京都芸術センター|KYOTO ART CENTER
 

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【京都芸術センター × KYOTO EXPERIMENT アーティスト・イン・レジデンスプログラム2018】マヌエラ・インファンテ『CHI-SEI.』ワークショップ

ジャンル
形   態
事業区分
  • 主催主催

チリでの新作発表に向け、共同製作プロジェクト始動。

例えば石や植物など、人間以外のものが知性や心を持っていたとしたら、どのような演劇になるのでしょうか。チリ人劇作家・演出家のマヌエラ・インファンテは9月から京都に滞在し、哲学や神道、庭の専門家と交流しながら、日本文化における人間以外のものに対する捉え方を探ってきました。10月にはリサーチで得たものを演劇の形にするべく、アーティストを対象にワークショップを行います。
ワークショップでは、インファンテのリサーチ結果や演出手法だけでなく、参加者の持つアイデアや技術を共有しながら、10月28日に行う報告会に向け、パフォーマンスをつくります。また、本ワークショップを通じ、2年後に新作としてチリで発表するためのコラボレーターを募集します。
先日のトークイベントで、「リサーチ結果を論文に書く代わりに、演劇の形にする」と話していたインファンテ。10月の報告会、そしてチリでの発表に向け、アーティストや研究者の皆さまの参加をお待ちしております!

マヌエラ・インファンテより一言:
私は数年前より、"Realism" (2016) や"Vegetative State" (2017)など、non-human theater (非人間中心主義の演劇)と言われる作品をつくってきました。
京都滞在中は、日本文化や東洋の長い歴史における「人間以外のもの」に対する見方をリサーチしており、最近は特に石と人との関係に興味があります。このワークショップではじっくりとアイデアを発展させ、2019~2020年にかけて日本とチリの共同制作に参加するコラボレーターを募集します。
日時
2018年10月9日 (火) - 2018年10月13日 (土)
※当初より時間と回数が変更となりました。
※連続受講が望ましいですが、単発も可能です。
①10月9日(火)18:30-21:00
②10月11日(木)18:30-21:00
③10月13日(土)10:30-12:30
会場
京都芸術センター 制作室5
定員
各回10名(応募者多数の場合は選考あり)
対象
俳優・ダンサー・振付家・音楽家などアーティストとして活動している方、舞台美術・音響・照明など舞台に関わる活動をしている方、リサーチ内容に興味のある研究者など
言語
英語 ※通訳はつきません。日常会話程度の英語力があれば大丈夫です。
応募締切・選考について
10月4日(木)までにwebにてお申し込みいただき、応募者多数の場合は選考いたします。
選考結果は10月7日(日)までに、全員にメールにてお知らせいたします。

マヌエラ・インファンテ

1980年生まれ。チリ人の脚本家・演出家・ミュージシャン。チリ大学芸術学部卒業後、アムステルダム大学大学院にて文化分析学を学ぶ。2002年から2016年まで主宰していたカンパニー、テアトロ・デ・チレでは、チリの国立芸術基金の助成のもと、数多くの作品を制作。4作品においては書籍化され、英語、イタリア語にも翻訳されている。作品は、アメリカ、アルゼンチン、ブラジル、ペルー、メキシコ、ドイツ、スペイン、アイルランド、イタリア、オランダ、スイス、シンガポール、韓国など世界各国で上演されている。HAU Hebbel am Uffer(ドイツ)、モデナ・フェスティバル(イタリア)、ウォーターミル・センター、FIBA 、および FITAMといった劇場と共同制作を展開。2015年には、女性では初めてNational Festival for Dramaturgy(チリ)のディレクターに就任。
www.teatrodechile.cl

主催

KYOTO EXPERIMENT、京都芸術センター、KYOTO STEAM-世界文化交流祭-実行委員会

助成:平成30年度文化庁文化芸術創造拠点形成事業

問合せ先

京都芸術センター
TEL 075-213-1000
WEB http://www.kac.or.jp/

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