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西田悠哉/劇団不労社『タイムズ』

KAC Performing Arts Program / Contemporary Theater

ジャンル
演劇
カテゴリー
公演
開催日時
2025年8月22日(金)~2025年8月25日(月)
会場
京都芸術センター フリースペース
料金・その他
有料
※チケット販売(事前決済)
事業区分
主催事業
西田悠哉/劇団不労社『タイムズ』
広報デザイン:岡本昌也 広報イラスト:永淵大河(劇団不労社)
西田悠哉/劇団不労社『タイムズ』
広報デザイン:岡本昌也 広報イラスト:永淵大河(劇団不労社)
西田悠哉/劇団不労社『タイムズ』
広報デザイン:岡本昌也 広報イラスト:永淵大河(劇団不労社)
西田悠哉/劇団不労社『タイムズ』
広報デザイン:岡本昌也 広報イラスト:永淵大河(劇団不労社)
西田悠哉/劇団不労社『タイムズ』

KAC Performing Arts Program 2025
劇団不労社が、公募キャストとともに林慎一郎の第20回OMS戯曲賞受賞作に挑む!

京都芸術センターは、2025年に25周年を迎えました。この記念すべき年を彩る主催公演として、今、関西でもっとも勢いに乗る若手劇団、劇団不労社の西田悠哉を演出に迎え、林慎一郎の第20回OMS戯曲賞特別賞受賞作『タイムズ』を、劇団不労社の劇団員、オーディションで選抜された出演者とともに、新演出で上演します。

関西・日本各地から集まったキャストのほか、音楽には京都を拠点にサンプリング・コラージュを駆使した疾走感あるサウンドで注目を集めるin the blue shirtを迎えます。

かつてなくグルーヴィーで、混沌と奇想と笑いに満ちた本公演に、ぜひご期待ください。

公演情報

KAC Performing Arts Program 2025
西田悠哉/劇団不労社『タイムズ』
2025年8月22日(金)~25日(月)
各日13:00/19:00開演

戯曲:林慎一郎(極東退屈道場)
演出:西田悠哉(劇団不労社)
出演:荷車ケンシロウ、むらたちあき(以上、劇団不労社)、田川徳子、知念史麻 (青年団)、永井秀樹(青年団)、夏目れみ、日和下駄(円盤に乗る派)、増田知就 (ブルーエゴナク)、松永檀、吉田真知子(喜劇結社バキュン!ズ)

音楽:in the blue shirt

主催:京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)

お問い合わせ:075-213-1000(10:00~18:00)/info@kac.or.jp

広報デザイン:岡本昌也|宣伝美術:永淵大河(劇団不労社)

戯曲『タイムズ』について

林 慎一郎(極東退屈道場)作。2013年初演。第20回OMS戯曲賞特別賞受賞。
コインパーキング(=タイムズ)という都市にある宙づりの場所と動かない時間をモチーフに、この世界に在る風景を、様々な物語の断片と共に描く本作は、作者の脳内にあるエキスを自動書記が如くスピード感ある台詞と予期せぬ場面展開で抽出した異色作。自動車ショーの司会者や女性棋士、小林旭やプロ野球・横浜大洋ホエールズのポンセにスーパーカートリオらの登場人物達の奇想天外な行動が、ゲームセンターやコインパーキングなどの場所という記号に絡み合う。(安藤善隆 『言葉の劇場』OMS戯曲賞20年記念誌より )

DIRECTOR’S COMMENT

『タイムズ』との出会いはちょうど約10年前⇆2015年4月。
伊丹⇆AI・HALLで佐藤信さんが演出されている公演を見ました。
大学3回生になりたてのタイミング⇆劇団不労社の旗揚げ公演を行った直後のことでした。

太陽⇆大洋、原子⇆電子、bit⇆bitch、ワールド・ワイド・ウェブ⇆ワイルド・ワイルド・ウェスト、そしてコインパーキング⇆「時」の世界へ……といった具合に、ダジャレ⇆言葉遊びを軸に、目まぐるしくイメージがザッピングされ、聖⇆俗、メタ⇆ベタを往来する、あまりに自由⇆荒唐無稽な劇世界に、衝撃⇆興奮を覚えました。
ミクロ⇆マクロの世界を往来しながら、プランク時代⇆現代までの時間を超圧縮し、「進歩」⇆「成長」を求める人類への皮肉⇆讃美に満ちた、デタラメ⇆誠実な戯曲と受け取りました。

