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《明倫ワークショップ》2024年4月

制作支援事業(制作室)/明倫ワークショップ

ジャンル
ダンス/音楽
カテゴリー
レクチャー/ワークショップ
開催日時
2024年4月5日(金)~2024年4月12日(金) ※隔日開催
会場
京都芸術センター
料金・その他
無料
事業区分
主催事業
《明倫ワークショップ》2024年4月

制作室に遊びに行こう!

明倫ワークショップは、誰もがアートに触れられる場として、また、様々な分野のアーティストの活動を知る場として実施しています。
講師は、京都芸術センターの制作室で創作活動を行い、京都だけでなく国内外で活躍するアーティストたちです。内容は、実技体験、レクチャー、公開稽古など様々。ぜひご参加ください!


①サファリ・P「サファリ・P第10回公演『悪童日記』稽古見学」

①サファリ・P
Photo by Toshihiro Shimizu

サファリ・Pの創作プロセスの一端に触れてみませんか?

4月12日からTHEATRE E9 KYOTOで公演を行う、サファリ・P第10回公演『悪童日記』の稽古の様子を一般公開します。本番の上演を見るだけでは分かりづらい作品のねらいや演出のこだわり、それを実現するために俳優と協働する創作プロセスに触れていただきます。

本作は、母と離れ祖母のもとに疎開した幼い双子が、戦争によって炙り出された人々の浅ましい言動から己の心身を守るために、自らを鍛え上げる物語です。小説は双子の書いた日記という形で進行します。サファリ・Pは、この日記に書かれた”物語”を舞台化するのではなく、双子によって、感情を排除され事実のみを簡潔に記された日記の文体そのものを舞台化することで、日記には決して記されなかった双子の感情を舞台上に再現します。

原作:アゴタ・クリストフ『悪童日記』(ハヤカワ文庫)
翻訳:堀茂樹
脚本・演出:山口茜
出演:芦谷康介、佐々木ヤス子、達矢(以上 サファリ・P)、大熊隆太郎(劇団壱劇屋)、藤井颯太郎(幻灯劇場)
スウィング:谷美幸(劇団壱劇屋)

サファリ・P第10回公演『悪童日記』Webサイト

日 時:4月5日(金) 13:00 – 18:00
会 場:制作室10
料 金:無料
定 員:なし

※稽古場内が満席の場合には入室をお待ちいただく場合がございます。

参加条件:13:00~18:00の間、途中入退場自由
注意事項:なし


②Monochrome Circus「ふれることから」

②Monochrome Circus(講師:森裕子)

「触れること」から始まる新しい知覚の扉を開く。

生きてこの身体ある限り、「触れること」は常に人間の感覚と思考に大きな影響を及ぼす知覚のひとつです。普段は視覚や聴覚の影に隠れがちなこの知覚に焦点を当てることで普段は意識化されていない感覚を様々に体験してもらい、ダンスやひいてはパフォーミング・アーツへの関心を高めていくことをねらいとします。

日 時:4月6日(土) 13:00 – 15:00
会 場:講堂
料 金:無料
定 員:20名

参加条件:なし。どなたでもお越しください。
注意事項:動きやすい服装で、ご参加ください。


③広田ゆうみ+二口大学「からだで本をよむ19」

③広田ゆうみ+二口大学

物語の世界へ、遊びにいってみませんか。

物語の世界へ、遊びにいってみませんか。宮澤賢治の童話を題材に、かるく声と身体をほぐして、声に出して読んだり、身体を動かしたりします。最後には皆で小さな朗読劇をつくります。

日 時:4月12日(金) 19:00 – 21:30
会 場:講堂
料 金:無料
定 員:12名

参加条件:特になし
注意事項:動きやすい服装でお越しください。水分補給ができるようご用意ください。

基本情報

日時

2024年4月5日(金) 2024年4月6日(土) 2024年4月12日(金)

料金 無料
申込方法 Webフォームにて受付。
※「このイベントに申し込む」をクリック、もしくは下記URLからお申し込みください(googleフォームが開きます)。
https://forms.gle/54W6VAiwf4NAad3k9
会場 京都芸術センター

プロフィール

①サファリ・P 講師:山口茜

山口 茜(やまぐちあかね)
劇作家、演出家。合同会社stamp代表社員。2003年、第10回OMS戯曲賞大賞を受賞。2007年、若手演出家コンクール2006最優秀賞を受賞。2007年から2009年までの2年間、文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてヘルシンキ(フィンランド)に滞在。帰国後、活動を再開する。2012年文化庁芸術祭新人賞を受賞。2013年、龍谷奨励賞を受賞。2015年、利賀演劇人コンクール優秀演出家賞一席受賞。アトリエ劇研アソシエイトアーティスト(2015年度〜2017年度)、セゾン文化財団シニアフェロー(2016年度〜2018年度)、龍谷大学非常勤講師(2010年〜)、高槻シニア劇団恍惚一座講師(2012年〜)。

サファリ・P
2015年7月、利賀演劇人コンクール2015にて『財産没収』(作:テネシー・ウィリアムズ)を上演。優秀演出家賞一席を受賞。メンバーは芦谷康介、達矢、佐々木ヤス子、池辺茜、森永恭代、山口茜の6名(2024年3月現在)。パフォーマー(俳優・ダンサー)・技術スタッフ(照明・音響)・演出部からなる劇団。これまでは、主に既成戯曲・小説から作品を立ち上げてきた。物語に底流する作者の生い立ち、時代背景などを重視してテキストを紐解き、その中から選び抜いた最小限のテキストを抽出。パフォーマーに俳優とダンサーが混在していることを活かし、身体と最小限の舞台美術、最小限のテキストのみを使用し、文字だけで立ち上がっていた原作世界の、意外な、しかし間違いなくそこにある要素を立ち上げることを得意とする。

②Monochrome Circus講師:森裕子

ダンサー・振付家。1996年よりMonochrome Circusのメンバーとしてカンパニーの主要な作品に出演。2023年には、役者としてサファリPの『透き間』名古屋、大阪公演に出演。小柄で中性的な身体が魅力。指導者としても、コンタクト・インプロヴィゼーションや「身体への気づき」のワークショップを多数行う。踊ることの根源的な「楽しさ」を伝えたいと願っている。

③広田ゆうみ+二口大学

京都を拠点に長年活動してきた広田ゆうみと二口大学が、日本に於ける不条理演劇の第一人者である別役実の戯曲を上演する企画。ほか文藝作品リーディング等の活動も行う。2010年より活動開始、2017年からは国内各地でツアーも行っている。

クレジット

主催:京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)

問合せ先

京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
Tel:075-213-1000(10:00-20:00)
Mail:studio@kac.or.jp(制作室担当