レクチャー&シンポジウム「中欧の現代美術」
- ジャンル
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- 美術
- その他
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- 形 態
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- レクチャー
- トーク
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- 事業区分
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- 共催
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中欧6カ国のキュレーターと研究者が、各国の文化芸術や歴史、社会についてお話します。
本年は、中欧に位置するポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリー、すなわちV(ヴィシェグラード)4国と日本との交流年となっています。本企画は、この交流年を記念して、V4国やその周辺諸国と日本における芸術を取り上げ、その特殊な歴史的経緯をふまえつつ、それぞれの国において芸術がどのように受け継がれ、また社会においてどのような役割を果たしてきたのかという点に注目するものです。
第一部では、20世紀ポーランドを代表する芸術家の一人であるタデウシュ・カントルと、そのアーカイブ施設としてこの秋にリニューアルオープンしたクリコテカを中心としながら、彼の活動の意義を探ります。また第二部では、国際交流基金の学芸員招聘事業で来日中の、V4とその周辺国の学芸員たちにそれぞれ報告を依頼することで、この地域が戦後、どのような独自のジレンマや矛盾をかかえながら冷戦構造に対処したのかを各国の対比とともに探り、また現在それがどのような形で継承されているのかを検証します。
第一部では、20世紀ポーランドを代表する芸術家の一人であるタデウシュ・カントルと、そのアーカイブ施設としてこの秋にリニューアルオープンしたクリコテカを中心としながら、彼の活動の意義を探ります。また第二部では、国際交流基金の学芸員招聘事業で来日中の、V4とその周辺国の学芸員たちにそれぞれ報告を依頼することで、この地域が戦後、どのような独自のジレンマや矛盾をかかえながら冷戦構造に対処したのかを各国の対比とともに探り、また現在それがどのような形で継承されているのかを検証します。
- 日時
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2014年12月6日 (土)
14:00~15:30 第一部:レクチャー
16:00~19:30 第二部:シンポジウム - 会場
- 京都芸術センター ミーティングルーム2
第一部「タデウシュ・カントル-ローカルとグローバルの間」
講師:マリア・ポプシェンツカ(ワルシャワ大学美術史学研究室教授)
第二部 シンポジウム
(中欧諸国から招聘のキュレーター6名による各国現代美術についての報告、討論)
パネリスト:
セバスチャン・チホツキ(ポーランド:ワルシャワ近代美術館副館長)
マリエ・クリメショヴァー(チェコ:カレル大学哲学部美術史学科教授)
ゾラ・ルスィノヴァー(スロヴァキア:スロヴァキア美術アカデミー教授)
アロン・フェニヴェシ(ハンガリー:トラフォ・ギャラリー学芸員)
イゴル・スパニョル(スロベニア:リュブリャナ近代美術館メディアアート部門学芸員)
アンカ・ヴェロナ・ミヘレト(ルーマニア:インデペンデント・キュレーター)
司会:加須屋明子(京都市立芸術大学美術学部准教授)
コメンテーター:井口壽乃(埼玉大学教養学部教授)、マリア・ポプシェンツカ
主催
京都市立芸術大学
共催
京都芸術センター、国際交流基金、ポーランド広報文化センター
URL
問合せ先
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
TEL:075-253-1509