あれから10年⇆2025年。
当然、劇団を旗揚げしてからも10年が経ったこととなります。
この間にも、テクノロジーは加速度的に「発展」⇆「暴走」を続けています。
2000年開設⇆25周年を迎える京都芸術センターにて、「これまで」⇆「これから」が交錯し、「複数の時間」⇆「タイムズ」渦巻く上演にしたいと思います。

基本情報

日時

2025年8月22日(金)~2025年8月25日(月)

各日13:00/19:00開演予定。
全8回公演。
※各回開演の45分前に受付開始、30分前に開場

★託児サービスあり(8月24日(日)・25日(月)のみ、無料、要予約)。
料金 一般前売: 3800円
一般早割(7月25日までの受付): 3000円 ※受付終了
前売U25:(25歳以下、各回25席限定): 2500円
前売高校生以下: 1500円
前売遠方割: 3400円
※遠方割は京都府および隣接する府県(大阪・滋賀・奈良・兵庫)以外からのご来場の方が対象

当日券:4500円

※全席自由

下記の日程に限り、託児サービスを実施します。
開催日時:8月24日(日) 13:00 / 19:00 25日(月)13:00 / 19:00
申込締切:8月15日(金)

申込方法:表題を「『タイムズ』託児申し込み」として、TEL(075-213-1000[受付時間:10:00~18:00])もしくはE-mail(info@kac.or.jp)まで、ご氏名(保護者様、お子様)・年齢・申込希望回を明記の上、ご連絡ください。担当者より折り返しご連絡いたします。
託児人数:定員になり次第、受付を終了させていただきます。予めご了承ください。
対象年齢:就学前まで
料  金:無料
※キャンセルの場合は必ずご連絡をお願いします。
※小学生以上のご利用や申込締切日以降のご希望は「京都芸術センター 075-213-1000(受付時間:10:00~18:00)」までご相談ください。
申込方法 【オンライン】
「このイベントに申し込む」ボタン、もしくはLivepocket(https://t.livepocket.jp/e/kacpap2025times)から、お申込みください。
※早割期間のチケット購入はオンラインのみ。

【京都芸術センターチケット窓口】
販売時間:10:00~18:00
会場 京都芸術センター フリースペース

プロフィール

林慎一郎 SHINICHIRO HAYASHI戯曲

北海道出身。京都大学総合人間学部卒業。大学在学中に演劇活動を開始。2004年伊丹想流私塾にて北村想に師事。2007年に「極東退屈道場」を立ち上げる。「都市」を題材に、膨大なモノローグと映像やダンスを用いた「報告劇」を立ち上げており、都市に対するその独特な切り口と、都市生活者たちの人物造形が特徴。劇作家として、他の演出家との作業も積極的に行なっている。近年は劇場空間を出て、俳優のナビゲーションで街を歩くツアーパフォーマンスなど様々な形の表現を探っている。『サブウェイ』で第18回OMS戯曲賞大賞、『タイムズ』で第20回OMS戯曲賞特別賞、『PORTAL』(演出:松本雄吉)で、第61回岸田國士戯曲賞候補。

西田悠哉 YUYA NISHIDA

西田悠哉 YUYA NISHIDA演出

1993年東京都生まれ富山県育ち。劇作家・演出家。アートコミュニティスペースKAIKA芸術監督。京都大学大学院在学。創作と並行して、イギリスの劇作家ハロルド・ピンターの劇作術についての研究を行う。
2021年より、無隣館4期を経て劇団青年団所属。2024年に発起人として“関西舞台芸術シーンの再興/再考”を軸とした運動体「西陽〈ニシビ〉」を始動、プロジェクトメンバーとして活動。主な受賞歴として、「関西演劇祭2021」ベスト演出賞、「若手演出家コンクール2022」優秀賞のほか、「演劇人コンクール2024」にて『マッチ売りの少女』(作:別役実)の上演の成果により、最優秀演出家賞および観客賞を受賞。セゾン文化財団2025年度セゾン・フェロー。

