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向井山朋子 WE ARE THE HOUSE パフォーマンス(3月公演)
- ジャンル
- 新ジャンル・実験/複合/音楽
- カテゴリー
- 公演/音楽
- 開催日時
- 2026年3月21日(土)~2026年3月22日(日) ※各日開催
- 会場
- 京都芸術センター 講堂
- 料金・その他
- 有料
※要予約
- 事業区分
- 主催事業
「私の身体は、私のもの」。この疑いのない言葉、あまりに自然な感覚は、法や社会制度のなかではしばしば揺らいでいる。2025 年6月に京都でオランダのアーティスト、活動家たちと繰り広げた10日間の《WE ARE THE HOUSE》サロンでは、「中絶」「METOO」「クィア」「台所」「家父長制」「家族」など様々なキーワードとともに、身体の自己決定権について考える時間を持ちました。そこで交わされた会話、学び、気付きが2026 年春、ピアノ、声、ビデオ、レクチャーパフォーマンス、そしてインスタレーションを用いた舞台作品となります。
向井山朋子
会場:京都芸術センター 講堂(南館 2 階)
日時:① 3月21日(土) 18:00~
②3月22日(日) 14:00~★
上演時間60分程度
料金:一般 =4,000 円、U30=3,500 円、U18=2,000 円、当日=4,500 円
(チケット販売開始:2025年12月18日 11:00~)
チケット購入はこちらから(teket)☛https://teket.jp/15894/61890
京都芸術センターの窓口も販売しております。
★託児あり。無料で実施します。要事前申込。詳細は本ページの一番したのアクセシビリティをご覧ください。
※前売券は公演前日3月20日までお申し込みを受け付けておりますが、先着順での販売となり、予定枚数に達し次第、販売を終了いたします。
※前売券に残数がある場合に限り、当日券を会場にてご用意いたします。
※未就学児(6歳以下)の入場はご遠慮ください。
※本公演は、場内を自由に歩きながらご鑑賞いただく形式のため、原則として椅子席のご用意はございません。ただし、ご高齢の方や足の不自由な方には、必要に応じてお席をご案内いたします。
《WE ARE THE HOUSE:パフォーマンス》は、2025 年春に京都とアムステルダムで行われた
《WE ARE THE HOUSE:サロン》をもとに、構成・制作される向井山朋子の新作です。出演
は向井山に加え、気鋭の俳優・演出家として注目を集めるユスト・ファン・ボメルが中絶活動家レベッカ・ゴンパーツ役を務め、レクチャー部分は山田由梨(「贅沢貧乏」主宰)を中心に執筆が進められています。本作は、京都での世界初演後、さらにワールドツアーへと発展する予定です。
チケット購入はこちらから(teket)☛ https://teket.jp/15894/61890
【観劇時の注意/トリガーアラート】
本公演ではセックス、避妊、中絶などについての言及があります。
上記内容について、気掛かりな点やご不安に感じる点がございましたら、京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会 Tel: 075-213-1000(10:00-18:00)|Mail: Info@kac.or.jp )までお問い合わせください。
*トリガーアラート(またはトリガーウォーニング):作品内の演出や描写などでトラウマを想起させたり、気分を害したりする可能性のある表現が含まれる場合に、事前に示される注意や警告のことです。










基本情報
| 日時 |
2026年3月21日(土) 2026年3月22日(日) ① 3月21日(土) 18:00~② 3月22日(日) 14:00~ |
|---|---|
| 対象 | ※未就学児(6歳以下)の入場はご遠慮ください。 ※本公演は、場内を自由に歩きながらご鑑賞いただく形式のため、原則として椅子席のご用意はございません。ただし、ご高齢の方や足の不自由な方には、必要に応じてお席をご案内いたします。 |
| 料金 | 一般 =4,000 円、U30=3,500 円、U18=2,000 円、当日=4,500 円 |
| 申込方法 | ・本ページより申込(teketが開きます) ・京都芸術センターの窓口販売 |
| 関連リンク | |
| 会場 | 京都芸術センター 講堂 |
プロフィール

