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シリーズ邂逅 邂逅の絲

ジャンル
音楽
カテゴリー
公演
開催日時
2015年1月23日(金)
会場
京都芸術センター 講堂
料金・その他
有料
事業区分
共催事業
シリーズ邂逅 邂逅の絲

音響芸術と視覚芸術の本質的交差に挑む音楽公演

京都には329年前、1685年に音楽が東西で重なった空の架橋がある。 1685年、近世箏曲の祖・八橋検校が没し、音楽の父母J.S.バッハと G.F.ヘンデルが生誕した。八橋検校の墓は京都・黒谷金戒名寺にある。八橋検校没とバッハ、ヘンデル生誕の時を結ぶ京都は、この330年の音楽による交差に匹敵する音響と視覚の本質的な交差作用による音楽創造、 東西(南北)文化の習合・総合・融合に至る音楽の創出を待っている。 音楽の歴史形成を担う奏者と歴史的文脈を形成する作品との遭遇に、各地から、世界から、冬の京都へ参集を誘う。
(企画:中村典子)
日時
2015年1月23日 (金)
開演19:00(開場18:30)
会場
京都芸術センター 講堂
曲目
Credo六段(グレゴリオ聖歌=八橋検校)
雅歌(ヨンギ・パク=パーン)
春香伝より(パンソリ古典)
パンソリ新作(キム・ジュンヒ)
光 lumen, quod natum est LICHT(中村典子)
演奏
箏・二十五絃箏:横山佳世子
パンソリ:オ・ヨンジ
書:シムヒャン
ヴァイオリン:キム・ジヒェ
チェロ:大西泰徳

キム・ジュンヒ Kim Joonghee

大邱カトリック大学音楽学部作曲専攻卒業後、エリザベス音楽大学修士課程修了。トム・ジョンソンのを共同制作し、2005 年の韓国初演後、2011、2012年上演。嶺南国際現代音楽祭、東アジアの現代音楽祭 in ヒロシマ、大邱国際現代音楽祭、大韓民国室内楽作曲祭、ベルリン BKA主催Unerhorte Musik Duo Nova、九州沖縄現代音楽祭、Contemporary Ensemble Alphaなど、ドイツ、イギリス、日本、香港、韓国の音楽祭やコンサートで作品上演。数年前から Free improvisation に興味を持ち、自由即興演奏を介して知的障害者との「音遊び」を通じたコミュニケーションプログラムを進める。また、現代音楽の創作芸術グループ「Empty Note」を創立し、創作音楽だけでなく、美�術、文学など、さまざまなジャンルとのコラボレーションを通じたコンサートとパフォーマンスを多彩に企画。現在、韓国女性作曲家協会、作曲家協会副会長、嶺南作曲家協会理事、大邱国際現代音楽祭運営委員。現代音楽芸術創作グループ「Empty Note」の代表として活動し、大邱カトリック大学外来教授、慶北芸術高校で教えている。

キム・ジヒェ Kim Jihye

ザンクトペテルブルグ音楽院修士課程博士課程修了(Ph.D.)。15 回を越えるソロリサイタルと共にザンクトペテルブルグ放送交響楽団、韓国祝祭管弦楽団、壽城交響楽団で演奏。アジア各地ヨーロッパ各地の現代音楽祭で演奏し、バロック、 現代音楽、電子音楽、ジャズ、韓国伝統音楽まで幅広く演奏。多元芸術交流研究会 Oneness 代表、Nouveau Ensemble 、現代音楽創作芸術集団 Empty Note メンバー。慶北芸術高校講師。Ted×Taegu オルガナイザー。

オ・ヨンジ Oh Youngji

大邱出身。国立国楽高校、ソウル大学国楽科卒業。1100歳よりイ·ミョンヒ師に師事。以降、ジュ・ウンスク師、故ウン・フイジン師、ソン・スンソプ師、ジョン・スンイム師の各師に師事。国楽、洋楽問わず実験公演に参加。21C韓国音楽プロジェク トでワールドミュージック賞受賞。現在、韓国文化芸術教育振興院所属の講師、慶尚北道予告講師などを務める。〈文化芸術教育史資格〉取得。慶尚 北道無形文化財〈フンボガ〉伝承生としてフンボガ保存会メンバー、多元芸術交流研究会 ONENESS、現代音楽芸術創作グループ「Empty Note」メンバー、大邱アート発電所 Ten topic 作家選定。さまざまなジャンルとパンソリの伝統を受け継ぐ「温故知新の未来」について研究。

