京都芸術センター|KYOTO ART CENTER
 

EVENT
ARCHIVE
イベントアーカイブ

イベントアーカイブ

第26次笑の内閣『そこまで言わんでモリエール』

ジャンル
  • 演劇演劇
形   態
  • 公演公演
事業区分
  • 主催主催

2018年はフランスの年だ!?古典喜劇の大家、モリエールを相手取り展開する、笑の内閣の新境地!!

Co-program 2018 カテゴリーA(共同製作)採択企画

京都を拠点に、現代社会の歪んだシチュエーションに着目し、痛烈な風刺とケレン味溢れる芝居で、数々のコメディを創作し、話題を振りまいてきた「笑の内閣」。今回は舞台を17世紀フランスに移し、フランスを代表する劇作家・俳優のモリエールの作品と、彼の劇団を参照した新作を創作し初演します。
人権という概念が成立する以前の社会を背景に、契約と権利、表現と自由という、現代にも響き合う問題に迫り、大いに皮肉り、笑い飛ばす意欲作。ぜひご覧ください!
日時
10月31日(水)19:30
11月1日(木)14:00/19:30
   2日(金)14:00/19:30
   3日(土・祝)13:00/17:30
   4日(日)11:00/15:30
会場
京都芸術センター フリースペース
あらすじ
1665年12月15日 
モリエールの率いる劇団は、かねてから目をかけていた若手劇作家ジャン・ラシーヌの悲劇作品である『アレキサンダー大王』の5回目の上演を終えていた。
4回目の公演までは大好評であったにも関わらず、この日は不入りで不思議に思っていた一同に、ライバル劇団のブルゴーニュ座が18日から同じ作品を上演するという衝撃的な情報が入る。ラシーヌは、喜劇は得意だが悲劇が苦手なモリエール劇団の演技に納得出来ず、悲劇が得意なブルゴーニュ座に作品を持ち込んでいたのだ。
上演の最中にライバル劇団に持ち込み、経営に打撃を与えるなど、信義に悖る上契約違反。それどころかラシーヌは、モリエール劇団で唯一気に入った看板女優マルキーズ・デュパルクの引き抜きまで画策していた。
育てた恩を仇で返したラシーヌに落とし前をつけさせるため、呼び出すモリエール。
2人の長い夜がはじまる。
モリエールについて
17世紀中期に活躍したフランスを代表する劇作家。
若い頃パリで劇団を旗揚げしたが悲劇作品で結果が出ず地方をどさ回りする間、おかしな人や風習を徹底的に揶揄した風刺喜劇で名を上げる。時の王ルイ14世に気に入られ政界にも強い影響力をもったが、敵対者とは激しく応酬しあったり、役者相手に『降板したら全財産没収』という契約書を結んだり、女癖が悪かったり、芝居の前座も自分でしたり、劇団員もみな妙にキャラだちしてるがあまり上手くない奴も多い。笑の内閣・高間響からすると他人とは思えないプロフィールをしている。
(文責:高間響)
出演
髭だるマン(爆劇戦線⚡和田謙二)
高瀬川すてら
アパ太郎
熊谷みずほ
しらとりまな(てまり)

上原日呂(月曜劇団)
土肥希理子
由良真介
BANRI(Sword Works)
岡本昇也
山下ダニエル弘之
亮介(株式会社イリアモデルエージェンシー)
澤田誠
スタッフ
作・演出 高間響
助演出  河井朗(ルサンチカ)
照明   真田貴吉
音響   島崎健史(ドキドキぼーいず)
舞台美術 竹内良亮
舞台美術助手 岩崎靖史
小道具  小原藍(睡眠時間)
舞台監督 稲荷(十中連合)
制作   合同会社Sword Works
宣伝美術・スチール 脇田友
映像撮影 竹崎博人(Flat Box)
サポートスタッフ 諸江翔大朗(ARCHIVES PAY) 義村夏樹(劇団抜きにくい釘)
他会場公演について
本作品は東京公演(2018年11月21日(水)~25日(日)、於:こまばアゴラ劇場)もございます。詳細は笑の内閣ウェブサイト(http://warainonaikaku.sitemix.jp/)をご覧ください。

笑の内閣

2005年旗揚げ。しばらくは実際に舞台でプロレスをする『プロレス芝居』を上演していたが、体力の限界を感じて、時事ネタ・風刺ネタコメディに路線転換。「福島に修学旅行に行こう」「女性差別する女性」「ヤクザの人権も守ろう」といった際どいテーマで芝居を作っている。政治・言論方面は特に強さをみせ、「風営法のダンス規制」を扱った作品では永田町に呼ばれたり、東浩紀氏主催のゲンロンカフェで上演したり、内容が反社会的だと劇場から上演拒否にあったり、森友学園の入学説明会にいったら追い出されたりと騒ぎも多い。代表作『ツレがウヨになりまして』は「彼氏がネトウヨになってしまう」というあらすじながら、韓国で上演をするという快挙を成し遂げた。

主催

笑の内閣、京都芸術センター

URL

http://warainonaikaku.sitemix.jp/

問合せ先

笑の内閣
《Mail》
waraino.naikaku.ticket@gmail.com
《Tel》
090-2075-0759

料金

【 当 日 】
一般 3,500円 / 25歳以下 3,000円
【予約割】
一般 3,300円 / 25歳以下 2,800円
【先得決済14】
一般 2,500円 / 25歳以下 2,000円

【高校生以下】500円(予約・当日共)

《先得決済14 について》公演初日の14 日前(10 月17 日23:59)まで販売。
*お支払い方法は「銀行振込(三菱UFJ 銀行・ゆうちょ銀行)」「クレジット決済」「コンビニ決済」のみです。
*購入手数料・振込手数料はお客様のご負担となります。
*チケットは、お申し込みの際にご入力いただいたご住所へお送りいたします。チケット発送日…10 月22 日(月)

チケット/申し込み

【カルテットオンライン】
https://www.quartet-online.net/ticket/26_moliere_kyoto

【Live pocket】
http://t.livepocket.jp/t/26_moliere_kyoto
(*チケット原券は発行されません。購入後表示されるQR コードをご入場の際に確認いたします。)

【笑の内閣】
《Mail》waraino.naikaku.ticket@gmail.com
《Tel》090-2075-0759

【京都芸術センター チケットカウンター】(10:00 ~ 20:00、窓口販売のみ)

《ご予約の変更・キャンセルについて》
変更後のご希望が満席でない場合に限り、ご予約日時の変更を承ります。笑の内閣までご連絡ください。また、お客様のご都合によるキャンセルの場合、代金お支払い後の返金はできかねます。あらかじめご了承ください。

後援

アンスティチュ・フランセ関西

助成

平成30年度文化庁文化芸術振興基金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)・独立行政法人日本芸術文化振興会

一覧へ戻る