向井山朋子アーティスト、WE ARE THE HOUSE ディレクター
オランダ、アムステルダム在住のアーティスト。1991年、国際ガウデアムス演奏家コンクールに日本人ピアニストとして初めて優勝、村松賞受賞。以降、女性性を核に、家族、身体の主権、境界、記憶、儀式、自然時といったテーマを横断し、従来の形式にとらわれない舞台芸術やインスタレーション、映像作品を発表している。ニューヨーク・リンカーンセンター、パリ・オペラ座をはじめとする国際的な劇場から、美術館、個人宅、寺院、さらには瀬戸内海の島の魚市場にいたるまで、あらゆる場をプラットフォームとして活動を展開。2026 年開催のアーツ前橋での初の大規模個展《Act of Fire》では、火と血を媒介に記憶や儀式、性や制度といった普遍的な問いを照射する。近年のプロジェクト《WE ARE THE HOUSE》は、ビデオ、レクチャーパフォーマンスなど言葉を取り入れた公演作品として、日本、ヨーロッパツアーが予定されている。2007年にオランダで向井山朋子ファンデーションを設立、2015 年には日本で一般社団法人◯+(マルタス)を設立し、プロデュースの分野でも活動を広げている。

ユスト・ファン・ボメル Just van Bommel(they/she/he)パフォーマー、演出家、俳優
オランダ出身のパフォーマー、演出家、俳優。現代社会が抱える切実な問いに向き合い、ジェンダーや「男らしさ」とその脆さを中心に、領域横断的な表現を展開し、自分自身の体験をもとに、普遍的な視野を獲得する創作を続けている。2025 年には『DEAR FRAIL MALE(か弱い男性へ)』を発表、BNG Bank Theatre Prize にノミネートされた。また『TRANS-』ではジェンダーに依存しない自己定義を、EDMのDJセットで表現。今シーズンは 俳優・共同脚本家として参加した『Pride & Prejudice』がオランダ国内をツアー中。2026 年には、俳優・作家 Lotte Laurens とともに、レイプカルチャーを題材にした新作を発表する予定である。

山田由梨作家・演出家・俳優
1992年東京生まれ。立教大学在学中に「贅沢貧乏」を旗揚げ、全作品の作・演出を務める。舞台と客席、現実と異世界、正常と狂気の境界線をシームレスに行き来しながら、現代の日本社会が抱える問題を奔放な想像力と多彩な手法でポップに浮かび上がらせる作風を特徴とする。『フィクション・シティー』(2017年)、『ミクスチュア』(2019年)で岸田國士戯曲賞にノミネート。『みんなよるがこわい』(2015年初演)の中国版が中国全土を巡回、『わかろうとはおもっているけど』(2019年初演)が2022年フェスティバル・ドートンヌ公式プログラムとしてパリで上演されるなど国内外で活動の幅を広げている。
ドラマ脚本・監督、小説・コラム執筆も手がける。2025年秋、初の書き下ろしエッセイ本『ぜんぜんダメでパーフェクトなわたしたち』出版。

ヤニス・キリアキデス Yannis Kyriakides作曲家・サウンドアーティスト
1969年キプロス・リマソール生まれ、1975年に英国へ移住し、1992年よりオランダを拠点に活動している。ヨーク大学で音楽学を学び、ルイ・アンドリーセン、ディック・ライマイカーズに作曲を師事。ライデン大学にてマルチメディア作曲論《Imagined Voices》で博士号を取得した。音楽・言葉・イメージの関係性を中心に、テキストの音響化、声の合成、映像との統合など、メディア横断的な実践を行っている。近年は、演奏者や観客がリアルタイムで関与する生成的・インタラクティブな楽譜にも取り組んでいる。これまでに約200作品を発表し、室内楽、オーケストラ、音楽劇、エレクトロアコースティック作品、オーディオビジュアル・インスタレーションまで幅広い分野に及ぶ。作品は世界各地の主要音楽祭で上演され、ハダースフィールド現代音楽祭、November Music、Gaida Festivalでは特集作曲家を務め、ヴェネツィア音楽・美術ビエンナーレでも発表している。主な受賞に、ガウデアムス賞、Qwartz賞、トーンゼッターズ賞、ウィレム・パイパー賞、アルス・エレクトロニカ名誉賞、国際作曲家ロストラム第1位、ヨハン・ワーヘナール作品賞(2020年)がある。現代音楽レーベル「Unsounds」共同設立者。ハーグ王立音楽院教授。