シムヒャン Simhyang Kim Sunwha

MBC放送出演。大韓民国美�術大展書道部門、大韓民国書道振興大展 ミレニアム韓国書道大展、書道大展、毎日書道大展、大邱書道大展、盞国書道民展、入済物浦書道大展、城山アート大展、 慶尚北道書道大展、入選。大邱美術協会初代作家。毎日書道大展招待作家。現在、カトリック美術協会会員。韓国美術協会会員。ギャラリーパルジョディレクター。

大西泰徳 Onishi Yasunori

京都市立芸術大学音楽学部卒業。これまでに岩谷雄太郎、上村昇、Tamas Varga の諸氏に師事。現在ソロや室内楽、オーケストラの傍ら、clumusica、JCMR KYOTOらと共に現代音楽の初演や演奏に携わる他、Quarmonettとして弦楽四重奏に取り組むなど活動は多岐にわたる。2014年3月に池田重一&カモネットによるCD「風の伝説 池田重一・ホルンで語るメールヒェン」をリリース。神戸女学院大学演奏要員。

横山佳世子 Yokoyama Kayoko

東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。同大学院音楽研究科修士課程修了。平成15年4月より平成17年8月まで同大学助手勤務。平成18年4月~平成21年3月まで京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター非常勤講師ならびに共同研究員。平成20年度京都市芸術文化特別奨励者認定。(公財)日本伝統文化振興財団主催平成20年度邦楽技能者オーディション合格。平成22年度文化庁芸術祭新人賞、平成24年度文化庁芸術祭優秀賞受賞。平成24年度京都市芸術新人賞受賞。NHK邦楽オーディション合格。NHK-FM邦楽のひととき放送。ビクターより主演CD「生田流箏曲 横山佳世子」発売中。現在、鳴門教育大学講師。

ヨンギ・パク=パーン Younghi Pagh=Paan

ソウル大学卒業後、フライブルク音楽大学でクラウス・フーバーなどに師事。フーバーの妻となりドイツとイタリアのパニカレ在住。第55回ボスヴィル現代音楽フォーラム第1位、ユネスコ国際作曲家会議第1位、ハイデルベルク賞をアジア人初受賞。MONTAIGNEからCDをアジア人として初リリース。1995年秋吉台セミナー講師。1994年よりブレーメン芸術大学音楽学部教授を務め、2012年定年退官。アトリエ・ノイエ・ムジーク主宰。ベルリン芸術アカデミー会員。

中村典子 Nakamura Noriko

京都市立芸術大学を経て同大学院修了。京都音楽協会賞。大学院賞受賞。故廣瀬量平、北爪道夫、藤島昌壽、 前田守一、田島亘、故H.J.カウフマン、G.アミ等の各氏に師事。日本、韓国、中国、香港、台湾、ドイツ、フランス、
イタリア、スイス、オーストリア、スペイン、ノルウェー、 スウェーデン、アメリカ、メキシコ、イスラエルの各地で作品上演。ハイデルベルク大学音楽学研究所で講演(Komponisitinnen in Japan)。1995年国連憲章50周年記念United We Dance サンフランシスコオペラハウス連続公演(石井潤振付:東京フェスティバルバレエ “NOLI”)。舞踊家李周煕と日韓で舞踊作品継続上演[Noli][KURIA]]。1997年第11回小倉理三郎音楽奨学金受給者。2001年京都市芸術新人賞。2008年より京都芸術センター運営委員。2010年平成22年度滋賀県文化奨励賞。Asian Contemporary League Conference & Music Festival(2009韓国、2011台湾、2012イスラエル)入選。clumsica共同主催。コチの会・東風同人。International Contemporary Music Festival “Present og Orchestral Asia”, International Festival “Music & Dance, Present in Asia”, International Modern Music Festival “KOTO, Present in Asia”開催。2014年Universität Mozarteum Salzburgで講演(Physiches Verständnis und graphische Partitur)。現在、京都市立芸術大学音楽学部准教授。

主催

オフィス・ミュージックメッセージ

共催

京都芸術センター

問合せ先

オフィス・ミュージックメッセージ
代表 柳楽正人
TEL&FAX:0797-51-3935

料金

一般2,000円/学生1,000円

チケット/申し込み

オフィス・ミュージックメッセージ
代表 柳楽正人
TEL&FAX:0797-51-3935