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五感で感じる和の文化事業 月イチ☆古典芸能シリーズ 第30回「絃を知る」

ジャンル
その他/伝統/音楽
カテゴリー
その他/トーク/レクチャー
開催日時
2015年12月11日(金)
会場
株式会社 鳥羽屋(上京区)
料金・その他
無料
事業区分
主催事業
五感で感じる和の文化事業 月イチ☆古典芸能シリーズ 第30回「絃を知る」

月イチ☆古典芸能シリーズは、月に一度は古典芸能に触れ楽しもうという企画です。12月は邦楽器の弦(絃)に着目します。

三味線や琵琶、雅楽器など邦楽器の絃は、今もそのほとんどが生糸で作られています。それぞれの楽器ごとに音色が違い、しかも一定していなければならないため、絃づくりはかなりの経験と熟練が要求される高度な技術です。今回の月イチでは、邦楽器をはじめ世界中の絃を製造し、とりわけ雅楽に使う和琴や楽琵琶などの糸を作る唯一の製造元として知られている鳥羽屋の工場を見学します。鳥羽屋の糸製作の主要な作業と全体の管理監督を担い、今年度、邦楽器糸制作の選定保存技術保持者にも選定された小篠敏之氏を講師に招き、絃づくりの奥深さに迫ります。
日時
2015年12月11日 (金)
14:00~15:30
※京都御苑 下立売御門前に13:45集合(時間厳守)
会場
株式会社 鳥羽屋(上京区)
講師
小篠 敏之(株式会社鳥羽屋 代表取締役、邦楽器糸製作 選定保存技術保持者)
定員
20名
※事前申込制/先着順
集合
京都御苑 下立売御門前に13:45(時間厳守)

小篠 敏之(おざさ としゆき)

株式会社鳥羽屋を経営。邦楽器だけではなく、世界中の弦楽器の弦を製造する。特に雅楽の弦は、ここでしか製造されていない。創業は1655年。初代の小篠長兵衛が京都伏見下鳥羽の地で染物業を営んだのが始まり。以後、五代目までこの事業は継承される。1849年に六代目小篠長兵衛が京都市上京区西洞院下立売下ルの地で楽器の弦の製造をはじめる。1855年、七代目小篠長兵衛(従七位、勲七等瑞宝章)が屋号を「鳥羽屋」とする。1919年、八代目小篠長兵衛が現在の地に工場を併設。1949年現社長の父にあたる洋之氏が九代目小篠長兵衛を継承し、1959年に現在地の工場を改築。洋之氏は1979年に国の無形文化財選定保存技術保持者に認定される。1981年に株式会社鳥羽屋を設立。現社長の小篠敏之は10代目となる。2015年に邦楽器糸製作 選定保存技術保持者に選定。

主催

京都市、京都芸術センター

問合せ先

京都芸術センター
Tel. 075-213-1000
E-mail. info@kac.or.jp

料金

料金:無料