京都芸術センター|KYOTO ART CENTER
 

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イベントアーカイブ

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【明倫ワークショップ】Small Wooden Shoe + dracom国際共同制作『Antigone Dead People』 公開稽古+レクチャー

ジャンル
  • ダンスダンス
  • 演劇演劇
形   態
  • ワークショップワークショップ
  • トークトーク
  • その他その他
事業区分
  • 主催主催
録音された台詞を用いてギリシア悲劇『アンティゴネー』の最新の解釈を提示するSmall Wooden Shoe(カナダ)/dracom(日本)共同制作『Antigone Dead People』(12月27~28日「サウンド・ライブ・トーキョー」にて初演)の公開稽古とレクチャー。

定員: 20名
日時
2014年12月21日 (日)
14:00-16:00
会場
京都芸術センター 制作室5

dracom

公演芸術集団dracom(ドラカン)。
1992年、dracomの前身となる劇団ドラマティック・カンパニーが、大阪芸術大学の学生を中心に旗揚げ。1997年の第7回公演『空腹者の弁』から作風が一変し、「劇団」と名乗ることや、「ドラマティック・カンパニー」といったネーミングに大きなギャップが生じ始めたこと、また演劇以外のジャンルへのアピールを考慮し、1998年1月に一部の関係者の間で使用されていた「ドラカン」という略称をそのまま集団名とすることになった。
基本的には年に1回の本公演(=「祭典」)と、dracom EP(イーピー)や、dracom Gala(ガラ)などの、同集団内の別企画による小公演を不定期に行う。
年に一回行われる本公演では、テキスト・演技・照明・音響・美術など、舞台芸術が持っているさまざまな要素をバランスよく融合させて、濃密な空間を表出する。多くの観客に「実験的」と言われているが、我々としては我々が生きている世界の中にすでに存在し、浮遊する可能性を見落とさずに拾い上げるという作業を続けているだけである。世界中のあらゆる民族がお祭りの中で行う伝統的なパフォーマンスは、日常の衣食住の営みへの感謝や治療としてのお清め、さらには彼らの死生観を表現していることが多い。我々の表現は後に伝統として残すことは考えていないが、現在の我々がおかれている世界観をあらゆる角度からとらえ、それをユーモラスに表現しているという意味で、これを「祭典」と銘打っている。

Small Wooden Shoe

ジェイコブ・ズィマーがハリファックスで2001年に設立、現在トロントを拠点とする「ほぼ劇団」。名称はフランス語の「sabot」(サボ=木靴、フランスの労働者がストライキで機械を故障させるために使ったことから「サボタージュ」の語源とされる)から。さまざまなバックグラウンドのコラボレーターから成り、作品は少人数の私的パフォーマンスから叙事詩的なものまで幅広い。「よい思想には娯楽性がある」との信念のもと、ブレヒトの自らによる新訳を使った大規模なリーディング公演『Life of Galileo for Tracy Wright』、難易度の高い戯曲のリーディングと簡単に歌える歌を組み合わせた『Difficult Plays and Simple Songs』、ラジオの生放送『The Fun Palace Radio Variety Show』、20世紀初頭の炭坑労働者の運動に関するキッチンでの観客との直接対話『Sedition, or Kindness Makes Me Cry Like Nothing Else』、科学革命についての演劇的レクチャー『Dedicated to the Revolutions』、朝から晩までパネリストもレクチャーもなしで展開する「脱会議」、クリスマス・コンサート、オンラインのシンクタンク、市民集会、ワークショップ、レクチャー、出版など多様な形態で活動している。

主催

京都芸術センター

URL

http://www.soundlivetokyo.com/2014/antigone_dead_people.html

問合せ先

京都芸術センター
TEL:075-213-1000

料金

料金:無料

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