SCROLL

イベント終了

シンポジウム&実演「疫病と芸能」

ジャンル
伝統
カテゴリー
レクチャー/公演
開催日時
2021年2月6日(土)
会場
京都芸術センター 講堂
料金・その他
無料
事業区分
主催事業
シンポジウム&実演「疫病と芸能」
シンポジウム&実演「疫病と芸能」
シンポジウム&実演「疫病と芸能」
シンポジウム&実演「疫病と芸能」
シンポジウム&実演「疫病と芸能」

日本の芸能はこれまでどのように疫病に立ち向かってきたのか。

民俗芸能と古典芸能の研究者による「疫病と芸能」をテーマとしたシンポジウムと、京都に縁のある実演家や団体の実演を通じて、新型コロナウィルスの退散を祈願します。当日の様子を記録した動画は、TARO(伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス)のYoutubeチャンネルにてご覧いただけます。
[https://www.youtube.com/channel/UCWw9QQpZqwwPY_IwZpvEOeg]
日時
2021年2月6日 (土)
13:30開場、14:00開始、17:30終了
会場
京都芸術センター 講堂
第一部 シンポジウム
登壇:寺田詩麻(龍谷大学文学部准教授)
   中尾薫(大阪大学大学院文学研究科准教授)
   中川眞(大阪市立大学特任教授)
ファシリテーター:竹内有一(京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター教授)
第二部 実演
能楽・素謡「神歌」
 出演:橋本雅夫、橋本充基、橋本光史、深野貴彦、宮本茂樹
京舞「三番叟」
 出演:井上安寿子
解説&展示:やすらい花
 協力:今宮やすらい会、福持昌之(京都市文化財保護課)

寺田詩麻

1972年生まれ。早稲田大学文学学術院博士後期課程満期退学。早稲田大学演劇博物館助手、共立女子大学非常勤講師などを経て、龍谷大学文学部准教授。博士(文学)。研究テーマは近代以降の日本演劇、とくに歌舞伎について。著書『明治・大正 東京の歌舞伎興行―その「継続」の軌跡』(春風社)、『歌舞伎登場人物事典』(共著、白水社)など。

中尾薫

大阪大学大学院文学研究科演劇学研究室准教授。専門は演劇学、特に能楽。 奈良女子大学文学部卒業、大阪大学大学院文学研究科文化表現論(演劇学)博士前期課程、博士後期課程修了。博士(文学)。 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館助手、大阪大学文学研究科専任講師を経て、2014年から現職。

中川眞

日本・アジアの芸能、民族音楽、サウンドスケープ、アーツマネジメントを研究。著書『平安京 音の宇宙』でサントリー学芸賞、京都音楽賞、小泉文夫音楽賞、現代音楽の活動で京都府文化賞、アーツマネジメントの成果で日本都市計画家協会賞特別賞(共同)などを受賞。他に『アートの力』、小説『サワサワ』などの著作。ガムラン演奏によりインドネシア政府外務省文化交流表彰、総領事表彰を受ける。大阪市立大学都市研究プラザ特任教授、インドネシア芸術大学、チュラロンコン大学(タイ)客員教授。

竹内有一

京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター教授。常磐津節を中心に近世邦楽の調査研究を進めている。常磐津若音太夫の芸名で実演活動に携わり、歌舞伎公演等への出演のほか、古資料を活用した復曲研究も手がける。大学公認サークル常磐津部の顧問として多くの学生に三味線音楽を指南、大学移転予定地の崇仁地区で祭囃子の伝承をサポートするなど、大学を軸に伝統芸能のありかたを模索中。主編著『詞章本の世界』『常磐津節演奏者名鑑』など。

橋本雅夫

1939年京都生まれ。故 橋本仁一郎長男。橋本家八代目当主。5歳で仕舞『岩船』にて初舞台、7歳で能『経正』にて初シテを勤める。『姨捨』『鸚鵡小町』『卒都婆小町』『木賊』『翁』『恋重荷』『道成寺』『三輪 白式神神楽』等、現行曲210曲中、200曲を演能。1984年に30年振りとなる独演三番能を勤め、以後二度開催。能の面白さや魅力を追求して、次世代への普及促進の為に魅力ある会を目指している。京都市芸術新人賞、大阪文化祭賞など数々受賞。重要無形文化財保持者(総合認定)。(公社)京都観世会理事、京都能楽会常任理事、能楽協会京都支部副支部長を歴任。

井上安寿子

1988年生まれ。父は能楽観世流九世観世銕之丞、母は京舞井上流五世家元井上八千代。四世・五世井上八千代の両師に師事。3歳で上方唄『七福神』で初舞台。2006年、17歳で井上流名取りとなる。2013年から京舞公演「葉々の会」を主宰。京都市芸術新人賞(2015年)、第36回伝統文化ポーラ賞(2016年)、芸術選奨文部科学大臣新人賞(2019年)など多数の受賞歴がある。

やすらい花・今宮やすらい会

桜の花の散るころ、疫病が蔓延するのは疫神が分散して病を与え、人々を悩ますと信じられ、これを鎮めるために行われたのが「花鎮めの祭り」、「やすらい祭」です。やすらい花は、平安時代に起源をもち、祭の中心は「花傘」で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。花傘は「風流傘」と言われており、若松、桜、柳、山吹、椿で飾られています。傘の中に入ると疫を逃れられると言われており、人々は率先して花傘に入る習わしがあります。疫神を花傘に誘い、今宮神社の疫社に鎮疫祈願し疫神は鎮まり、一年の無病息災を祈ります。

主催

伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス(京都市、京都芸術センター)

問合せ先

伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス
〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 京都芸術センター内
TEL 075-255-9600
e-mail taro@kac.or.jp

料金

入場無料

WEB予約

2021年1月24日10:00に受付開始。ウェブ申込フォームでお申込みください。事前申込制、先着順。
ウェブからのお申込みが難しい場合は、お電話又はメールにてお申込みください。

※定員に達した際は、キャンセル待ちはしておりません。
当日開演5分前に、空きがあれば、お並びいただいている順にご案内いたします。お並びいただいても空きがない場合は入場いただけませんのでご了承ください。

お客様へのお願い

 開演時間になってもご来場されない際は予約をキャンセルいたします。
 入場時に検温・手指消毒、退場時に来場者シート記入にご協力いただきます。37.5℃以上の場合はご入場をお断りいたします。また、発熱やのどの痛み、倦怠感、風邪のような症状のある方、体調の優れないお客様はご来場をお控えください。
 なお、新型コロナウイルス感染症の拡大の状況により中止となる場合がございます。中止の際は前日までにお申し込みいただいたメールかお電話にお知らせいたします。