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「継ぐこと・伝えること /Meeting:デジタルアーカイブ時代の伝統」

ジャンル
伝統
カテゴリー
その他/トーク
開催日時
2017年3月30日(木)
会場
京都芸術センター フリースペース
料金・その他
有料
事業区分
主催事業
「継ぐこと・伝えること /Meeting:デジタルアーカイブ時代の伝統」
「継ぐこと・伝えること /Meeting:デジタルアーカイブ時代の伝統」
LabaNOHtationより
「継ぐこと・伝えること /Meeting:デジタルアーカイブ時代の伝統」
八村広三郎
「継ぐこと・伝えること /Meeting:デジタルアーカイブ時代の伝統」
茂山あきら

出演者のお話にじっくり耳を傾け、未来へとアップデートされていく伝統芸能の「現在(いま)」に迫ります。

「継ぐこと・伝えること」では、これまで、実演や解説を通して伝統芸能を紹介しながら、伝統芸能の「現在」に着目し、芸能を継承する意義について観客、出演者がともに考える機会を創出しています。

2016年度は現代の視点で伝統芸能をアップデートし、積み重ねられた伝統に真摯に向かい合いながら、芸能としての可能性を探る担い手に焦点をあて、第57回「浪曲×ブルース」(出演:京山幸枝若、木村充揮)、第58回「落語~伝統芸能の現在形」(出演:立川吉笑/進行:木ノ下裕一)と開催しました。3月にはそのしめくくりとして、「継ぐこと・伝えること/Meeting」をお届けします。

「身体」そのものがデジタルアーカイブ化され、発声、動作のメカニズムが客観的なデータとして提示され得る現代において「継ぐこと」、「伝えること」とはどういう意味を持つのでしょうか。今回はモーションキャプチャシステムを用いた人間の身体動作の記録・分析に取り組む立命館大学特任教授八村広三郎、柔軟な感性で狂言の枠に収まらない活動を展開すると共に、国内外で伝統の継承、普及に努める狂言師茂山あきらを招き、この問いかけに迫ります。

出演:八村広三郎(立命館大学情報理工学部特任教授)
   茂山あきら(大蔵流狂言師)

司会:小林昌廣(情報科学芸術大学院大学教授)

日時
2017年3月30日 (木)
19:00開演 18:30開場
*受付は18:00より
会場
京都芸術センター フリースペース

八村広三郎(はちむらこうざぶろう)

1948 年生。1971 年京都大学工学部電気工学第二学科卒業。1976 年京都大学大学院工学研究科電気工学専攻博士課程単位取得退学。1979 年 京都大学工学博士。 1978 年国立民族学博物館第五研究部助手。1983 年京都大学情報処理教育センター助教授。 1990 年京都大学工学部助教授。1994 年立命館大学理工学部教授。 2004 年情報理工学部教授。 画像処理、画像データベース、コンピュータグラフィックス、舞踊の身体動作解析、人文情報処理などの研究に従事。 2012 年 立命館大学情報理工学部学部長。2014年立命館大学定年退職。同年より同大名誉教授・情報理工学部特任教授。

茂山あきら(しげやまあきら)

大蔵流狂言師。茂山千之丞の長男。祖父・千作(三世/人間国宝、芸術会員/1986年没)、父・茂山千之丞に師事。古典の狂言を演じるのみならず、新作狂言をプロデュース・上演するなど、狂言の大衆化に力を注いでいる。
平成4年(1992年)京都市芸術新人賞受賞。公益財団法人京都市芸術文化協会・理事

小林昌廣(こばやしまさひろ)

情報科学芸術大学院大学教授。
1959年東京生まれ。大阪大学大学院医学研究科博士課程単位取得。医療・哲学・芸術の3点から見た身体論を構築。専門は医療人類学、身体表現研究、表象文化論、古典芸能批評。歌舞伎は3歳の頃から見続けている。古今亭志ん朝と同じ町内会であったのが自慢。主著に『病い論の現在形』『臨床する芸術学』など多数。

主催

京都芸術センター

URL

http://dev.kac-old.bankto.co.jp/

問合せ先

京都芸術センター 
TEL:075-213-1000

料金

前売:1,000円/当日:1,500円
高校生以下:500円(前売、当日共)

チケット/申し込み

ご予約はTEL、WEBにて受付中!
高校生以下の券をお求めの方は、備考欄に明記の上、当日受付にて学生証をご提示ください。