京都芸術センター|KYOTO ART CENTER
 

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新内志賀の会 語りの系譜Ⅱ ―江戸と上方、江戸と明治―

ジャンル
  • 伝統
形   態
  • 公演
事業区分
  • 共催

浄瑠璃で語る、 女さまざま。

江戸時代- 元禄も終わりの頃、京都に一中節(いっちゅうぶし)という音曲が誕生した。その後、一中節の演奏家たちは江戸に進出し、その門弟から生まれた豊後節(ぶんごぶし)は、扇情的な音曲で江戸中の人々を熱狂させた。

しかし、後に豊後節は倫理に反した恋愛を助長し、心中事件の横行を招くものとして、江戸の町奉行により、劇場への出演や自宅での教授までも禁じられることになった。豊後節の門弟たちは生き残るために独立、分派し、常磐津、清元、新内などを創始、それぞれに発展を遂げて今日に至っている。

新内は、他の豊後系浄瑠璃が歌舞伎とともに発展したのに反して、初期には歌舞伎にも用いられていたが、後に歌舞伎から離れ、吉原などの花街を中心に
街頭や座敷での演奏を行うようになった。

﹁流し﹂という街頭での演奏形態は、今日では時代劇等の中で目にすることができる。太夫は弾き語りを行い、上調子を弾く三味線弾きと二人で﹁新内流
し﹂といわれる曲を三味線で弾き歩き、客に呼ばれると座敷に上がり演奏した。本手(ほんで)と上調子(うわぢょうし)という二挺の三味線を用いて、主旋律と高音の旋律が、艶やかに絡み合い演奏されることも新内の大きな特徴である。
日時
2013年11月10日 (日)
15:00開演 (14:30開場)
会場
京都芸術センター 大広間
演目
壱、 滝の白糸
  原作=泉鏡花 作=岡本文弥
  浄瑠璃=新内志賀 三味線=富士松菊子 上調子=新内志賀日向

弐、 にごりえ
  原作=樋口一葉 作=新内志賀
  弾き語り=新内志賀 笛・〆太鼓=滝本ひろ子

参、 千日寺名残鐘 三勝縁切りの段
  作=初世 鶴賀若狭掾
  浄瑠璃=新内志賀 三味線=富士松菊三郎 上調子=富士松菊子

新内志賀 (しんない しが)

十歳で小唄・三味線を里園志寿華師に入門。後に宗家里園志寿栄師より里園華寿子の師範名を許される。十二歳より江戸浄瑠璃新内節を研進派初代家元・新内志賀大掾師に入門。後に名取名・新内志寿を許され、師範となる。十五歳より新内三味線を新派宗家・富士松菊三郎師に師事。初代家元新内志賀大掾存命中に新内志賀の襲名および次期家元を継承指名される。平成二十四年、研進派家元、並びに新内志賀の襲名を果たし、現在は一門の指導・育成に献身している。また、舞踊会や演奏会に出演するかたわら、映画・テレビ・ラジオ番組等にも出演し、演奏・作曲・和楽指導を行うなど多岐に渡って活動している。

主催

新内志賀

共催

京都芸術センター

問合せ先

新内志賀
Tel:070-6924-4413
Fax:075-702-3645
E-mail:shigemori3@willcom.com

料金

3,000円 (全席自由)

チケット/申し込み

・京都芸術センター窓口(10:00-20:00)
・新内志賀
Tel:070-6924-4413
Fax:075-702-3645
E-mail:shigemori3@willcom.com

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