京都芸術センター|KYOTO ART CENTER
 

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イベントアーカイブ

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【re:verb】山崎阿弥「声の徴候|声を 声へ 声の 声と」

ジャンル
  • 美術美術
  • 音楽音楽
形   態
  • 展覧会展覧会
事業区分
  • 主催主催

KAC Performing Arts Program 2016 / Music 風水のこえをきく#2 山崎阿弥「声の徴候|声を 声へ 声の 声と」では、「re:verb」と「re:cite」と題して、2つの異なるフォームの音空間をかたちづくります。

声のアーティストであり美術作家でもある山崎阿弥は、空間に眠るものや、見えない/聞こえないものたちの気配を声によって捉えます。山崎にとって、声とは言葉の意味を伝達する音であるだけでなく、光や色、香り、温度、味といったものと同様に直截に働きかけるものであり、時間を越えて残響するメディウムでもあります。

「声の徴候|声を 声へ 声の 声と」では、「re:verb」と「re:cite」と題して、2つの異なるフォームの音空間を形作ります。re:verbは、声に触れる/触れられるような響きと感触を山崎の声(録音)で作り出すインスタレーションです。re:citeでは、山崎阿弥(声・歌)・石川高(笙)・森重靖宗(チェロ)の3者が、世界を巡り漂うものを「結露」させるように音を奏で、私たちと時空を共有するパフォーマンスを行います。

声を媒介として空間と人を溶け合わせ、存在や空間の裸型を兆すことを試みます。
日時
2016年12月17日 (土) - 2017年1月22日 (日)
10:00~22:00
※和室「明倫」は20:00まで
※12月28日(水)~1月4日(水)は休館日です
※入場無料
会場
京都芸術センター 北館スロープ1階~3階、南館4階 和室「明倫」
出展作家
山崎阿弥
【re:cite】
【re:cite】
日時: 1月20日(金)開場18:30 開演19:00
会場: 講堂
出演: 山崎阿弥(声・歌)、石川高(笙)、森重靖宗(チェロ)
料金: 一般前売2,000円/当日2,500円、学生1,500円(前売・当日共)
URL http://www.kac.or.jp/events/20129/
「風水のこえをきく」について
KAC Performing Arts Program 2016 / Musicのテーマは「声」と「風水」。風水はかつて「天体」と「地理」を意味する2つの漢字を組み合わせた「堪輿(かんよ)」という名で呼ばれていたように、星の動きから時を知り、地形から気の流れを読むことからその思想がかたちづくられていきました。今年度の音楽事業は、このように時間と空間に対する考え方を体系化した風水に着想を得て、それぞれの公演ごとに一年の内のこの季節のこの場所でしか味わえない「タイム/サイトスペシフィック」な作品を発表します。

山崎阿弥 Ami Yamasaki

声のアーティスト、映像・造形作家。声で空間の音響的な陰影を感得し、パフォーマンスやインスタレーションによってその影や光を引き出す/失わせることを試みる。「世界は、私は、どのようにして出来ているのか?」という問いをもち、作品制作や歌唱をこの問いへのアクションと位置付ける。生西康典演出《火影に夢を見る》への出演、灰野敬二、坂田明、外山明、鈴木昭男、飴屋法水らとのデュオ、伊勢神宮での歌唱、中山晃子、ドローイングアンドマニュアルら映像作家との共作、沢口真生とのサラウンド音楽制作など分野を亘る。2017年4月からはACCグランティとしてNY市で滞在制作を行う。また、同年1月から放送開始の『NHK放送90年大河ファンタジー「精霊の守り人」』シーズン2では、全話ナレーションと様々な声で出演。
http://amingerz.wixsite.com/ami-yamasaki

主催

京都芸術センター

問合せ先

京都芸術センター
TEL 075-213-1000
E-mail info@kac.or.jp

技術協力

力石武信、中農稔、京田真一、石丸耕一、平塚弘一

Special Thanks

Iba Yasuhiro

助成

平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

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