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予言と矛盾のアクロバット レクチャー「SEARCHING FOR EURASIA-ユーラシアを探して」
- ジャンル
- 美術
- カテゴリー
- レクチャー
- 開催日時
- 2014年8月23日(土)
- 会場
- 京都芸術センター 和室「明倫」
- 料金・その他
- 有料
- 事業区分
- 共催事業
ヨーロッパ(Europe)とアジア(Asia)は、異なる二つの文化ではなく、一つの大陸文化ユーラシア(Eurasia)である。そう考えたヨーゼフ・ボイスとナム・ジュン・パイクは、1963年から生涯を通じ、「ユーラシア(Eur-Asia)」と呼ばれる作品シリーズに取り組んだ。
彼らは、キリスト教世界とその東方に位置する世界を、また、第二次世界大戦後イデオロギーによって分裂した「西」と「東」を、一つの「ユーラシア」として融合させようと試みたのだった。
彼らは、キリスト教世界とその東方に位置する世界を、また、第二次世界大戦後イデオロギーによって分裂した「西」と「東」を、一つの「ユーラシア」として融合させようと試みたのだった。
今夏、ベルリンで活動する新進気鋭のキュレーター・渡辺真也を京都に招き、レクチャー「SEARCHING FOR EURASIA-ユーラシアを探して」を開催する。
渡辺は、ボイスとパイクの構想した「ユーラシア」を実証すべく、2013年、ドイツから日本へと陸路で横断しながらリサーチを行い、ヨーロッパとアジアの文化的連続性を探った。そこで彼は、我々の想像を遥かに凌駕する、多くの連続性を発見した。
日本人のルーツの一つとされるブリヤート人の白鳥神話とボイスの故郷の白鳥神話、モンゴルのシャーマンが降ろした魂が語る元寇の秘話、弥勒菩薩の印から辿るキリスト教イコン、そして京都の奇祭に込められた謎…。
取り返しのつかぬ程までに世界の分断が昂進する現在、ボイスとパイクの「ユーラシア」活動の分析を通じ、失われた繋ぎ目を回復することを試みる。
企画:原 智治
- 日時
-
2014年8月23日 (土)
15:30~
※終了後、交流会を開催予定 - 会場
- 京都芸術センター 和室「明倫」
料金
500円
チケット/申し込み
事前予約不要
協力
京都文化芸術コア・ネットワーク(予定)
東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス