京都芸術センター|KYOTO ART CENTER
 

EVENT
ARCHIVE
イベントアーカイブ

イベントアーカイブ

第152回 明倫茶会 英ゆう・植彦「オンライン茶会 – 帰家穏坐(きかおんざ)」

ジャンル
  • 美術美術
  • 伝統伝統
形   態
  • ワークショップワークショップ
  • トークトーク
事業区分
  • 主催主催

第152回 明倫茶会「帰家穏坐(きかおんざ) ー心穏やかになれる場所に戻ろう」を開催


☆ご好評につき完売いたしました☆


京都芸術センターでは、開館より20年間さまざまな分野で活躍する文化人を席主として迎え、「明倫茶会」を開催してきました。
今回は、美術家の英ゆうさんを席主に、また庭師であり茶人である植彦さんをお点前に、初の試みとしてオンラインにて茶会を開催します。

テーマは、長く旅に出ていた人が、久しぶりに家に帰ったときに感じるような穏やかな気持ちを表現する「帰家穏坐」。

甘雨庵・植彦さんに煎茶のお点前を披露していただき、ご参加のみなさまには、オンラインにて同時刻にお点前を見ながら、それぞれご自身でお茶を淹れていただくことで、時間と体験を共有します。


オンライン初心者の方でも、インターネットにアクセスできるスマートフォン、タブレットやパソコン等があればご参加いただけます。
お困りごとや参加方法に関する質問がございましたら、京都芸術センター(TEL: 075-213-1000)までお問い合わせください。

また、お茶会に参加したことがない方や、煎茶道は初めてという方も大歓迎です!
みなで集うことが難しい時だからこそ、「一座建立」、お茶一服のひとときを分かち合う、穏やかな時間をお届けします。


お申込みは下記の専用サイトより
☆1席目 11:00- (定員20名 完売)
☆2席目 14:00- (定員20名 完売)
☆3席目 16:00- (定員20名 完売)

ご参加のみなさまにお茶会キットをお送りするため、チケット申込みの締切りはお茶会1週間前の2月16日23:59までとします。
日時
2021年2月23日 (火)
11:00- / 14:00- / 16:00-(各45分)
会場
京都芸術センター和室「明倫」よりオンラインで配信
コンセプト

オンライン茶会「帰家穏坐」は、京都芸術センターで開催する美術家の英ゆうさんの展覧会「作庭ひらく」をしつらえとします。

植木など自然のかたちをモチーフとした絵画作品は、どんな風景も作り出せる窓、もしくは何処へでも繋がる扉となって鑑賞者のイマジネーションをかき立てます。
それはまるで、室内に庭がひろがっていくように、うつくしい自然の世界を築き、閉じている世界をひらいていきます。

この展覧会の会期中に、絵画作品に囲まれた展示空間からオンラインでお届けするのが、このオンライン茶会です。

絵画作品によって庭を作り出す空間で、庭師であり茶人である植彦さんがお茶席を設けることでイメージを重ね、オンライン上で繋がっているみなさまの元へひろがり、更にそこからひらいていくことでしょう。

くつろげる場所からオンラインで繋がっていただくみなさまは、お点前を見ながら、ご自身でお茶を淹れてください。
みなさまがそれぞれの庭のイメージを思い浮かべながら、芸術センターの庭を軸にお互いに時間を共有することを目的とします。

また、英さんよりお茶会の当日に説明がありますが、もし展覧会の会期中に京都芸術センターに来館することができる方は、お茶会キットに同封する金箔をお持ちください。
英さんが祈りの意味を込めて花を重ね描いた花環の作品にその金箔を貼っていただくことで、みなさんが届けたい想いを、花環の扉から飛ばしてください。

京都芸術センターからイマジネーションの庭をひろげ、オンライン茶会でみなさまと繋がり、願わくば最後はみなさまに展覧会を訪れていただき、もう一度想いを遠くへ響かせる、この循環が今回の明倫茶会のコンセプトです。

もちろん、お茶会のみのご参加も大歓迎です。コロナウイルスの感染拡大によってみなで集い語り合うことが難しい今、お茶の文化によってもう一度繋がりを再確認できたら幸いです。
海外からのご参加を希望される方へ

離れた空間を繋ぐことができるオンラインの明倫茶会では、次の条件を満たす方のみ「お茶会キット」を届けることが難しい海外からでもご参加いただけることとなりました。

●参加の条件
・日本以外の国から参加することを希望される方
・煎茶を自ら用意できる方
・日本語がある程度理解できて、茶道の流れを楽しめる方
・「お茶会キット」無しの参加料として500円を支払うことができる方
 (送金や入金の方法に関しては京都芸術センターまでご相談ください)

海外からのご参加のお申込みはこちらからお進みください。
追加の申込枠について
本イベントは、大変ご好評をいただき既に定員に達しましたが、絵画やお茶の文化によって意識や心をひらいていくことをテーマとしていることから、以下の内容で追加の参加者を受けつけます。

「お茶会キット」の配送はありませんが、視聴を希望し、次の条件を満たす方はこちらからお申込みください。

●参加の条件
煎茶やお道具を自ら工夫し、ご用意いただける方

●参加料
500円(お茶会キットの配送なし)

お申込みにはこちらからお進みください。

席主

英 ゆう | はなぶさ ゆう

1973年京都生まれ。大学院在学中Royal College of Art(イギリス)への交換留学を経て1998年京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。2004文化庁新進芸術家海外派遣制度によりタイ王国チェンマイにて滞在制作、2007年より京都市文化芸術特別奨励制度を受けてタイ王国バンコクにて滞在制作、2009年ポーラ美術振興財団在外研修員 2011年京都市芸術新人賞 受賞。2009年バンコクにて個展「Floating Illusion」PSG Art Gallery (日メコン交流年正式認定事業)、2010年個展「外を入れる」京都芸術センター(大広間)等、国内外にて展覧会多数。

お点前

植彦(甘雨庵) | うえひこ(かんうあん)

1981年神奈川生まれ、京都在住。20歳より造園業を始める。25歳より煎茶道を始め、甘雨庵建築、露地作庭。36歳より自宅の茶室(甘雨庵)にて茶事を開催。

同時開催 英ゆう展覧会『作庭ひらく』

会期:2021年2月13日 (土) - 2021年2月27日 (土) 10:00 ~ 20:00
   ※2月22日、23日は明倫茶会実施のため休廊
会場:京都芸術センター 和室「明倫」

   詳細はこちらをご覧ください

主催

京都芸術センター

問合せ先

京都芸術センター
電話番号: 075-213-1000(10:00~22:00)

料金

展覧会:無料
明倫茶会(オンライン):2,000円(キット代、送料込み)

一覧へ戻る