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演劇計画Ⅱ-戯曲創作-「S/F-到来しない未来」KAC S/F Lab. オープンラボvol.4「計画と構想-松原俊太郎」

ジャンル
  • 演劇演劇
  • その他その他
形   態
  • トークトーク
事業区分
  • 主催主催

戯曲「カオラマ」に見る、作家・松原俊太郎。

 京都芸術センター「演劇計画Ⅱ―戯曲創作―」では昨年度より、松原俊太郎、山本健介のふたりの劇作家が、3ヶ年かけて「S/F ―到来しない未来」をテーマに新作戯曲を執筆しています。また、戯曲を創作していくために、今年3月に科学(サイエンス)と虚構(フィクション)に関する研究所「KAC S/F Lab.」を立ち上げ、年数回オープンラボを実施しています。

「KAC S/F Lab.」では、科学や虚構に関わる研究者や作家をゲストに迎え、研究発表やワークショップを展開、これを踏まえたディスカッションを行います。

 今、科学の世界では何が発見され、虚構はそこに何を描こうと試みているのでしょうか。多様な研究/創作の観点が交錯し、新たな観点や想像力を展開していく場となることを目指します。また、オープンラボの成果は、戯曲の発展のプロセスとともに、アーカイブウェブサイトにて随時公開し、演劇を中心とした多様なジャンルの作家や創作・研究のリソースとして機能する可能性を提案します。

今回のvol.4は、委嘱劇作家の松原俊太郎が、対話相手として小説家の滝口悠生氏をお迎えし、11月に公開された松原俊太郎による新作戯曲『カオラマ』第一稿を踏まえて虚構・記述・創作について語ります。ふたりの対話から、公開中の第一稿のポテンシャルと、松原俊太郎の今後の構想に迫ります。

※入場無料・要事前申込・入退場自由
日時
2017年12月15日 (金)
18:30-20:30
会場
京都芸術センター フリースペース
第一稿公開中の戯曲「カオラマ」
こちらからダウンロードできます。

滝口悠生(小説家)

1982年東京都生まれ。2011年、「楽器」で新潮新人賞を受賞してデビュー。2015年、『愛と人生』で野間文芸新人賞受賞。2016年、「死んでいない者」で芥川龍之介賞受賞。他の著書に『寝相』『ジミ・へンドリクス・エクスペリエンス』『茄子の輝き』『高架線』がある。

松原俊太郎(劇作家・作家)

作家、雑誌『地下室』主筆。1988年5月生。熊本県熊本市出身。神戸大学経済学部卒。地点『ファッツァー』で演劇と出会う。2015年、処女戯曲『みちゆき』で第15回AAF戯曲賞(愛知県芸術劇場主催)大賞を受賞。2017年4月、戯曲『忘れる日本人』が地点によりKAATにて上演。

主催

京都芸術センター

問合せ先

京都芸術センター
TEL:075-213-1000
FAX:075-213-1004
E-mail:info@kac.or.jp

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