京都芸術センターは、創造の核となるアーティストや芸術団体との連携を強化し、その活動を支援することで新たな価値を創造する“Co-program”を実施しています。2023年度事業の公募では、国内外から計88件の企画提案をいただきました。有識者の方々のご助言を踏まえ、一次審査（書類審査）及び二次審査（面談／プレゼンテーションと質疑応答）を行った結果、以下の8件が採択となりましたので発表いたします。

◎カテゴリーA：共同制作（公演事業）
～次代を担うことを期待されるアーティストや芸術団体が主体となり、京都芸術センターと協働することで、新しい芸術表現の探求と活動のステップアップにつながる事業

採択事業（応募40件中4件／採択率10.0%）
・ 松原俊太郎、スペースノットブランク『不⾃由な⾔葉を離す⾝体』　実施時期：2023年9月
・ 山中suplex / Yamanaka Suplex「鬼丘鬼鏟（ゴースト・マウンテン・ゴースト・ショベル）個展『近古代の輪郭（仮）』」　実施時期：2023年11月
・ 谷中佑輔『Deception of Air (空気きまぐれ)』　実施時期：2023年12月
・ 武本拓也『新作公演(仮)』　実施時期：2024年3月

◎カテゴリーB：共同開催（展覧会事業）
～アーティストやキュレーターによる展覧会プランで、京都芸術センターと協働することでプロジェクトの実現を目指す事業。特に新進のアーティストを紹介するものや新たな展開を試みる企画

採択事業（応募29件中2件／採択率6.9%）
・ 居原田遥「『Conversion！- 転換』展」　実施時期：調整中
・ Ground Zero project『Ground Zero』　実施時期：調整中

◎カテゴリーC：共同実験（リサーチ、トーク、ワークショップ等）
～アーティストや芸術団体、研究者等が主体となり、京都芸術センターと協働して新たなテーマの探求やリサーチ、既存のジャンルの枠に囚われない実験を試みる事業

採択事業（応募19件中2件／採択率10.5％）
・ 千代その子・米澤百奈『Bambino! 0才からのパフォーミングアート #1』　実施時期：6月～12月
・ 吉野正哲『Cultural Canal Curriculum』　実施時期：調整中

※事業名称は申請時のものです。実施時期は変更になる可能性があります。

※ “Co-program 2024” の公募開始時期は、決まり次第お知らせします。

お問合せ：京都芸術センター　佐野・中谷
TEL: 075-213-1000
E-mail: co-program@kac.or.jp