京都芸術センター|KYOTO ART CENTER
 

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イベントアーカイブ

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Co-program 2021カテゴリー D「KACセレクション」 採択企画 倉田翠×飴屋法水 京都発表会『三重県新宿区東九条ビリーアイリッシュ温泉口 徒歩5分』

ジャンル
形   態
事業区分
  • 共催共催

akakilike主宰、京都を拠点に活動する演出家・倉田翠と、舞台・美術・音楽などジャンルを問わず創作を続けてきた飴屋法水。
目の前の観客に対し作品を発表し続けてきたふたりの共同により、初の映像作品を制作。

作品ごとに自身や他者と向かい合い、共に立つことでそこに生じる事象を作品化してきた倉田翠と、創作のジャンルを問わず根源的な生への関心を主題として創作を続けてきた飴屋法水。この度、ふたりの演出家が初めて共同し、映像作品を制作。その映像を軸に、京都で作品発表会を開催します。

倉田と飴屋はこれまで、目の前の観客に対する上演を何よりの前提に、あらかじめ決められた役割のために舞台上に出演者が立つのではなく、その人や場所の持つ記憶や生と創作をすることで、鮮烈な強度とともに作品を発表してきました。
この度の共同制作では、その創作への態度をそのままに、両者にとって初となる映像作品を制作します。

映像の中で交差する個人史やそれぞれの在処。その映像と共に観客の前に立ちます。
日時
2021年9月18日 (土) - 2021年9月19日 (日)
9月18日(土)16:30-
9月19日(日)12:30-/16:30-  *各回受付開始は開演の30分前
会場
京都芸術センター フリースペース
出演・スタッフ
出演:倉田翠、飴屋法水、浦宏年、くるみ、宇山心奈

演出:倉田翠、飴屋法水
映像:平澤直幸
演出助手:西島亜紀、平澤直幸
照明:魚森理恵(kehaiworks)
音響:甲田徹
舞台監督:大田和司

制作:黒木優花(株式会社precog)
制作アシスタント:村上瑛真
プロデューサー:黄木多美子(株式会社precog)
シニアプロデューサー:平岡久美(株式会社precog)
ディレクター:中村茜(株式会社precog)

ステートメント

倉田翠 

誰かのお家に行った時に感じるその家々の生活の匂いや空気に身体を馴染ますように、またはその空気を害すことがないようにそこに存在したいと思うように、どうですか、私たちは友達になれますか?

御免ください、こんなにも無責任に、それでいてとても丁寧に、人んちの玄関を開ける。


飴屋法水

子供を持たないヒトはいても、親を持たないヒトはいない。
始まりの場所は決まっていても、終わりの場所は、まだ決まってない。

倉田翠|Kurata Midori

1987年三重県生まれ。京都造形芸術大学( 現・京都芸術大学)映像・舞台芸術学科卒業。3歳よりクラシックバレエ、モダンバレエを始める。京都を中心に、演出家、ダンサーとして活動。作品ごとに自身や他者と向かい合い、そこに生じる事象を舞台構造を使ってフィクションとして立ち上がらせることで「ダンス」の可能性を探求している。2016年より、倉田翠とテクニカルスタッフのみの団体、akakilike(アカキライク)の主宰を務め、アクターとスタッフが対等な立ち位置で作品に関わる事を目指し活動している。セゾン文化財団セゾン・フェローⅠ。近年の主な作品に、幾度も再演を行いakakilike初期の代表作とも言える2016年初演『家族写真』/2017年初演『捌く』、2018年初演、京都市東九条地域の住人と共に制作した『はじめまして こんにちは、今私は誰ですか?』、薬物依存症リハビリ施設京都ダルクのメンバーと共に制作した2019年初演『眠るのがもったいないくらいに楽しいことをたくさん持って、夏の海がキラキラ輝くように、緑の庭に光あふれるように、永遠に続く気が狂いそうな晴天のように』など。オフィシャルサイト:https://akakilike.jimdofree.com/

飴屋法水|Ameya Norimizu

1961年生まれ。1978年より唐十郎が主宰した状況劇場にて音響スタッフを担当。1984年に東京グランギニョルを結成、演出家として独立。1990年代以降は現代美術に活動の軸を移し、1995年『パブリックザーメン/公衆精子』でヴェネチア・ビエンナーレに参加するも、同年、珍獣専門のペットショップ「動物堂」を開店、動物の飼育・繁殖・販売に移行。2005年、必要最低限の食物摂取のみで24日間箱に籠った『バ  ング  ント』展で活動再開、2007年、平田オリザ『転校生』の演出により演劇活動に復活、以降は、演劇や美術、執筆などジャンルを定めずに活動。
2009年より4年連続で参加した「フェスティバル/トーキョー」では『わたしのすがた』、『じ め ん』、2012年「国東半島アートプロジェクト」で朝吹真理子との共作『いりくちでくち』、2013年に福島県立いわき総合高等学校のアトリエ公演『ブルーシート』にて第58回岸田國士戯曲賞を受賞、同年、自身の家族3人による児童劇『教室』、2015年、山下澄人原作の『コルバトントリ、』、2016年「茨城県北芸術祭」での『何処からの手紙』、近作として2021年ブイフェスプロローグでの『キス』、小説『たんぱく質』などがある。
また、インディペンデントなイベントへの出演も多く、大友良英、山川冬樹、七尾旅人、テニスコーツ、MARK、空間現代、青葉市子、山口一郎など世代を超えたミュージシャンたちと共演を重ねる。

主催

株式会社precog

共催

京都芸術センター

助成:令和3年度 芸術文化振興基金 現代舞台芸術創造普及活動
J-LODlive2|コンテンツグローバル受容創出促進事業費補助金

URL

特設サイト:https://kurata-ameya.studio.site/
株式会社precog:https://precog-jp.net/

問合せ先

株式会社precog(プリコグ)
担当:黒木優花、平岡久美
MAIL:info@precog-jp.net
TEL:03-6825-1223、FAX:03-6421-2744(平日10:00~19:00)

料金

前売一般:2500円
前売18歳以下:1000円
小学生以下無料
*未就学児入場可

チケット/申し込み

発売日 9月5日(日) 10:00
*要事前予約・当日精算のみ
*全公演 完売しました(9月6日更新)

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