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KAC Performing Arts Program 2017 / Traditional Performance 継ぐこと・伝えること60「沓占式-下駄占い-」

ジャンル
その他/伝統
カテゴリー
トーク/公演
開催日時
2018年3月4日(日)
会場
京都芸術センター 講堂
料金・その他
有料
事業区分
主催事業
KAC Performing Arts Program 2017 / Traditional Performance 継ぐこと・伝えること60「沓占式-下駄占い-」

伝統から創作へ

「継ぐこと・伝えること」では、伝統芸能の「現在」に着目し、実演や解説などを交えて伝統芸能をわかりやすく紹介し、芸能の継承の意義について観客と出演者がともに考える機会を創出してきました。

今回は、伝統がどのように生まれてきたのかついて、実演とトークを通して、その過程を検証します。芸能は島根に伝わる下駄占い「沓占式(とうせんしき)」を取り上げます。

沓占式とは、沓(下駄)と敷板(盤)を用いて様々な事象の吉凶を占う芸能です。
当日は、沓占式第十七代家元の齋藤登による実演と、茂山童司(大蔵流狂言師)を聞き手に芸能を継承することについてのディスカッションを行います。

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(公演後追記)
公演では、第一部で沓占式を披露し、休憩の後の第二部で、①沓占式が茂山童司を中心とした「沓占式プロジェクト」メンバーによる創作であること、②「文化継承プログラム」として沓占式を12名が実際に継承する実践を行ったことを説明しました。

沓占式プロジェクトは、伝統の創作・継承・評価を通し、伝統芸能の「伝統」とは何かを考えるプロジェクトです。公演の反響や課題の考察・共有と、プロジェクト全体を振り返るミーティングを公開で行います。公演にお越しいただいた方はもちろん、どなたでも傍聴いただけます。日程や詳細は後日公開いたします。

日時
2018年3月4日 (日)
14:00開演 13:30開場 13:00受付開始
会場
京都芸術センター 講堂
公演スケジュール
第一部
実演:齋藤登(沓占式第十七代家元)による実演
トーク:齋藤登×茂山童司(大蔵流狂言師)

第二部
ディスカッション「芸能を継承すること」
司会:小林昌廣(情報科学芸術大学院大学教授)
登壇:井上治(京都造形芸術大学准教授)
   村川拓也(演出家)
   茂山童司
※登壇者に、齋藤登、長澤慶太(京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター研究補助職員)の両氏が加わりました。
   

これまでの「継ぐこと・伝えること」
事業紹介ページはこちら

齋藤登(沓占式第十七代家元)

島根県出身。父の指導を受け、平成八年(1996)に家元を継承、現在は石見祇園社などで沓占式を執り行う。また沓占文化保存のため、宗家に伝わる伝書の研究や什器類の整理のほか、日本各地に残る沓占文化を調査している。沓占保存会会長。

茂山童司(大蔵流狂言師)

父茂山あきら、祖父二世茂山千之丞に師事。これまでに『千歳』、『三番三』、『釣狐』等の狂言の大曲を披く。作・演出を手がけるシリーズプロジェクト、「新作”純”狂言集マリコウジ」、コント公演「ヒャクマンベン」を主宰。狂言以外にも現代劇、NHK語学番組へのレギュラー出演、オペラの脚本・演出を手掛けるなど狂言師としての枠を超えて精力的に活動中。

主催

京都芸術センター

問合せ先

京都芸術センター
TEL:075‐213-1000
FAX:075‐213-1004
MAIL:info@kac.or.jp

料金

前売 1,800円
当日 2,000円
高校生以下 500円(前売・当日共)

チケット/申し込み

京都芸術センター
窓口:10:00-20:00
※12月26日(火)-1月4日(木)は休館
TEL:075-213-1000(10:00-22:00)

助成

平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業