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トラディショナル・シアター・トレーニング2023 受講者募集

ジャンル
ダンス/伝統/演劇
カテゴリー
ワークショップ/公演
開催日時
2023年4月1日(土)~2023年5月15日(月)
会場
京都芸術センター
料金・その他
無料
事業区分
主催事業
トラディショナル・シアター・トレーニング2023 受講者募集
トラディショナル・シアター・トレーニング2023 受講者募集
トラディショナル・シアター・トレーニング2023 受講者募集
発表会の様子(撮影:大島拓也)

芸を知る、学ぶ、磨く・伝統の中に「新しい」を見つける夏。

1984年から続くトラディショナル・シアター・トレーニングは、舞台芸術に携わる人を対象とする伝統芸能のトレーニングプログラムです。参加者は約3週間の稽古を重ね、その成果を大江能楽堂で発表します。2023年度の開講コースは、狂言と日本舞踊です。一流の講師陣の指導のもと、日本の伝統芸能の技能と精神を学ぶ濃密な体験は、自らの知見を深め、新しい身体性や表現のあり方に出会う機会になるでしょう。国籍や居住地は問いません。熱意ある方々からのご応募をお待ちしております。

【開講コース】
狂言、日本舞踊

【担当講師】
狂言:茂山千之丞、鈴木実、山下守之
日本舞踊:若柳弥生
小鼓(大倉流):久田陽春子、高橋奈王子

【スケジュール】
1)オリエンテーション(6月28日)
カリキュラムについての説明や、それぞれのコースが、どのような稽古内容になるか説明します。

2)稽古とワークショップ(6月29日ー7月20日)
受講生は、希望のコースに分かれて、講師陣の指導により稽古を重ねます。また、狂言と日本舞踊以外の伝統芸能の1日ワークショップや、希望者のみ参加できる複数日にわたる小鼓ワークショップを開催します。

3)発表会(7月21日)
3週間の稽古の成果を大江能楽堂で発表します。

日時
2023年4月1日 (土) – 2023年5月15日 (月)
会場
京都芸術センター
募集要項・応募用紙
【応募資格】
演劇やダンスなど、舞台芸術に関わる表現活動や研究活動を行っている方で、オリエンテーションから発表会までの概ねすべてのスケジュールに参加できる方。また、伝統芸能を積極的に学ぶ意欲のある方。国籍・年齢・性別は問いません。

【定員】
各コース8名程度

【応募方法】
こちら から応募用紙をダウンロードし、必要資料を添えて、下記のメールアドレスまでご応募ください。

送り先 t.t.t@kac.or.jp

【必要資料】
・経歴(形式自由。A4サイズ5枚以内)
・志望理由書(形式自由。A4サイズ5枚以内)
 ※学生割引を適用される場合は、学生と証明できるもののコピーも提出ください。
 ※メールで応募される場合は、応募書類を1つのPDFファイルにまとめて送信してください。
 ※応募された方の個人情報は、選考のみに利用し、その他の目的には一切使用しません。

【受講料】
狂言コース/日本舞踊コース 80,000円 
学生料金 70,000円
オプション 小鼓ワークショップ 15,000円
※両方コースを受講することはできません。受講料には、トレーニング参加費、発表会出演費と撮影データ、各分野専用の練習用扇・扇子の代金を含みます。
※扇・扇子が不要の方は受講料から5,000円を割り引きます。
※別途、白足袋、浴衣・帯をご用意ください。購入が必要な場合は購入先を紹介します。

【応募締切】
2023年5月15日(月)
※応募書類は締め切りを待たずその都度選考し、結果を通知します。定員になり次第、募集を打ち切ります。

【スカラシップ(受講料免除)について】
トラディショナル・シアター・トレーニングでは、2022年度より、本プログラムに参加した経験をもとに作品創作等を行う具体的な計画を有する方を対象に、受講料を免除するスカラシップ制度を設けています。伝統芸能の稽古を通じて培われた知見を活かし、自身の表現を発展させる意思を持つ方からの応募を期待しています。

〔応募資格〕
本プログラムに参加した経験をもとに作品創作等を行う具体的な計画を有する方(研究者を含む)。国籍・年齢・性別は問いません。採択者には、本ワークショップに参加した経験をもとに創作した作品等の公演記録等の提出を義務付けます。

〔採択者数〕
各コースそれぞれ1名程度。(予定)

〔応募書類〕
・経歴書(形式自由。A4サイズ5枚以内)
・志望理由書(形式自由。A4サイズ5枚以内) 
・T.T.T.参加に基づく作品企画書(形式自由。A4サイズ5枚以内)
※メールで応募される場合は、応募書類を1つのPDFファイルにまとめて送信してください。
※応募された方の個人情報は、選考のみに利用し、その他の目的には一切使用しません。

茂山千之丞 (狂言コース講師)

1983年生まれ。茂山あきらの長男で、父及び祖父二世茂山千之丞に師事。3歳で初舞台。また、同年狂言『以呂波』にて初シテを勤める。2006年5月に「釣狐」を披く。アメリカンスクールに通っていたこともあり、英語が堪能なバイリンガル狂言師である。2018年12月に三世茂山千之丞を襲名。

鈴木実 (狂言コース講師)

1978年生まれ。東京都出身。2006年に茂山千三郎に入門。大学在籍中より演劇活動を始め、関東を中心に役者・モデルとして活動。2006年にインド・ニューデリー日本文化センター開所式典記念公演に参加。「棒縛り」にて初舞台。2007年京都能楽養成会に入会。2011年同門若手と「狂言五笑会」を発会。2021年より茂山七五三に師事。

山下守之 (狂言コース講師)

1976年生まれ。鹿児島県出身。2001年、茂山正邦(現 千五郎)との出会いから十三世茂山千五郎(五世千作)に入門、師事を受ける。2002年、郷里鹿児島に帰郷、地元で狂言ワークショップ等、普及活動に努める。2008年、プロとして再出発を決意、十三世茂山千五郎(五世千作)に再入門、師事。

若柳弥生 (日本舞踊コース講師)

母である故・若柳金彌に2歳から指導を受ける。1985年より若柳弥生を名乗る。2014年より、若柳流四世家元・若柳壽延の門下となり、師事している。「かなめ会」を主催し、日本舞踊教室を開き、後進の指導と日本舞踊の発展に努めている。

主催

京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)

共催

国際交流基金 京都支部(発表会会場使用料提供)