京都芸術センター|KYOTO ART CENTER
 

EVENT SCHEDULE

イベントスケジュール

【展覧会】黒田 大スケ「未然のライシテ、どげざの目線」

ジャンル
  • 美術
形   態
  • 展覧会
事業区分
  • 主催

Co-program2020カテゴリーB 採択企画
公共の彫刻(人物像)にお供え物や服を着せるといった人格をみる感覚は、いったいどこから来たのか?

京都市内の公共彫刻の霊性を視覚化し、取り出そうとする黒田大スケの試みを紹介する展覧会を開催します。

Co-programカテゴリーBでは、アーティストと京都芸術センターが共に展覧会を企画しています。今年度は黒田大スケと共同で、展示『未然のライシテ、どげざの目線』を開催します。

日本において銅像をはじめとする公共彫刻は、ただの彫刻というよりも、その像のモデルとなった人物と同一視されたり、あるいは服を着せられ食事を供えられたりと、しばしば人格を持った人間のように扱われます。ごく自然な振る舞いとして日常の中に溶け込んでいるこうした感覚は何処からやってきたのでしょうか?

本展では、京都市内にある有名な公共彫刻の霊性をあらゆる実験的芸術的アプローチによって視覚化し認識の上で引き剥がし取り除くことで、彫刻をただの彫刻と捉え直そうとする、美術家、黒田大スケの試みを紹介します。

黒田は歴史、環境、身体の間にある「幽霊」のように目に見えないが認識されているものをテーマに活動する美術家で、これまで芸術祭などでの大掛かりなインスタレーションやビデオ作品の制作、アーティストコレクティブ「チームやめよう」の主宰など多岐に亘り活動してきました。2017年に韓国の仁川の自由公園でマッカーサーの銅像を見て以来、自身の制作の基礎となっている「彫刻」について省みるようになり、1930年代の東京美術学校彫刻科への留学生に関するリサーチと制作をスタートし、東アジアに亡霊の如く横たわる近代的な彫刻概念を明らかにする事に取り組んできました。
今回の展示では、銅像そのものや銅像の下敷きになった者の視線を取り出すために、銅像の身体をカメラに見立てた「カメラオブスタチュー」を制作し京都の街の風景を撮影したり、イタコのごとく自身の身体から「彫刻」を取り除こうとするパフォーマンスなどユニークな手法で制作された作品を発表します。

本展を通して、近代以降の「彫刻」のあまり省みられなかった歴史を紐解き、その成り立ちと像の持つ意味について再考し、これからの彫刻表現のあり方や芸術と公共の関係性について考えていく場を作り出すことを目指します。

展覧会チラシはこちら(PDF)
日時
2021年2月20日(土)- 4月4日(日)
10:00~20:00
休廊日:3月1日(月)
会場
京都芸術センター ギャラリー北・南、他
関連企画
会期中にオンラインのトークイベントなどを開催予定です。詳細はウェブサイト、SNS等でお知らせしますのでご確認ください。
Co-programカテゴリーB
“Co-program”は、京都芸術センターがアーティストとの連携を強化して創作・発表の幅を広げることを目的とする共同事業です。
Co-programカテゴリーB共同企画は、アーティストやキュレーターと京都芸術センターが共同で実施する展覧会企画です。アーティストの展覧会プランをベースに京都芸術センターと協働で運営に取組みます。

黒田 大スケ

1982年京都府生まれ。2013年広島市立大学大学院総合造形芸術専攻(彫刻)修了。橋本平八「石に就て」の研究で博士号取得。2019年文化庁新進芸術家海外研修制度で渡米。帰国後、関西を中心に活動している。歴史、環境、身体の間にある「幽霊」のように目に見えないが認識されているものをテーマに作品を制作している。最近の展覧会に「本のキリヌキ」(瑞雲庵、2020)、「ギャラリートラック」(京都市街地、2020)等がある。
ウェブサイト

主催

黒田 大スケ、京都芸術センター

URL

黒田大スケ:https://sites.google.com/view/daisuke-kuroda/home
京都芸術センター:https://www.kac.or.jp/

問合せ先

京都芸術センター
TEL:075-213-1000
FAX:075-213-1004
E-mail: info@kac.or.jp

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