劇団不労社

劇団不労社

2015年に代表の⻄⽥悠哉が⼤阪⼤学を⺟体に旗揚げ。 2022年よりKAIKAアソシエイトカンパニーとして、京都を拠点に活動。 ハイカルチャーとローカルチャー、恐怖と笑いをハイブリッドに掛け合わせながら、現代社会に潜む歪な人間模様を、滑稽かつグロテスクに描く作劇を特徴とする。 近年は集団農場やブラック企業などのムラ社会的な閉鎖コミュニティを舞台とした「集団暴力シリーズ」に取り組むほか、実験的枠組として「FLOW series」を展開。 主な受賞歴として、「第2回 関西えんげき大賞」優秀作品賞・観客投票ベストワン賞、「第1回 日本みどりのゆび舞台芸術賞」HOPE賞、「第15回せんがわ劇場演劇コンクール」オーディエンス賞など。

クレジット

戯曲:林慎一郎(極東退屈道場)
演出:西田悠哉(劇団不労社)
出演:荷車ケンシロウ、むらたちあき(以上、劇団不労社)、田川徳子、知念史麻 (青年団)、永井秀樹(青年団)、夏目れみ、日和下駄(円盤に乗る派)、増田知就 (ブルーエゴナク)、松永檀、吉田真知子(喜劇結社バキュン!ズ)

音楽:in the blue shirt

スタッフ
振付:櫻井拓斗|演出助手:乱痴パック、久野泰輝(REFUGIA)|舞台監督:十河陽平|照明:木内ひとみ|音響:甲田徹、林実菜|舞台美術:竹腰かなこ|映像:嶋田好孝|衣裳コーディネーター:南野詩恵(お寿司)|広報デザイン:岡本昌也|宣伝美術:永淵大河(劇団不労社)|記録写真:脇田友(スピカ)|記録映像:竹崎博人|英語字幕翻訳:エグリントンみか、アンドリュー・エグリントン|制作:谷竜一、雪岡純、寺岡樹音(京都芸術センター)|制作協力:吉岡ちひろ

主催:京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
助成:公益財団法人セゾン文化財団
文化庁文化芸術振興費補助金(地域の中核劇場・音楽堂等活性化事業)│独立行政法人日本芸術文化振興会

アクセシビリティ

〇日本語上演 / 英語字幕あり。

〇未就学児の入場可。ただし、小学生以下のお客様は保護者同伴でご入場ください。

〇戯曲の一部に不適切な言葉遣いを含みます。また、演出に大きな音や強い光を含みます。
具体的な内容を確認したい場合は、京都芸術センターまでお気軽にお問い合わせください。

〇上演戯曲は、劇作家のウェブサイトから事前に購入し、お読みいただくことができます。
【上演台本】タイムズ 

〇託児サービスをご利用の方へ
本公演は、8月24日(土)・25日(日)公演について、託児サービスを無料で実施します(要事前申込、8月15日まで受付)。
ご希望の方は、京都芸術センター(info@kac.or.jp / 075-213-1000[10:00~18:00])までご連絡ください。

〇小さなお子様をお連れのお客様へ
オムツ替え専用のベッドは、南館1階および南館2階の車椅子用トイレにございます。

〇車椅子をご使用の方へ
・車いすでの入場が可能です。観覧しやすいスペースへご案内いたします。
・車いすを、事務所にて無料で貸し出しております。ご入用の方はお声掛けください。
・多目的トイレは南館1階、南館2階にございます。

〇視覚障がいをお持ちの方へ
・入口に点字案内板、及びインターフォンを設置しております。
・盲導犬、介助犬、聴導犬を伴ってのご来場の方は、事前に事務所(TEL 075-213-1000)までご相談ください。

〇聴覚障がいをお持ちの方へ
・筆談での対応が可能です。

その他、入館やご観覧に際してお手伝いが必要な方や、ご質問がある方は、事前にご連絡ください。
事務所(TEL:075-213-1000)までご相談ください。

問合せ先

京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
E-mail: info@kac.or.jp
TEL: 075-213-1000(10:00-18:00)
FAX: 075-213-1004