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イベント終了

nakice『ABITA@京都芸術センター』

ジャンル
ダンス/美術
カテゴリー
その他
開催日時
2022年12月16日(金)~2022年12月18日(日)
会場
京都芸術センター 講堂
料金・その他
有料
事業区分
主催事業
nakice『ABITA@京都芸術センター』
nakice『ABITA@京都芸術センター』
nakice『ABITA@京都芸術センター』
nakice『ABITA@京都芸術センター』
nakice『ABITA@京都芸術センター』
nakice『ABITA@京都芸術センター』
撮影:岡田琉生

Co-Program2022 カテゴリーA「共同制作」採択企画
モノと生息し、身体を含む物質が持つ現象と形跡を表出させる

2022年4月、nakiceは初のインスタレーション「ABITA」をJINNAN HOUSE(東京、渋谷)にて開催し、1日8時間、3日間継続してモノ・身体・音によるパフォーマンスを実施。その場で撮影した写真を水に落とし、乾燥させた上から更に印刷を重ね展示するなど、「パフォーマンス」 とそこに残る「形跡と残像」を作品として見出し始めました。

本公演では、ダンサーのシマダタダシと共に、京都芸術センターに存在するモノたちと共存することにより発生する現象・プロセス・サイクルそのものが作品となる展開を目指します。

チケットはこちらからご購入ください。
https://t.livepocket.jp/e/abita_by_nakice

日時
12月16日(金)19:00開演
12月17日(土)19:00開演
12月18日(日)17:00開演

※会場は開演の30分前
※上演時間は約90分を予定

会場
京都芸術センター 講堂
関連企画
▼オープンスタジオ
11月14日(月)-20日(日)15:00-19:00(出入り自由)

▼ワークショップ詳細
11月19日(土) ※要予約
予約はこちらから
➀【モノと共存ダンス】13:00-14:30
➁【水写真づくり体験】15:00-16:30

【モノと共存ダンス】
ダンサー・振付家の奥野美和が自身の身体ワークや、モノと身体の会話法の例を参加者に提案し、身体を通してモノとふれあいます。
対象 :大学生以上
持ち物:動きやすく、汚れてもよい服装

【水写真づくり体験】
参加者全員でモノと触れ合う様子の写真を撮り合い、撮影した写真を水に落とし、乾かし、アイロンをかけてそれぞれ一枚の作品を創作します。その過程でモノ×身体、モノ×モノが浮かび上がる現象を楽しみます。
対象 :年齢・経験不問。小学生未満の方は保護者同伴必須。親子参加OK。
持ち物:動きやすく、汚れてもよい服装

クレジット
出演|シマダタダシ 藤代洋平 奥野美和
照明|渡辺佳奈
舞台監督|小林勇陽
記録|岡田琉生
協力|ULTRA_Sandwich #18
アフタートーク
各回の終演後、ゲストを招いてトークを実施します。

12月16日(金)ゲスト:矢津 吉隆(美術家、kumagusuku代表)
12月17日(土)ゲスト:塚原 悠也(contact Gonzoメンバー/KYOTO EXPERIMENT共同ディレクター)

【ゲストプロフィール①:矢津 吉隆(Yazu Yoshitaka)】
1980年大阪生まれ。京都市立芸術大学美術科彫刻専攻卒業。京都芸術大学専任講師。京都を拠点に美術家として活動。作家活動と並行してオルタナティブアートスペース「kumagusuku」のプロジェクトを開始し、瀬戸内国際芸術祭2013醤の郷+坂手港プロジェクトに参加。2017年からは美術家山田毅とアートの廃材を利活用するアートプロジェクト「副産物産店」を開始。主な展覧会に「青森EARTH 2016 根と路」青森県立美術館(2016)、「やんばるアートフェスティバル」沖縄(2019)など。

チケット
2022年10月1日(土)発売

・事前申し込み(当時精算)はこのページの「こちらからお申し込みください」からご予約ください。

・事前決済
ライヴポケットからご購入ください。

創作ノート
からだをつくっている細胞は5年もたつとほとんどの部分は入れ替わる
原子や音、光、重力も全て振動している
人間がもっている周波数を音に置き換えるとおよそ42オクターブになる

あの時感じた不思議な感覚は、目には見えないが確実に起こっているこれらの現象が関係しているのか、そして普段の生活で普通に感じていることでさえこれらの現象の上になりたっているのか、複雑にみえて実はとても単純なことなのか、いやその逆なのか。
考えてみてもわからないが、また“あの時感じた不思議な感覚”は呼び起こすことは可能なのかもしれない。

私達は「N///K」という名前で主に舞台空間で表現をしてきたが、より限定されない空間や表現へと移行するため「nakice」という名前に変化し、
−その場にあるモノやその場の環境 その場で起こる現象に カラダやモノはどのように反応するのか−
という実験のようなものが今に続いている。それを『ABITA』と名付けた。

『ABITA』は、家にあるモノたちを他の空間に運び、1つの振付けや音が出来ていく過程をそのままパフォーマンスにした公演「ABITA@cafe MURIWUI」から始まった。(2020年|祖師ヶ谷大蔵)

