京都芸術センター|KYOTO ART CENTER
 

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イベントアーカイブ

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サマラ・ハーシュ 『わたしたちのからだが知っていること』

ジャンル
  • 演劇演劇
形   態
  • 公演公演
事業区分
  • 主催主催

《KYOTO EXPERIMENT 2022》

身体の知識は誰から何処へ?
ティーンと大人の対話がはじまる

関西在住のティーンエイジャーが演じる本作だが、舞台上に彼らの姿はない。円形に並べられた椅子と何も知らない12 人の観客たち、そして鳴り響く着信音ーー。これは、受話器の向こうのティーンと対話することで舞台が進行する参加型演劇だ。
これまで異なるコミュニティの交差をテーマに作品を発表してきたサマラ・ハーシュ。この作品では、性教育や身体についての知識の形成に着目しながら、セクシュアリティ、老いや死といったトピックについての世代間対話を試みる。ティーンたちが観客に投げかけるのは、「身体について大人に聞きたいこと」という素朴な疑問。大人同士でも気まずくなるような赤裸々な問いかけに、あなたならどう反応するだろう?
ティーンとの対話によって観客たちが出会うのは、身体にまつわるさまざまな政治的・社会的視点だ。そうして舞台上では、大人/子ども、教師/生徒、パフォーマー/観客といったヒエラルキーが解体され、それぞれの立場が交差しはじめる。そこにあるのは、知識や知恵を共有するためのオルタナティブな方法かもしれない。
日時
10月1日 (土)15:30 / 19:00 
10月2日 (日)15:30 / 19:00
10月6日 (木)19:00
10月7日 (金)19:00
10月8日 (土)18:00
10月9日 (日)18:00
10月10日 (月・祝)18:00 

※各回定員12名
※上記時間に受付にて集合後、会場へご案内します。途中入場はできかねますので、必ず時間どおりにお越しください。
会場
京都芸術センター 講堂
上演時間
105分
年齢制限
世代間の対話を試みるというパフォーマンスの性質上、20歳未満の方はご参加いただけません。

サマラ・ハーシュ

演出家。オーストラリア出身、現在アムステルダムを拠点に活動している。アムステルダムのダスシアターで修士号を取得。パフォーマンスとコミュニティの接点を、作品を通して模索している。最近の作品では、世代間の対話に焦点を当て、パフォーマンスとしての会話について探求している。作品に、ティーンエイジャーがホストになり、身体に関する疑問について大人と対話する『Body of Knowledge』、70 代のパフォーマーが主導する親密な出会いの作品『Sex and Death』(2020)、遠隔地の世代間の出会いがテーマの『For the Time Being』(2020)などがある。

KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2022

KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭は、2010 年より毎年京都市内で開催している国際舞台芸術祭です。国内外の「EXPERIMENT(エクスペリメント)=実験」的な舞台芸術を創造・発信し、芸術表現と社会を、新しい形の対話でつなぐことを目指しています。
演劇、ダンス、音楽、美術、デザイン、建築などジャンルを横断した実験的な表現が集まり、そこから生まれる創造、体験、思考を通じて、舞台芸術の新たな可能性をひらいていきます。

主催

KYOTO EXPERIMENT 

URL

https://kyoto-ex.jp/shows/2022_samara_hersch/

問合せ先

KYOTO EXPERIMENT 事務局
〒604-0862 京都市中京区少将井町229-2 第7 長谷ビル6F

Tel:075-213-5839(11:00–19:00 日曜・祝日休[開催期間中は無休]) 
Fax:075-213-5849 
Mail:info@kyoto-ex.jp

料金

一般     :3,000円
ユース*・学生 :2,500円
ペア     :5,500円
当日券    :各500円増

*25 歳以下

チケット/申し込み

2022年8月9日(火)発売予定
KYOTO EXPERIMENTチケットセンター(オンライン https://kyoto-ex.jp 電話予約 075-213-0820)よりご購入いただけます。

※途中入場不可。
※20歳未満入場不可。
※パフォーマンス中に使用する電話は、受付にて貸与します。ご自身の携帯電話は演出の都合上お預かりします。

助成

文化庁文化芸術振興費補助金(国際芸術交流支援事業)/独立行政法人(日本芸術文化振興会)、一般財団法人地域創造

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