遠藤豊アートディレクター / プロデューサー / テクニカルディレクター
1977年新潟生まれ。舞台芸術を中心に、音楽や映像、デザイン、コンピューターテクノロジーとの関わりを独自に作り出す。2002年以降はアートディレクター、プロデューサー、テクニカルコーディネーターとしてさまざまな分野の企画に携わる。2005年トランスボーダーな表現と創造的なディレクションを行うための意思として、有限会社ルフトツークを設立。曖昧なメディアの媒介としての役割を確立しようと活動を広める。プロデュースやテクニカルスタッフとアーティストの、また技術とアイデアの架け橋として、社会的役割を果たすためのプロダクションを成立させることに務める。近年は国内外で積極的に活動を行う。2012年ルフトツーク・ヨーロッパをアムステルダムに設立。積極的な人と感覚の交流を目指し、拠点の境目ない感覚の遍在化を目指す。
テクニカルディレクターとして、ミラノサローネ(Canon2010-2012、Panasonic2013-2014、CITIZEN2014, 2016)、CITIZEN Baselworld(2013-2015)、デザインあ展「モノ・オトと映像の部屋」(2013東京)、「北斎」展(2014パリ)、「建築家フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”」(2015東京)他、映像、音響、照明演出などに携わる。
クレジット
コンセプト・ディレクション・パフォーマンス・音楽・テキスト・ビデオ:向井山朋子
パフォーマー・テキスト:ユスト・ファン・ボメル(Just van Bommel)
作曲:ヤニス・キリアキデス(Yannis Kyriakides)
レクチャーパフォーマンス脚本:山田由梨
照明:アンバー・ファンデンフック(Amber Vandenhoeck)
舞台監督:遠藤 豊
プロダクション:山本麻友美、黄 宇曦、寺岡樹音(京都芸術センター)
映像監修:レニエ・ファン・ブルムレン(Reinier van Brummelen)
グラフィックデザイン:林 琢真
ロゴデザイン:シンプソン・チェ(Simpson Tse)
企画・製作:向井山朋子ファンデーション
共同製作:京都芸術センター
後援:駐日オランダ王国大使館、DutchCulture、CAN(カルチャーオールニッポン)、一般社団法人マルタス
助成:駐日オランダ王国大使館、DutchCulture、
オランダ舞台芸術財団(Fonds Podiumkunsten)、
アムステルダム芸術基金(Amsterdams Fonds voor de Kunst)、
文化庁文化芸術振興費補助金(地域の中核劇場・音楽堂等活性化事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会、
日本万国博覧会記念基金事業
アクセシビリティ
京都芸術センターは以下の対応をさせていただきます。
〇英語上演 / 日本語字幕あり。
〇未就学児の入場不可。小学生のお客様は保護者同伴でご入場ください。
〇託児サービスをご利用の方へ
本公演は、3月22日(日)14時からの公演について、託児サービスを無料で実施します(要事前申込、3月15日まで受付)。
ご希望の方は、京都芸術センター(info@kac.or.jp / 075-213-1000)までご連絡ください。
〇小さなお子様をお連れのお客様へ
オムツ替え専用のベッドは、南館1階および南館2階の車椅子用トイレにございます。
〇車椅子をご使用の方へ
・車いすを、事務所にて無料で貸し出しております。ご入用の方はお声掛けください。
・多目的トイレは南館1階、南館2階にございます。
〇視覚障がいをお持ちの方へ
・入口に点字案内板、及びインターフォンを設置しております。
・盲導犬、介助犬、聴導犬を伴ってのご来場の方は、事前に事務所(TEL 075-213-1000)までご相談ください。
◯聴覚障がいをお持ちの方へ
・筆談での対応が可能です。
その他、ご来館にあたりお手伝いが必要な方は、事前に事務所(TEL:075-213-1000)までご相談ください。
問合せ先
京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
Tel: 075-213-1000(10:00-18:00)|Fax: 075-213-1004|
Mail: Info@kac.or.jp