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【受講者募集!】トラディショナル・シアター・トレーニング2026(T.T.T. 2026)
- 投稿日
- 2026年3月9日
- 更新日
- 2026年3月9日
- カテゴリ
- 募集情報
芸を知る、学ぶ、磨く。伝統の中に「新しい」を見つける夏。
1984年から続くトラディショナル・シアター・トレーニング(Traditional Theater Training)は、舞台芸術に携わる人を対象とする伝統芸能トレーニングプログラムです。参加者は約4週間の稽古を重ね、大江能楽堂でその成果を発表します。2026年度の開講コースは狂言と日本舞踊です。また、オプションのコースとして小鼓コースも開催します。一流の講師陣の指導のもと、日本の伝統芸能の技能と精神を学ぶ濃密な経験は、自らの知見を深め、新しい身体性や表現のあり方に出会う機会になるでしょう。国籍や居住地は問いません。熱意ある方々の応募をお待ちしています。






▲発表会の様子(2025、能・日本舞踊・小鼓)Photo:Oshima Takuya
■日程
2026年7月1日(水)- 7月31日(金)
■開講コース
狂言コース、日本舞踊コース(各計16回程度、1回あたり3時間、夕方~お稽古)
オプション・小鼓コース(計6回程度、午後~お稽古)
※狂言と日本舞踊の両方のコースを受講することはできません。
※毎年 能・狂言・日本舞踊の内、2コースをローテーションで実施しています。日本舞踊にご関心のある方は、27年度の実施予定がないため、今年度の受講をおすすめします。(27年度は能および狂言コースの開講を予定しています。)
■会場
京都芸術センター、大江能楽堂
■講師
狂言:茂山千之丞、鈴木実、山下守之
日本舞踊:若柳弥生
小鼓:久田陽春子、高橋奈王子
■応募資格
演劇やダンスなど舞台芸術に関わる表現活動や研究活動を行っている方。伝統芸能を積極的に学ぶ意欲のある方。国籍・年齢は問いません。
※オリエンテーションから発表会まで、概ね全てのプログラムにご参加いただけることを条件とします。
※日本への渡航にビザが必要な方は、ビザ取得のため早めのご応募をおすすめします。京都芸術センターではビザ申請のサポートはできませんが、申請用の推薦状や資金援助用のサポートレターは提供可能です。
※全プログラムにおいて、基本的には日本語が使われ、英語の通訳・翻訳があります。
※18歳未満の方は、参加にあたり保護者(または代理人)の同意が必要です。
※稽古・発表会には、プレスの取材が入る可能性があります。
■定員
各コース8名程度
■受講料(税込み)
狂言コース/日本舞踊コース:110,000円
学生料金・リピーター割引:90,000円
オプションコース(小鼓):27,000円
※受講料には、トレーニング参加費、発表会出演費・撮影データ費を含みます。
※稽古・本番にはコースごとに扇・扇子が必要です。購入が必要な方は、受講料とは別に5,500円(税込み)がかかります。
※白足袋(綿)をご用意ください。発表会および日本舞踊のクラスでは、浴衣(綿の夏着物)と帯が必要です。ご自身のものを使用することも、京都芸術センターでのレンタルも可能です。購入場所についてはオリエンテーションでご案内します。
※京都芸術センターに宿泊施設および宿泊斡旋サービスはありません。ご自身で手配をお願します。
■スケジュール
①オリエンテーション
2026年 7月 1日(水) 14:00
カリキュラムや各コースの稽古内容についての説明、参加者同士の交流を行います。
②ワークショップ
2026年 7月 2日(木) - 7月 5日(日)
受講生は参加するコースにかかわらず、日本の伝統芸能を知っていただくために、能・狂言・日本舞踊・小鼓ワークショップに参加します。
③稽古
2026年 7月 6日(月) - 7月 30日(木)
各コースに分かれて稽古を行います。演目の習得だけではなく、稽古を通じて伝統芸能の持つ精神性を体感することも狙いの一つです。
※狂言・日本舞踊コースの稽古の時間帯は夕方以降を予定しています。
オプションの小鼓コースは午後の時間帯を予定しています。
※期間中に数日のお休みがあります。稽古は講師の都合により平日または週末に実施されます。
※祇園祭のため、2026年7月14日(火) ~ 7月16日(木)はお稽古を実施しません。
※演目は、受講生の適性や意向を踏まえ講師が決定します。
※①②③の会場は、京都芸術センターとなります。
④発表会
能舞台でトレーニングの成果を発表します。
日時:2026年 7月 31日(金) 16:00開演(予定)
会場:大江能楽堂(京都市中京区)
■応募期間
2026年 3月 6日(金) ー 4月 8日(水) 23:59
※応募書類は締め切りを待たずその都度選考し、結果を通知します。定員になり次第、募集を打ち切ります。遅くとも5月初旬までにご連絡します。
■応募方法
1) オンラインフォーム
下記のフォームよりご応募ください。
https://forms.gle/JcR59ZgDd6VegpKp9
※フォームでの回答・応募には、Googleアカウントが必要です。下記の〈応募書類〉の内、[A]応募用紙のアップロード・提出は必要ありません。
2)メール
〈応募書類〉を添えて、下記のメールアドレスまでご応募ください。[A]応募用紙データはこちらからダウンロードしていただけます。
【送付先・メール】
t.t.t@kac.or.jp(京都芸術センター T.T.T.担当) と jtraynor@hawaii.edu(T.T.T.ディレクター ジェーン・トレーナー)の両方宛にお送りください。
