京都芸術センター|KYOTO ART CENTER
 

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謡曲ひとめぐり 第三回 《草子洗小町》

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形   態
  • 公演公演
  • レクチャーレクチャー
事業区分
  • 主催主催

小野小町ゆかりの寺で、謡のひととき。

京都芸術センターでは「素謡の会」関連企画として、謡曲をより深く楽しむ企画「謡曲ひとめぐり」を2014年より開催しています。謡曲ゆかりの場所を訪れ能楽師による素謡を聴くことで、詞章に描かれた風景やひとびとに思いをめぐらせ、謡の世界を体感することが出来るでしょう。
第3回は小野小町ゆかりの寺「隨心院」で、《草子洗小町》をお楽しみいただきます。謡曲の世界にひたる贅沢な時間を、是非ご堪能ください。
日時
2017年3月7日(火)
17:20 受付開始、随時散策、法話とお食事
19:00 開演(20:30 終演予定)
会場
隨心院(京都市山科区小野御霊町35)
出演
河村和重、河村晴道、分林道治、田茂井廣道、河村和貴、河村梓姫
ナビゲーター
田茂井廣道

隨心院

真言宗善通寺派の大本山であり、小野流の開祖である仁海(にんがい)の開基。正歴二年(西暦991 年)建立。膸心院が所在する小野は、小野氏の一族が栄えた場所でもあり、小野小町ゆかりの寺としても知られる。

『草子洗小町』について

和歌の名手として知られた若かりし頃の小野小町を題にとった作品。
小野小町の邸、春のある日。大伴黒主は明日の宮中の「歌合せ」で小町の相手に決まっているが、勝てる見込みがないので、こっそり小町の詠歌を盗み聞きし、古歌(過去に既に作られた歌の盗作)に仕立てて、小町に勝とうと画策する。歌合せ当日、帝の御前で小町の歌が読み上げられると、黒主は古歌だと主張し、入れ筆(改ざん)した草子を出す。小町は墨付きの違いに気づき、草子に水をかけて洗うと、入れ筆の部分だけが消え、小町への古歌疑惑は事実無根と判る。黒主は自害しようとするが、小町がとりなし、両者遺恨なく、小町はめでたく舞い納めるのだった。

主催

京都芸術センター

問合せ先

TEL: 075-213-1000

料金

3,500円(弁当付・事前申込制要予約・先着60名)
チケット発売期間:2018年1月26日(木)~3月5日(日)
※お弁当の準備のため、かならず事前にご購入下さい。
購入後のキャンセルはできませんのでご了承ください。
定員に達し次第、受付終了となります。

チケット/申し込み

京都芸術センター チケットカウンター(10:00 - 20:00)

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