SCROLL

イベント終了

中川佳代子~コトとウタの響きの中で~

ジャンル
音楽
カテゴリー
公演
開催日時
2014年10月30日(木)
会場
京都芸術センター 講堂
料金・その他
有料
事業区分
共催事業
中川佳代子~コトとウタの響きの中で~

六弦の和琴と十三弦の箏。古代から現代へ…
様々な「コト」と「ウタ」の響きをお聴き下さい。

「和琴(わごん)」と「箏(そう)」
和琴とは神楽歌、久米歌、東歌と大歌(宮廷儀式で歌われる歌謡)の演奏で用いられる楽器です。現在、単独で演奏されることは大変、稀なことであるといえるでしょう。今回は平安時代に成立したと考えられている「琴歌譜」という文献を読み解く事により、譜を起こした和琴と歌による「茲都歌/歌返」の2曲からプログラムが始まります。
日時
2014年10月30日 (木)
開演19:00 (開場18:30)
会場
京都芸術センター 講堂
曲目
・茲都歌・歌返
 陽明文庫「琴歌譜」より和琴と歌による再現(訳譜・増田真結)
・秋風の曲(光崎検校)
・箏歌
 歌と十三弦箏のための(細川俊夫)
・植物文様~琴歌集
 和琴と歌による新作初演〈藤枝守〉
・未言~箏歌と五人の奏者のための~(増田真結)
出演
中川佳代子(箏・和琴・歌)
丸田美紀(20絃箏)
麻植美弥子(17弦箏)
上中あさみ(打楽器)
小棚木優(チェロ)
長坂志野(コントラバス)
「植物文様〜琴歌集」について
植物の電位変化のデータをメロディックなパターンに読み換えていく「植物文様」という作曲シリーズは、これまでに数多くの曲集が生まれ、さまざまな楽器によって演奏されてきました。今回の「琴歌集」は、古事記などの古代のテキストに基づいた和琴をともなう歌物によるあらたなシリーズ。実際に使用された植物のデータは、博多湾に位置する志賀島の志賀海神社の境内に生息する樹木から採取されています。

中川佳代子

高崎芸術短期大学卒業。NHK邦楽技能者育成会卒業。1989年CD「沢井忠夫合奏団の世界」が文化庁芸術作品賞受賞。1994年青山音楽賞受賞。1998年文化庁芸術研修員認定。2002年賢順全国箏曲コンクール最高位「賢順賞」受賞。2013年京都市芸術文化協会新人賞受賞。海外においては、アジアツアー(文化庁助成公演)モスクワ、サンクトペテルブルグにてソロ公演、韓国晋州国楽交響楽団定期演奏会に20絃ソリストとして招かれるなど公演多数。現在、現代音楽の初演、洋楽器、コーラスとの共演、オペラ、即興演奏など多彩な場所で演奏活動を展開している。沢井忠夫氏、沢井一恵氏、岩堀敬子氏に師事。

主催

中川佳代子 箏・三絃研究室

共催

京都芸術センター

問合せ先

中川佳代子 箏・三絃研究室
E-mail:Kayoko_kotokoto@ybb.ne.jp
TEL&FAX:075-394-5012(中川)

料金

前売2,500円
当日3,000円

後援

京都三曲協会 、(公財)京都市芸術文化協会、沢井箏曲院