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五感で感じる和の文化事業 月イチ☆古典芸能シリーズ 第12回「喜世留文化を知る」

ジャンル
その他/伝統
カテゴリー
その他/トーク
開催日時
2014年6月15日(日)
会場
京都芸術センター 和室「明倫」
料金・その他
無料
事業区分
主催事業
五感で感じる和の文化事業 月イチ☆古典芸能シリーズ 第12回「喜世留文化を知る」

月イチ☆古典芸能シリーズは、月に一度は古典芸能に触れ楽しもうという企画です。六月は「喜世留(きせる)」の観点から古典芸能における粋に迫ります。

刻み莨を楽しむ道具である「きせる」は、「喜びを、ひととき、世に留める」という意味で、杉田玄白によって「喜世留」という表記が当てられました。今回は、きせる職人の谷川清三氏を講師に招き、日本で独自の発展を遂げたきせる文化についてお話していただきます。また、きせるは歌舞伎や落語、浄瑠璃などで、役柄の性格や心情をあらわす道具としても用いられます。進行役の小林昌廣氏との対談では、古典芸能におけるきせるの役割に迫ります。
日時
2014年6月15日 (日)
15:00~16:30
会場
京都芸術センター 和室「明倫」
募集要項・応募用紙
事前申込制/先着順(定員30名)
講師
谷川清三
進行役
小林昌廣

谷川清三(たにがわ せいぞう)

日本で唯一のきせる専門店である谷川清次郎商店9代目店主。
高校を卒業後、茶道具金物工房に弟子入りする。その後、大学に進学し、卒業後はコンピューター関係の会社に就職。日本の伝統的なたばこ文化を遺していく為にも、家業の店を継ぐ。きせる作りのなかで彫金や象嵌といった装飾の工程以外のすべてを手がけ、専門店として、たばこ入れ等の関連商品も復活させている。

小林昌廣(こばやし まさひろ)

情報科学芸術大学院大学教授。
1959年東京生まれ。大阪大学大学院医学研究科博士課程単位取得。医療・哲学・芸術の3点から見た身体論を構築。専門は医療人類学、身体表現研究、表象文化論、古典芸能批評。歌舞伎は3歳の頃から見続けている。古今亭志ん朝と同じ町内会であったのが自慢。主著に『病い論の現在形』『臨床する芸術学』など多数。

主催

京都市、京都芸術センター

問合せ先

京都芸術センター
Tel.075-213-1000

チケット/申し込み

*定員に空きがある場合は、当日参加も可能です。