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<ダヤ・トミコ ダンスフィールド>Vol.1「表現の魅力~インド舞踊と邦楽・琵琶~」

ジャンル
ダンス/伝統/音楽
カテゴリー
ワークショップ/公演
開催日時
2015年9月6日(日)
会場
京都芸術センター フリースペース
料金・その他
有料
事業区分
共催事業
<ダヤ・トミコ ダンスフィールド>Vol.1「表現の魅力~インド舞踊と邦楽・琵琶~」
<ダヤ・トミコ ダンスフィールド>Vol.1「表現の魅力~インド舞踊と邦楽・琵琶~」

鮮やかに、したたかに!
9種類の感情表現(ナヴァ・ラサ)をベースに持つ、南インド古典舞踊 9種類の感情表現(ナヴァ・ラサ)をベースに持つ、南インド古典舞踊バラタナーティヤムの多彩な表現力と筑前琵琶の繊細な旋律が出合う瞬間…

南インド古典舞踊「バラタナーティヤム」の特徴は、ナヴァ(9つの)・ラサ(感情表現)を駆使した多彩で豊かな表現力と、厳格でダイナミックなフォームから繰り出されるステップ、ターラ(リズム周期)の複雑さです。通常インドで古典曲を上演する場合は「カルナテック(南インド古典音楽)」の手法で、ボーカル(歌唱)、ムリダンガム(南インド両面太鼓)、フルート(横笛)、ヴァイオリン(弦楽器)、更にヴィーナ(一説に琵琶の原型と言われる弦楽器)などで音楽を奏で、踊り手の動きと演奏を束ねる指揮者の働きを担うナトゥワンガム(小さな鉦・シンバル)が揃い、踊りの舞台が華やかに繰り広げられます。
今回は邦楽の中から、筑前琵琶の奏者・片山旭星と一つの舞台を作り上げます。 バラタナーティヤムの重要な要素である『感情表現』で、琵琶の持つ魂を揺さぶる旋律に身を委ねます。 又、インド舞踊の多彩な感情表現の基礎とは両輪となる「アダヴ(基礎ステップ)」などを、実演を交えながら紹介・解説します。 インドの舞と邦楽の美意識の『出合う瞬間、瞬間』を、丹念に紡いでみたいと思います。
2015.盛夏 -ダヤ・トミコ-
日時
2015年9月6日 (日)
開場15:30 開演16:00
会場
京都芸術センター フリースペース
出演
ダヤ・トミコ(インド舞踊家)
片山旭星(筑前琵琶)
プログラム
1) 古典
バラタナーティヤム『ナティヤーンジャリ』他
筑前琵琶『安達ヶ原』

―休 憩―

2) ミニワークショップ
「表現の魅力・解説と実演」

3) コラボレーション
『鮮やかに、したたかに…』

ダヤ・トミコ (インド舞踊家)

’77年に「バラタナーティヤム」インド古典舞踊を始める。’89年渡印。以来インドでの舞台出演・招聘多数。’04年~’11年、大阪外国語大学、現大阪大学、非常勤講師。05年秋、師匠ダナンジャヤン夫妻と楽団をインドから招いたスタジオ15周年記念公演【古典&神話舞踊劇】上演で、『NATYA-PURNA』賞を師匠より授与、真のダンサーとしての栄誉を受ける。舞踊公演は大・中・小、ワークショップも積極的に展開。’08年「いのちの輝き」をテーマに、<インフィニティ・ダンスシアター>を立ち上げ、インド舞踊、他分野のアーティストとの共演、紹介に活躍中。(タンマイ・ナティアアラヤ主宰)

片山旭星(筑前琵琶)

’55年愛媛県生まれ。’77年より筑前琵琶を人間国宝・山崎旭萃、山下旭瑞、菅旭香に師事。’88~’89年、新内を人間国宝・岡本文弥に師事。’90~’96年、肥後座頭琵琶を、最後の琵琶法師と言われた山鹿良之に師事。その旋律、奏法を次代に伝える数少ない琵琶奏者として、玉川教海の名前でも活動。また、現代邦楽、民族音楽など、ジャンルに囚われない演奏や、ジャズ、ダンサーとのセッションライブ、演劇、舞踏の音楽制作、作曲など、幅広い活動を通じて、琵琶演奏の新たな可能性を追求している。テープアルバム「SAYAGI」、「SELENE」をリリースの他、’94年、和楽器と語りのCD「いにしえ」、’95年コンピレーションアルバム「寿(ことぶき)」に参加、’00年、ソプラノサックス奏者山本公成とのCD「Symbiosis(共生)」をリリース。’09年より上田秋成の『雨月物語』などを琵琶局にして顕彰している。学習院大学非常勤講師。

主催

タンマイ・ナティアアラヤインド舞踊研究所

共催

京都芸術センター

問合せ先

TEL&FAX: 075-464-1728
E-mail: daya-idance@sweet.ocn.ne.jp

料金

一般前売 2,500円/当日 2,800円
学生、在住外国人、障がいのある方 1,500円/当日1,800円

チケット/申し込み

・タンマイ・ナティアアラヤインド舞踊研究所
TEL&FAX: 075-464-1728
E-mail: daya-idance@sweet.ocn.ne.jp
・京都芸術センターチケット窓口にて販売