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世界のインディペンデント・アニメーション2015
- ジャンル
- その他/美術
- カテゴリー
- その他/トーク/レクチャー
- 開催日時
- 2015年2月21日(土)
- 会場
- 京都芸術センター
- 料金・その他
- 無料
- 事業区分
- 共催事業
世界を舞台に活躍する若手作家の創造性に触れる!
文化庁招へいの新進気鋭のアニメーション作家によるトークと上映に加え、注目すべきアジア圏6作家の特集上映!
□プログラム
(神戸・京都共通。イベント終了後、交流会を予定しています。)
■イントロダクション
海外メディア芸術クリエイター招へい事業
「アニメーション・アーティスト・イン・レジデンス東京 2015」について
佐伯知紀(文化庁主任芸術文化調査官)
■第一部 A-AIR2015 招へいクリエイター上映&トーク
(作品解説/オーストラリアとロシアのアニメーション小史)
『ファントム・リム』 アレックス・グリッグ(オーストラリア, 2013,5分)
『ザ・ウーンド』 アンナ・ブダノヴァ(ロシア, 2013,10分)
『フレンズ』 ナタリア・チェルヌショーヴァ(ロシア, 2014,5分)
■第二部 特集上映
インディペンデント・アニメーション・フロム・アジア
注目すべきアジア圏6人のアニメーション作家が描く望郷と追憶の世界。
プログラム協力:土居伸彰
『パッシング』 イ・ソンジュン(韓国, 2009, 10分)
『ウルフ・イン・ザ・ツリー』 ジャー・シン・リン(中国, 2012, 10分)
『ローズ』 ナウルズ・パグィドポン(フィリピン, 2008, 5分)
『ザ・プレゼント』 ジョー・シェ(台湾, 2013, 15分)
『HORSE』 シェン・ジエ(中国, 2013, 5分)
『É in Motion no.2』 榊原澄人(日本, 2013, 12分)
- 日時
-
2015年2月21日 (土)
17:15-19:45(17:00開場) - 会場
- 京都芸術センター
- 「アニメーション・アーティスト・イン・レジデンス東京」(A-AIR)とは?
- 本プロジェクトは、文化庁が主催をする「海外メディア芸術クリエイター招へい事業」として、世界から若手の優秀なアニメーション・クリエイターを東京に招へいし、日本のアニメーション文化に触れながら、作品を制作する機会を提供するアーティスト・イン・レジデンス・プロジェクト です。優れた作品の成果を促すとともに、日本のアニメーション作家との交流機会も提供し、メディア芸術における国際交流の推進を図ることを目的として、2010年から毎年実施しています。本年度は世界61カ国から250件の応募があり、オーストラリアから1名、ロシアから2名が選ばれました。
『ファントム・リム』 アレックス・グリッグ (オーストラリア, 2013,5分)
交通事故の後遺症、幻肢痛(ファントム・リム)を克服しようとする若いカップル。ふたりの心情をシンプ ルで明るい配色のデザイン、ミニマムな構成で伝える。2014年カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル ヤング・ディレクター賞、第15回(2014年)広島国際アニメーションフェスティバル国際審査員特別賞などを受賞。上映後に作者のトークあり。
『ザ・ウーンド』 アンナ・ブダノヴァ (ロシア, 2013,10分)
少女の心の傷が生み出した毛むくじゃらの生き物は、少女の良き友人となるが、次第に彼女の人生を支配するようになる。作者の幼い頃の記憶を元に作られた美しい悪夢。2013年アヌシー国際アニメーション映画祭審査員特別賞、第15回(2014年)広島国際アニメーションフェスティバル優秀賞、第18回(2014年度)文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞など多数受賞。上映後に作者のトークあり。
『フレンズ』 ナタリア・チェルヌショーヴァ (ロシア, 2014,5分)
大親友の毛虫とおたまじゃくし。蛙になったおたまじゃくしは、毛虫を探すが見つからない。蝶になっていた毛虫が必死に自分をアピールしているのだが、蛙は全く気づかない。作者は、デビュー作の『Snowflake(スノー・フレーク/雪のかけら)』が2013年ソフィア国際アニメーション映画祭グランプリ、2013年シカゴ国際児童映画祭新進作家賞など、さまざまな国際映画祭で評価された。2012年よりフランスのラ・プードリエールで学び、卒業制作として本作を制作。上映後に作者のトークあり。
『パッシング』 イ・ソンジュン (韓国, 2009, 10分)
徴兵を経て、異国で募る祖国への郷愁を影絵で表現。アニメーテッド・ドリームス映画祭で上映 (2009)。日本初上映。
『ウルフ・イン・ザ・ツリー』 ジャー・シン・リン (中国, 2012, 10分)
森の中での赤頭巾と狼との秘密。少女は狼を誘惑したいのだが、狼はあまり関心がない。アヌシー国際アニメーション映画祭で上映 (2013)。
『ローズ』 ナウルズ・パグィドポン (フィリピン, 2008, 5分)
上海在住の作曲家、ポール・メレディスの曲に小さなアニメーションを加えた。香港で働くフィリピン人出稼ぎ労働者の儚い夢。日本初上映。
『ザ・プレゼント』 ジョー・シェ (台湾, 2013, 15分)
夜中、男がホテルにチェックイン。気づくと、オーナーの娘に唐突に思いを寄せられていた。ショックで怖くなった男は、早朝に逃げるようにチェックアウト。残された娘は愛情を憎悪に変えた。ファントーシュアニメーション映画祭で上映 (2013)。
『HORSE』 シェン・ジエ (中国, 2013, 5分)
エドワード・マイブリッジやエティエンヌ=ジュール・マレーもモチーフにした「瞬間」と「動き」を表象する馬を5つの断章で描く。オタワ国際アニメーション映画祭で上映 (2014)。日本初上映。
『É in Motion No.2』 榊原澄人 (日本, 2013, 12分)
どこかブリューゲルを連想する横スクロールの情景は、作家の原風景である十勝平野だそうだ。男の一生が風景の中で展開し、閉じてゆく。新千歳空港国際アニメーション映画祭で上映 (2014)。
主催
文化庁
共催
一般社団法人ジャパン・イメージ・カウンシル(JAPIC)、京都芸術センター
URL
問合せ先
JAPIC TEL: 03-6670-5676 / FAX: 03-5466-0054
チケット/申し込み
事前予約制
2015年2月19日(木)までに、参加希望者のお名前(人数分)、参加会場(神戸 or 京都)、代表者のお電話番号をメールで rsv@japic.jp 宛にお知らせください
※予約なしの当日入場も可能ですが、予約いただければ確実にお席をご用意いたします。