常磐津節保存会講習会

第一線で活躍する演奏家で構成される常磐津節保存会が実施する講習会です。どなたでもご参加いただける会で、常磐津節をはじめてお聴きになる方もぜひお気軽にご鑑賞ください。

今回の作品は、嘉永元年（1848）11月、江戸河原崎座にて初演された「薪荷雪間の市川」（たきぎおうゆきまのいちかわ）－山姥－。

遊女・八重桐は夫・坂田藏人と死に別れ、足柄山にこもり、怪童丸を産み育てている。そこに勇者を探していた源頼光の家来・三田の仕（つこう）がただならぬ怪童丸の力をためしに来る。力比べで頼光の家来となることを約束して、彼を連れて山を下る。山姥は子の為を思い、一人山深く去って行く。

演奏の前に、十七代目家元・常磐津文字太夫さんのご挨拶と、元国立音楽大学教授で邦楽研究家の竹内道敬さんのお話しもございます。

日時: 2015年2月2日 (月)
開演14:30
会場: 京都芸術センター講堂
出演・演目: ご挨拶　常磐津文字太夫（常磐津節保存会会長）
お　話　竹内道敬（元国立音楽大学教授・邦楽研究家）
演　奏　「薪荷雪間の市川」
　　　　　　浄瑠璃／常磐津美佐季　常磐津都代太夫　常磐津若音太夫
　　　　　　三味線／常磐津都㐂蔵　常磐津都史　
　　　　　　上調子／常磐津三之祐

常磐津節保存会

京都芸術センター

常磐津都㐂蔵（090-7095-0438)

お話と演奏は無料
＊終了後の親睦会（１階マエダコーヒー）は、実費。
　親睦会ご出席の方は、お申込み時に「親睦会出席」と書いてお知らせ下さい（定員しだい締切）。

お名前をご住所をご記入の上、FAXにてお申込み下さい。
FAX: 075-541-5038（常磐津都㐂蔵）