家にあったモノやその場にあるモノたちが混ざり合った空間。その環境や様々な現象からの影響をその場で感じ反応する、という大きなヒントと可能性を得た。
その後、店舗の入っていないコンクリート剥き出しのビルのワンフロアという環境での映像作品「ABITA@沼津」(2021年|静岡)

〈細胞が入れ変わるように その場所にあるモノが 完成もなく変化し続ける〉というキーワードをもとに、8時間×3日間のパフォーマンスをしたインスタレーション「ABITA@JINNAN HOUSE」(2022年4月|渋谷)

高滝湖のほとりにある市原湖畔美術館での企画展『試展-白州模写 「アートキャンプ白州」とは何だったのか』の関連企画として制作現場を公開する”nakice ワークショップ”(2022年11月|千葉)へとつながっていった。

そして現在、『ABITA@京都芸術センター』は、スタジオSANDWICH(2022年8月|京都市伏見区)にて行った事前制作、1ヶ月間の京都芸術センター制作室での創作を通し、パフォーマンス公演という更なる形へと向かっている。

テキスト nakice

プレトーク 捩子ぴじん× nakice×シマダタダシ
nakiceとは異なる方法でモノや素材に対して向き合う捩子ぴじんをゲストに迎え、『ABITA@京都芸術センター』出演者とともにそれぞれが持ち寄った「モノ」に関するキーワードを中心に話を展開し、nakiceが何に取り組んでいるのかを明らかにします。

ラジオ感覚でお楽しみください!
YouTube

キャンペーン【先着順】
12月14日(水)より『ABITA@京都芸術センター』の公演をインスタントカメラ(写ルンです)で撮影できるキャンペーンを開始します。

・開場から上演中、終演後までを主催者が用意したインスタントカメラ(写ルンです)を使用して撮影いただけます。
・撮影に使用したインスタントカメラは終演後、主催者でお預かりしますが、データを後日メールでお送りいたします。撮影データはご自由にご使用ください。
・キャンペーン参加者は当日、受付にてお伝えさせていただき、インスタントカメラをお渡しします。
・撮影された写真はnakiceの今後の活動報告や作品に使用させていただく可能性がございます。ご了承いただける方のみご応募ください。
・nakiceが今後写真を使用する際は撮影者のクレジットを掲載します。

【対象】
京都芸術センターのホームページからご予約いただいた方、各日2名限定(先着順)
※ライヴポケットでの購入、京都芸術センター窓口での購入は対象となりませんのでご注意ください。

【申込方法】
➀こちらのページ上部または下部の「このイベントに申し込む」からお申込みください。
➁備考欄に「インスタントカメラキャンペーン 参加希望」とご記入ください。

半券割引
nakice『ABITA@京都芸術センター』公演チケットの鑑賞済み半券を、当日受付にお持ちいただくと、当日券料金から1000円割引でチケットをご購入いただけます。
※半券割引は、観覧されたご本人以外も利用できます。
※割引は半券1枚につき、1回1名限りです。

nakice

2014年より奥野美和と藤代洋平が主宰するダンスカンパニーN///Kでの活動を経て、2022年より京都に拠点を移し、パフォーマンスアートと美術の文脈の間に成立する作品を目指し新たに設立した団体。身体・人工物・自然物などをメディアとして扱い、身体表現と美術表現を横断する展開を目指す。
https://www.nakice.com

シマダタダシ

神奈川県出身東京都在住。
メソッド演技を学ぶ中で身体表現と出会い、ダンスのキャリアをスタートする。鈴木知久に師事。
日々の生活にまみれた身体性や感情の記憶をベースに自己のスタイルを追求。
都会の片隅に在る一つの現象として捉えた自身の存在とその表現をEdgeofthecityと称し、日々の移ろいを身体を軸に探究している。
パフォーマーとして、nakice「ABITA」、SC∀L∃R「齢instar」に参加し活動中。

藤代洋平

物と音

奥野美和

3歳よりモダンバレエを始める。2009年よりソロ活動を開始。
骨と肉に着目し”自由になる為に解体された身体”コンセプトに国内外にて活動し、自ら映像や美術を手掛け総合的な空間創りを目指す。
横浜ダンスコレクションEX2013にて若手振付家のための在日フランス大使館賞、MASDANZA賞、MASDANZA18(スペイン)にて審査員賞を受賞。
2015年、東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻に入学し、身体表現/パフォーマンスアート/インスタレーションの間に成立するbody installationの文脈を探る。
ダンス作品の創作、演劇作品への参加、ピラティスの資格取得などの経験を経て、近年は〈ダンス〉の分野から〈カラダ〉の本質に着目し、身体から派生するあらゆるモノゴトへの可能性を掘り下げ中。

主催

nakice、京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)

URL

www.nakice.com/abita-kyoto-art-center/  

問合せ先

WEB:www.nakice.com/abita-kyoto-art-center/  
TEL :075-213-1000(京都芸術センター)
MAIL: info@kac.or.jp

料金

一般前売 2500円  当日3000円
学生前売 1500円  当日2000円

※学生料金は要学生証呈示
※未就学児は無料

チケット/申し込み

2022年10月1日(土)発売
ライヴポケット
https://t.livepocket.jp/e/abita_by_nakice

事前予約(当日精算)は、「このイベントに申し込む」からお申し込みください。

助成

文化庁 ARTS for the future! 2 補助対象事業