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演劇ユニットてがみ座 第8回公演「空のハモニカ―わたしがみすゞだった頃のこと―」

ジャンル
カテゴリー
開催日時
2013年7月5日(金)~2013年7月7日(日)
会場
料金・その他
事業区分
c
演劇ユニットてがみ座 第8回公演「空のハモニカ―わたしがみすゞだった頃のこと―」

言葉にならない最後の詩、綴るように生きた日々。

1930年春、下関。愛する娘を残して26歳で命を絶ったテル。
亡くなる前日にはひとり肖像写真を撮った。まるで生きた証を刻み付けるかのように。
大正後期に黄金期を迎えた童謡詩の世界で、星のようにひときわ輝いた名がある――「みすゞ」。
テルが金子みすゞとして生きたのは、ほんの三年ほどの僅かな時間だった。

路地裏の狭い家に移り住み、「みすゞ」としての筆を絶つテル。
夏越まつりのお囃子が、ふるさとの遠い海を連れてくる。
漁で栄える小さな町。どんなに胸に描いても、あそこに帰ることは、もうできない。
空一杯にこだまする「みすゞ」の残響を掻き消すかのように、ぬかるみを歩き出すテル。
大きな空は喪ったけれど、足下に、水に映る小さな空を見つけた――。

テルが「みすゞ」という名を捨てて自身を綴るように生きた最後の日々。
それは言葉にならない、けれどきっと光への詩。

日時
2013年7月5日 (金) – 2013年7月7日 (日)
7月5日(金) 19:00 ☆
7月6日(土) 14:00 /19:00
7月7日(日) 14:00
☆=プレビュー公演+アフタートーク実施(ゲスト:土田英生(MONO))
※受付開始:開演の45分前、開場:開演の30分前
会場
京都芸術センター フリースペース
出演
福田 温子 今泉 舞 箱田 暁史 (以上てがみ座)

石村 みか
大場 泰正(文学座)
久保 貫太郎(クロムモリブデン)
森 啓一郎(東京タンバリン)
新井 結香(劇団桟敷童子)
斉藤 まりえ
中田 春介

演出
扇田 拓也(ヒンドゥー五千回)
脚本
長田 育恵(てがみ座)

演劇ユニットてがみ座

劇作家 長田育恵(日本劇作家協会所属・井上ひさし氏に師事)を主宰として2009年に旗揚げ。戯曲を根本にして立ち上げる演劇を基軸とし、上演作品に応じて、演出家・出演者・スタッフを集い、多彩な才能とコラボレートするスタイルをとる。戯曲は、確かな構成力と心の揺れ動きを丁寧に紡ぎだす台詞、世界観を描き切る筆致に定評がある。

主催

演劇ユニットてがみ座

共催

京都芸術センター

URL

http://tegamiza.net/

問合せ先

演劇ユニットてがみ座
MAIL:info@tegamiza.net
TEL:080-5489-7854(palette & bullet)

【チケットについてのお問い合わせ】
てがみ座ウェブサイト お問い合わせフォーム http://tegamiza.net/contact/
チケットアドレス ticket@tegamiza.net 
TEL : 080-5489-7854

料金

全席自由席
前売・当日 3,500円  
☆プレビュー公演 3,000円
※未就学児はご入場いただけません。

チケット/申し込み

ローソンチケット
WEB : http://l-tike.com TEL : 0570-000-407 (10:00~20:00)
ローソン、ミニストップ各店舗(店内Loppi)