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【Press Release】自治体における文化政策のさらなる発展を目指して創設された「日本文化政策学会 自治体表彰」を京都芸術センターが受賞
- 投稿日
- 2026年7月2日
- 更新日
- 2026年7月2日
- カテゴリ
- プレスリリース
京都芸術センター(京都市中京区)の取組が、このたび創設された第1回「日本文化政策学会 自治体表彰」を受賞しました。本表彰は、地方自治体による優れた文化政策を顕彰し、全国の自治体における文化政策のさらなる発展を目指して創設されたものです。京都芸術センターは、2000年の開設以来、25年にわたり新進・若手芸術家への支援や、市民との交流、文化芸術を通じた創造の場づくりを継続してきた実践が評価されました。

京都芸術センターは、2000年の開設以来、若い世代をはじめとする多様な芸術活動を支援するとともに、芸術文化に関する情報発信や、市民と芸術家の交流の促進に取り組んできました。開設以来26年にわたり、京都における創作・発表・交流の拠点として、新たな芸術が生まれる場づくりを続けています。
今回受賞した「日本文化政策学会 自治体表彰」は、地方自治体が行う文化政策の優れた取組を顕彰することを通じて、当該自治体における文化政策の一層の推進と、全国の自治体文化政策の発展に資することを目的として創設された表彰制度です。第1回となる今回は、京都芸術センターの四半世紀にわたる継続的な活動に加え、公募プログラムによる共創の仕組みづくりや、コロナ禍における芸術家・芸術団体への相談対応などの実践が評価されました。
京都芸術センターでは、このたびの受賞を励みに、これからも現在進行形の創作が育まれる場づくりを進めてまいります。そして、多様な人々が出会い、未来へつながる表現の土壌を築きながら、京都における文化芸術の創造と発信に取り組んでまいります。
選考理由(日本文化政策学会発表)
京都芸術センターは、自治体設置のアートセンターとして、全国に先駆けて新進・若手芸術の制作環境整備を進め、制作支援・滞在支援・交流・情報発信を組み合わせた総合的支援を継続してきた点が高く評価できる。近年はCo-programを通じ、施設が貸館機能にとどまらず共創を促進する仕組みを構築し、国内外の創造的人材を引き寄せる文化拠点として新たな展開がみられる。また、コロナ禍ではアーティストや芸術団体に寄り添った相談対応等を担うなど、実質的なアーツカウンシル機能も果たしてきた。今後は、行政施策としての位置づけをより明確にし、四半世紀にわたり積み重ねてきた革新的実践を継続・発展させていくことを期待したい。
日本文化政策学会 自治体表彰について
地方自治体が行う文化政策の優れた取組を顕彰することを通じて、当該自治体のさらなる文化政策の一層の推進と、全国の自治体文化政策の発展に資することを目的として、顕彰するものであり、今回が第1回の表彰となる。
京都芸術センター 山本麻友美 コメント
京都芸術センターは、芸術の力を信じ、アーティストの創作や発表を全力で支える施設として活動を続けてきました。それは、ここで働くスタッフの矜持でもあります。
そこから派生して、単に制作場所を提供したり、展覧会や舞台公演を企画・実施したりするだけではなく、創作の前に必要な準備、発表のためのノウハウ、資金調達やキャリア形成、住まいや制作場所、記録やアーカイブ、海外への接続など、アーティストが活動を続けるうえで必要となる知識や経験を、その都度蓄積しながら活動領域を広げてきました。
制度や仕組み、経験が十分ではない部分を補うように、一つひとつ実践を積み重ねるなかで、京都芸術センターは、結果としてアーツカウンシル的な機能も獲得してきたといえるかもしれません。
必要とされる場所へ、その都度手を伸ばし、もがきながら歩んできたこの少し特異な軌跡。その積み重ねに誰かが目を留めてくださったことを、とてもありがたく感じています。
山本麻友美 略歴
創造連携推進グループ ディレクター、Creative Professionals Lab. Kyoto ディレクター。2000年の開館当初から、京都芸術センターにて国際共同プロジェクトや展覧会等、若手芸術家の育成、支援を目的とした多様な事業に携わる。京都芸術センターチーフプログラムディレクター(2016-21)、京都市文化芸術総合相談窓口(KACCO)ディレクター(2020-21)、京都芸術センター副館長(2023–2025)、京都市文化政策コーディネーター(2022–2025)を経て現職。京都市創生審議会政策部会委員、京都市観光振興審議会委員、高槻市文化振興審議会委員、信州アーツカウンシルアドバイザリーボード委員、札幌市文化芸術創造活動支援事業等評価検証委員等。
京都芸術センター
京都芸術センターは、芸術文化の振興を目的に2000年4月に開設されました。若い世代を含む多様な芸術家の制作支援を軸に、芸術文化に関する情報発信や、芸術家と市民の交流促進に取り組んでいます。芸術家が創作活動を行い、その成果を発表するための制作室の提供をはじめ、展覧会、演劇、ダンス、音楽、伝統芸能などの公演やワークショップを実施。芸術家の発掘・育成や伝統芸能の継承、国内外の芸術家を受け入れるアーティスト・イン・レジデンス事業にも力を注いでいます。これらの活動を通じ、京都における都市文化創造の拠点として、芸術の新たな価値を社会に開く場づくりを進めています。