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アーティスト・イン・レジデンスプログラム2025公募:anthï(アンチー)が、4月10日より滞在しています!

投稿日
2025年5月7日
更新日
2025年5月7日
カテゴリ
お知らせ
photo: Luz Sierra

京都芸術センターでは、2000年の開設以来、国内外のアーティストや研究者等が、一定期間、京都に滞在しながら創作活動や交流を行うプログラム「アーティスト・イン・レジデンス」を実施し、異なる文化に触れることで新しい芸術表現を生み出そうとする新進または若手のアーティストや研究者の活動を支援しています。

京都芸術センターに滞在するアーティストを世界中から募集する公募プログラムでは、今年度、チリよりアンチーを招へいしました。

アンチーは、2025年4月10日より7月10日まで3ケ月間京都芸術センターに滞在し、日本のポップカルチャーとメディア、そしてこれらと自身が持つラテンアメリカのクィアアーティストとしての経験との異文化交流に焦点を当てリサーチを行う予定です。京都滞在中は、これらのプロセスにおける現実空間、疑似空間、再想像空間の不和を掘り下げます。京都芸術センターでの滞在の成果は、7月初旬ごろに市民の皆様に共有する予定です。

アンチー(anthï)プロフィール
1991年生。チリ出身、サンティアゴ(チリ)を拠点に活動する。
エレクトロニック・ミュージック・プロデューサー、パフォーマー、サウンド・アーティスト。anthïの作品は、インターネット上のポップカルチャーの素材を、信憑性と親密さのメカニズムとして探求している。ヴァーチャル・コミュニティの文化的不協和、人間関係の技術的媒介、媒介された物語が私たちの身体の中でどのように再適用されるかを掘り下げ、親密で率直なものから爆発的なものまで、複雑なデジタル・サウンドスケープを創り出す。

2023年末、上海のレーベルGenome 6.66Mbpから最新アルバム『algún día me separaré de mis amigas』をリリース。前作である『pedro engel anuncia el fin del patriarcado』、『Tercer Impacto』などは、インディーズと日本、イギリス、アメリカ、メキシコ、チリのレーベルからリリースされた。
また、2023年、Centro NAVE、ゲーテ・インスティトゥート、IMEが主催するチリのパシフィカ・レジデンシーにレジデント・アーティストとして参加。

ロンドン大学ゴールドスミス校でクリエイティブ・プラクティスの音楽修士号、チリ・カトリック大学で作曲の学士号を取得。

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作家関連リンクはこちら
Soundcloud: https://soundcloud.com/anthiiii
Bandcamp: https://anthi.bandcamp.com/music
IG: https://www.instagram.com/anthi____/
Website: https://anthitebi.wixsite.com/anthi

Research process with media artist Francisca Parra