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イベント終了
展覧会 山本浩貴『他者の表象 あるいは 表象の他者』
- ジャンル
- 美術
- カテゴリー
- 展覧会
- 開催日時
- 2015年6月20日(土)~2015年7月5日(日)
- 会場
- 京都芸術センター ギャラリー北・南
- 料金・その他
- 無料
- 事業区分
- 主催事業
京都芸術センターアーティスト・イン・レジデンス・プログラム2015で京都に滞在中
「移住」は、グローバル化や多文化主義が急速に進行する現代においては避けることのできない一大現象といえます。昨今では、仕事や安全を求めて先進国に流入する移民が治安悪化の一因と見なされるなど、経済、政治、文化、宗教、共同体、国家といった多くの要素が複雑に絡みあい、現代世界を生きる誰もがどこかで直面する、全世界的かつ身近な問題でもあります。山本は、こうしたさまざまな社会問題について人びとに新たな視点を与え、注意を喚起し、また、行動を起こすきっかけとなる作品を制作していますが、このような取り組みは近年socially engaged art(ソーシャリー・エンゲージド・アート/社会問題にアプローチする手法としての芸術)と呼ばれ、新たな潮流として注目されています。
本展は、リサーチの成果を作品として発表するにとどまらず、最先端のソーシャリー・エンゲージド・アートの様相を紹介する貴重な機会ともなるでしょう。「社会」と「アート」の関係について、私たち一人ひとりが深く考える契機になるはずです。
本展は、リサーチの成果を作品として発表するにとどまらず、最先端のソーシャリー・エンゲージド・アートの様相を紹介する貴重な機会ともなるでしょう。「社会」と「アート」の関係について、私たち一人ひとりが深く考える契機になるはずです。
- 日時
-
2015年6月20日 (土) – 2015年7月5日 (日)
10:00-20:00
※会期中無休・入場無料 - 会場
- 京都芸術センター ギャラリー北・南
- 関連イベント:アーティスト・トーク
- アーティスト・トーク「『他者』の系譜学―表象に抗する表象」
民族、性、あるいは文化的な「他者」はどのようにして生まれるのか? 「他者」を名付け、カテゴリー化し、境界の外に置くような表象の暴力に抵抗するアート・プロジェクトの可能性について、ゲストに京都精華大学の山田創平先生をお迎えして話します。日時:2015年6月20日(土)15:00-17:00
会場:京都芸術センター ミーティングルーム2
ゲスト:山田創平(京都精華大学准教授)
定員:30名(事前申込不要・先着順)
料金:無料
山本浩貴(やまもと ひろき)
一橋大学社会学部で宗教社会学を専攻した後、ロンドン芸術大学チェルシー・カレッジ・オブ・アーツで修士課程(MA in Fine Art)を修了。現在ロンドン芸術大学CCW大学院博士課程(PhD)に在籍。グローバル化時代の非欧米におけるアートやデザインの研究に特化したロンドン芸術大学付属トランスナショナル・アート研究所(TrAIN)に博士研究員として所属。平成27年度ポーラ美術振興財団在外研修員としてイギリスにて研修。
主催
京都芸術センター
問合せ先
TEL:075-213-1000
FAX:075-213-1004
E-mail:info@kac.or.jp