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KAC Performing Arts Program 2018/ Contemporary Dance 釜ヶ崎芸術大学 新人Hソケリッサ! ワークショップ&ショーイング

ジャンル
ダンス
カテゴリー
トーク/ワークショップ/公演
開催日時
2018年8月17日(金)~2018年8月18日(土)
会場
京都芸術センター フリースペース
料金・その他
無料
事業区分
主催事業
KAC Performing Arts Program 2018/ Contemporary Dance  釜ヶ崎芸術大学 新人Hソケリッサ! ワークショップ&ショーイング

路上生活者の身体に着目する新人Hソケリッサ!のワークショップ&ショーイングを、釜ヶ崎芸術大学と共同開催します!

街は、一見同じように見えて、毎日少しずつ姿を変えていきます。私たちは日々、自分たちのために街を作り変え、また同時に、自分の身体を、その街に適応変化させながら日々を生きています。ほかのどこでもない、この街にこそ見つけられる身体は、今日、どんな踊りを生みだしているのでしょうか。
 今回は、路上生活者の身体に着目し、その動きや身体の記憶から見える景色を展開する新人Hソケリッサ!のワークショップを、釜ヶ崎芸術大学と共同で開催します。ソケリッサとともに踊るとき、どんな風景が見えてくるのでしょうか? ダンス初心者から経験豊富なダンサーまで、どなたでも歓迎です。ぜひご参加ください!
日時
2018年8月17日(金)- 18日(土)
ワークショップ
8月17日(金) 15:00〜17:00 / 18:00〜20:00,
18日(土) 13:00〜15:00
ダンス公演とトーク
8月18日(土)18:00開演 17:45開場
会場
京都芸術センター フリースペース
ワークショップについて
ソケリッサ!の「振付」は、振付家のアオキ裕キが提供する言葉から、メンバーが自分で動きを創造します。アオキはその人を観察し、骨格や特徴をいかに生かすか、またこの人がどんな動きをするのが見たいか、というところから言葉を提供します。
例えば、歯が抜けた口の中が見たいと思えば、「太陽を飲む」などの言葉を渡します。メンバーは、単に口を開けるのでは無く、太陽のエネルギーを感じ強い表情とともに口を開けたりします。またそれぞれが想定する太陽の大きさは、飲み込めない大きさで表す事もあれば、リンゴのような大きさで表す事もあります。そこには、言葉に対する体の反応があり、嗜好や、骨格、無意識にも体の記憶があらわれます。
今回のワークショップは、この振付方法を体験していただきます。相手を観察して、互いに言葉を提供し合い、振付をしてみることから、自身の想像を超えた、思い通りにならない、他人の身体と出会って欲しいと願っています。(アオキ裕キ)

新人 H ソケリッサ!

ダンスグループ 「ソケリッサ!」は造語で「それ行け!という言葉の勢い、前に進む」という意味を表す。演出を行うダンサー・ 振付家アオキ裕キが「生きることに日々向き合う身体」を求め路上生活経験を持つ参加者を集めた活動。
2005 年よりビッグイシュー基金の協力のもとメンバーを募り、第1回公演「新人 H ソケリッサ!」を 2007 年 に行う。十和田市現代美術館、大野一雄フェスティバルなどに出演、身体の記憶を生かした動きから見える景色、路上生活経験の身体による芸術活動の展開は、現代に蔓延する偏った価値観への強い問いかけとともに社会性を含んだ幅広い可能性を持ち大きく注目されている。近年では 2015 年シンガー寺尾紗穂とコラボレーション、日本全国 13 ヶ所でのツアーが実現。また2017年6月より東京近郊路上ダンス開催(全20回予定)、井の頭公園、錦糸町駅前や山谷地区玉姫公園など屋外を中心にパフォーマンスを行なっている。一般の通行人始め、他の路上生活者やなかなか芸術に触れる機会のない方へ向け、投げ銭制で公演を開催。そこで生まれる新たな景色をメンバーと共に共有している。
ブラジルにてリオ五輪プログラムのセレ ブラ「With one voice」、JCDN 主催「踊りに行くぜII」、金沢 21 世紀美術館企画金沢フリンジ2017等参加。 コニカミノルタソーシャルデザインアワード 2016、グランプリ受賞。
http://sokerissa.net/

釜ヶ崎芸術大学

NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)が運営する通称・釜芸。2012年より大阪市西成区釜ヶ崎でスタート。「学び合いたい人がいれば、そこが大学」として、まちを大学に見立て、地域のさまざまな施設を会場に、誰でも一回だけでも参加できる。天文学、哲学、美学など、年間約100講座を開催。また高校や中学校への出張講座も行う。展覧会:ヨコハマトリエンナーレ2014、アーツ前橋「表現の森」(2016)、鳥の演劇祭(2016)、大岡信ことば館「釜芸がやって来た!」(2017)。
www.cocoroom.org

主催

京都芸術センター、NPO法人こえとことばとこころの部屋

共催

協力:認定NPO法人ビッグイシュー基金

URL

http://dev.kac-old.bankto.co.jp/
http://cocoroom.org/

問合せ先

京都芸術センター
TEL: 075-213-1000
E-mail: info@kac.or.jp

釜ヶ崎芸術大学
TEL: 06-6636-1612
E-mail: info@cocoroom.org

料金

ワークショップ:参加無料 ・要事前申込(各回定員20名)
ダンス公演とトーク:観覧無料・要事前申込 ※当日受付可

WEB予約

ワークショップ参加の方は、参加日程と、ショーイング参加の可否を記入してください。
※ワークショップは通しでの参加を歓迎しますが、各回のみの参加も可能です。

チケット/申し込み

webフォーム、TEL(075-213-1000, 10:00-22:00)にて受付