京都芸術センター|KYOTO ART CENTER
 

EVENT ARCHIVE

イベントアーカイブ

Co-program カテゴリーC採択企画 柳生二千翔「まばたきの季節」戯曲を読む会

ジャンル
  • 演劇
  • その他
形   態
  • ワークショップ
事業区分
  • 主催

執筆中の戯曲を、声に出して読む

劇作家・演出家の柳生二千翔は、プロジェクト「まばたきの季節」で、四季に合わせて一週間ずつ、計4回京都に滞在し、一篇の戯曲を執筆しています。近年、演出家がいかようにも上演方法を想起できる「余白」のある戯曲に取り組む柳生ですが、今回の作品では、従来の戯曲の体裁や構成にとらわれずに書きたいと話しています。

夏の滞在(8月1日ー9日)では、伝統芸能鑑賞や山や川を訪れ、市井の人々との出会いを通じ、そこで目にするまばたきのような一瞬の時を戯曲に描くことを試みました。

今回の秋の滞在(11月6日ー14日)では、夏の滞在で得たアイディアを発展し、様々な視座から”言葉”を扱うアーティストと対話をしながら、戯曲を書き進めます。そして、11月13日(火)には、執筆途中の戯曲を声に出して読む、リーディング会を行います。リーディング会には、演劇の経験や年齢・性別は不問で、どなたでもご参加いただけます。(※リーディングは録音し、音声を公開する可能性があります。)

柳生が京都の土地で出会った風景や人との交流は、どのように紡がれ、言葉になり、戯曲となるのでしょうか。

*滞在の様子、書きかけの戯曲はこちらで随時更新しています。
柳生二千翔 twitter
まばたきの季節 note
日時
2018年11月13日 (火)
15:00-16:30
会場
京都芸術センター 制作室12
秋の滞在に寄せて(柳生二千翔より)
夏は、その場所に滞在することを通して、浮ついた状態(観光気分)から脱すること/土地に身体を馴染ませる感覚を意識的に大事にしていました。外部の人間が、初めてその土地にやってきて触れる新鮮な体験、一面的なおもしろさを表すことで『消費』したくないということが頭にありました。

食べること、寝ること、歩くこと、話すこと、触れること、などなど。
そうした生活の中で生まれる当たり前の行為、所作などを丁寧に、そしてぼんやりと追ったり掴んでみることで、その土地から創作の力の源を頂く、自分の製作方法を改めて考えていく時間となりました。

今回の秋の滞在は、”言葉”を扱う様々なジャンルのアーティストとの対話を重ねながら、戯曲を執筆し、最終日には、その時点までに書かれた出来たてほやほやの戯曲(未完成)を試しに参加者みんなで読んでみるという会を催します。
私は戯曲を、口に出して音にしてもらうことによって、はじめて意味を持ち始めるものだと考えています。まだまだ固まる前のそれを試しに一緒に読んでみて、感想等、参加者のみなさんと意見交換をしながら、 さらなる戯曲のブラッシュアップを試みたいと思います。私が書いた言葉が、私のものではなくなる時間を作れたらいいなと思います。

演劇や朗読の経験は不要ですし、未経験者大歓迎です。
「まばたきの季節」を一緒に作っていきましょう。

是非是非、ふらりとお気軽にお越しください。
ここまで読んで頂けたのなら!

柳生二千翔(やぎゅう・にちか)

劇作家・演出家・美術家。1993年生まれ。愛媛県松山市出身。2013年より演劇ユニット『女の子には内緒』主宰、2017年より劇団『青年団』演出部所属。モノローグを基調としながら、何気ない日常の中に潜む物語を構成し、街というマクロの視点とそこに生きる人々との関係性を描きながら、分かりえない他者との気づきや繋がりを探している。劇空間と外部環境をシンクロさせ、フィクション性が鑑賞者の生活と地続きに繋がっていく作風が特徴。
・受賞歴・スカラシップ等
2018 戯曲『ひたむきな星屑』が、第1回人間座「田畑 実」戯曲賞を受賞
2017 急な坂スタジオが主催する支援プログラム「坂あがり相談室plus」に選出
2016 戯曲『ささやきの彼方』が、第4回せんだい短編戯曲賞の大賞を受賞
2013 NPO法人ドリフターズインターナショナルが主催する支援プログラム「DRIFTERS SUMMER SCHOOL ADVANCE 2013」に選出

主催

柳生二千翔、京都芸術センター

問合せ先

京都芸術センター
TEL: 075-213-1000
FAX: 075-213-1004

料金

無料

チケット/申し込み

要事前予約

一覧へ戻る