.or.jp