3)郵送
〈応募書類〉を添えて、下記の住所までご郵送ください。※締切日必着
【送付先・住所】
〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
京都芸術センター T.T.T.担当者 宛
<応募書類>
[A] 応募用紙
[B] 経歴 (書式自由、A4・5ページ以内) ※プロフィールをご記載ください。
[C] 志望理由書 (書式自由・A4・1ページ以内)
[D] 顔写真
[E] 学生証コピー(学生割引を適用される場合)
[F] スカラシップ申込書(希望者のみ)
※日本語または英語での記載が望ましい。
■スカラシップ
T.T.T.では、より多くの方にご参加いただくため、スカラシップ(奨学金)制度を設けています。T.T.T.2026での経験をご自身の創作活動や研究活動に活かすことができる方、またはT.T.T.2026の運営に協力できる方を対象とします。希望される方は、[F]申込書を合わせてご提出ください。
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[F]申込書 (書式自由・A4・1ページ以内)
①ご自身の創作活動や研究活動についての説明(今後の活動計画や内容について)
②T.T.T.2026の運営にどのように貢献できるか(通訳、参加者のケアなど)
③T.T.T.2026の経験をどのように発表するか(舞台公演、学会発表、ソーシャルメディア、教育・指導など)
スカラシップの合否にかかわらず、参加を希望されるかをお書き添えください。
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※採択者数は、狂言・日本舞踊コースで若干名です。コース受講料の最大半額免除を基本とします。合否結果は、5月初旬にご連絡します。
■講師紹介
〈狂言〉
茂山千之丞 Shigeyama Sennojō
1983年生まれ。茂山あきらの長男で、父及び祖父二世茂山千之丞に師事。3歳で初舞台。また、同年狂言『以呂波』にて初シテを勤める。2006年5月に「釣狐」を披く。アメリカンスクールに通っていたこともあり、英語が堪能なバイリンガル狂言師である。2018年12月に三世茂山千之丞を襲名。2019年第37回京都府文化賞奨励賞受賞。
鈴木実 Suzuki Minoru
1978年生まれ。東京都出身。2006年に茂山千三郎に入門。大学在籍中より演劇活動を始め、関東を中心に役者・モデルとして活動。2006年にインド・ニューデリー日本文化センター開所式典記念公演に参加「棒縛り」にて初舞台。2007年京都能楽養成会に入会。2011年同門若手と「狂言五笑会」を発会。2021年より茂山七五三に師事。
山下守之 Yamashita Moriyuki
1976年生まれ。鹿児島県出身。2001年、茂山正邦(現 千五郎)との出会いから十三世茂山千五郎(五世千作)に入門、師事を受ける。2002年、郷里鹿児島に帰郷。地元で狂言ワークショップ等、普及活動に努める。2008年、プロとしての再出発を決意、十三世茂山千五郎(五世千作)に再入門、師事。
〈日本舞踊〉
若柳弥生 Wakayagi Yayoi
母である故・若柳金彌に2歳から指導を受ける。1985年より、若柳弥生を名のる。2014年より、若柳流四世家元・若柳壽延の門下となり、師事している。「かなめ会」を主催し、日本舞踊教室を開き、後進の指導と日本舞踊の発展に努めている。
〈小鼓〉
久田陽春子 Hisada Yasuko
大倉流十六世宗家・大倉源次郎師および父・久田舜一郎に師事。1985年大阪能楽養成会入会、卒業ののち能「乱」「石橋」を披く。2005年能「道成寺」にて大阪舞台芸術新人賞を受賞。2010年自主公演「幸祐・陽春子 能の会」にて能「安宅」を披く。能楽の普及および伝統芸能である能楽を守り後世に伝えていくための活動にも力を注いでいる。
高橋奈王子 Takahashi Naoko
久田舜一郎に師事。大阪能楽養成会卒業、2004年「猩々乱」を披く、2009年「石橋」を披く。師の久田舜一郎、久田陽春子とともに社中会「松月会」を指導。その他各地で教室を開講、文化教室の講師なども務める。
■運営
ディレクター・通訳:ジェーン・トレーナー
アドバイザー:ジョナ・サルズ
京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
ジェーン・トレーナー Jane Traynor
ハワイ大学マノア校演劇舞踊学部博士課程在籍中。専門は日本演劇。狂言における鬼の描写と、日本の伝統芸能の継承と新たな展開について研究している。これまで、T.T.T.には3度参加。2025年度より新しい役割で日本の伝統芸能をより身近なものにするサポートを行う。
ジョナ・サルズ Jonah Salz
1984年にT.T.T.を創始。茂山あきらと共に能法劇団主宰。1981年から能法劇団の演出家として40本の制作してきた。能狂言の技法と精神を用い、西洋の戯曲やオリジナルの戯曲を解釈している。1996年から2024年まで龍谷大学国際学部の創設メンバーとして、日本の伝統芸能と比較演劇を講義。主な著書に「Asian Theatre Journal」の狂言特集号(2007年)を共編集し、『A History of Japanese Theatre』(Cambridge, 2016)の編集担当を務めた。
■お問い合わせ
京都芸術センターT.T.T.担当
E-mail:t.t.t@kac.or.jp
TEL:075-213-1000(10:00-18:00、休館日を除く)
▼稽古・ワークショップの様子(2025)




