京都芸術センター|KYOTO ART CENTER
 

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平野一郎×吉川真澄「四季の遊び」

ジャンル
  • 音楽
形   態
  • 公演
事業区分
  • 主催

Les Jeux des Quatre Saisons
西から東へ、古から今へ・・・時の庭に響く声

作曲家・平野一郎による無伴奏女声独唱の為の四部作
「春の歌」「夏の歌」「秋の歌」「冬の歌」は、
ソプラノ歌手・吉川真澄の委嘱と触発を受けて生まれました。
本公演はその"四季の四部作"を軸に、
古今東西を縦横に巡る多彩な楽曲により構成。
美しき象徴の庭に集う7人の演奏家が、
古風なヴォーカルアンサンブルから
先鋭なサウンドインスタレーションまで、
時に愉しく時に厳かに、生き生きと歌い奏でます。

タイトルの「遊び」という言葉には、
通常の遊戯という意に留まらず、
原初の祭儀、音楽の発生、生命の本分が重なります。
大地から湧き起こり、天空から降り注ぐ自然の響き。
虫や鳥や獣の鳴き声、そして人々の命の営み。
森羅万象のざわめきから音楽が立ち昇り、
季節を歌う声が音の風景に融けてゆく……
そんな時と音のあわいに耳を澄ませる音楽公演です。
日時
2017年2月26日 (日)
開場15:30 開演16:00
会場
京都芸術センター フリースペース
プログラム
 平野一郎:春の歌
クレマン・ジャヌカン:鳥の歌
ジョン・ケージ:18 回⽬の春を迎えた素晴らしい未亡人
13 世紀イギリス古曲:夏は来たりぬ
ブライアン・デニス&オリヴァー・ビーヴァン:波の小品
 平野一郎:夏の歌
ブライアン・デニス&オリヴァー・ビーヴァン:嵐の⾳楽
 平野一郎:秋の歌
ジョスカン・デ・プレ(平野編):こうろぎは良い歌い手
ブライアン・デニス:霧
ジョスカン・デ・プレ:アヴェ・マリア
 平野一郎:冬の歌
平野⼀郎:雪の声(京都芸術センター委嘱・初演)
平野⼀郎:サルメノヲドリ
作曲・演奏
作曲・構成:平野一郎
声:吉川真澄、宮本絵真、岡⽥和宏、岡田健太郎、岡⽥通利
打楽器:畑中明香、池上英樹
「風水のこえをきく」について
KAC Performing Arts Program 2016 / Musicのテーマは「声」と「風水」。風水はかつて「天体」と「地理」を意味する2つの漢字を組み合わせた「堪輿(かんよ)」という名で呼ばれていたように、星の動きから時を知り、地形から気の流れを読むことからその思想がかたちづくられていきました。今年度の音楽事業は、このように時間と空間に対する考え方を体系化した風水に着想を得て、それぞれの企画ごとに一年の内のこの季節のこの場所でしか味わえない「タイム/サイトスペシフィック」な委嘱作品を上演します。

平野一郎 Ichiro Hirano (Composition)

宮津市出身。京都市立芸術大学卒業、同大学院修了。在学中より各地の祭礼と音楽を巡る踏査を始動。2001年より作曲活動を本格開始、京都を拠点に日本の風土や伝承に根差した独自の作品を発表。日本交響楽振興財団作曲賞最上位入選・日本財団特別奨励賞、青山音楽賞、京都市芸術新人賞等受賞。ISCM世界音楽の日々2008入選・参加。11年演奏家・美術家と〈音色工房〉結成、モノオペラ「邪宗門」初演。13年細川忠興公・ガラシャ夫人生誕450年記念演奏会“祈りのガラシャ”監修。10年「鱗宮交響曲」(芦屋交響楽団)、11年「いそぽのふゎぶらす」(ザ・フェニックスホール)、14年二重協奏曲「星巡ノ夜」(舘野泉左手の文庫)、16年「龍を踏む者」(DUOうたほぎ)等委嘱作品多数。16年1月、4独唱+混声合唱+管弦楽による委嘱新作「八幡大縁起」が“やわた市民音楽祭”にて初演、熱狂的な反響を得る。同年より出雲芸術アカデミーのコンポーザー・イン・レジデンスとして“出雲の春音楽祭”での4年6作に亘る委嘱《連作交響神樂》(管弦楽+声楽)に着手。無伴奏女声独唱の為の《四季の四部作》(吉川真澄委嘱)を軸とする協力公演“DUOうたほぎリサイタル~春夏秋冬~”が第15回佐治敬三賞を受賞、企画監修公演に基づくCD『日出ずる処、牧神の目覺め。』『花影の小径』がWAONレコードより発売される等演奏家諸氏との協同が様々に実を結んでいる。

吉川真澄 Masumi Yoshikawa (Soprano)

岸和田生まれ。相愛大学音楽学部声楽専攻卒業。桐朋学園大学研究科声楽専攻修了。オペラ《ポポイ》(間宮芳生作曲)、モノオペラ《邪宗門》(平野一郎作曲)、《八幡大縁起》(同)の世界初演をはじめ多くの新作初演に携わり、サントリーサマーフェスティバルやアンサンブルノマド定期演奏会に度々出演する等、現代音楽の分野で目覚ましく活躍。2009年般若佳子(ヴィオラ)、菊地奈緒子(筝)と共に「オトナリトリオ」を結成、11年「音色工房」に参加。12–15年詩人・ピアニストと委嘱初演を重ねる童謡ユニット「KOHAKU」を結成し連続コンサート「歌われる詩たち」を企画する等、個性豊かな活動を展開。故郷・岸和田では1999年より毎年リサイタルを開催。CD「POP SONG」「うたほぎvol.1~2」「KOHAKU 歌われる詩たち」「お豆の物語&ゆきむすび」。第7回松方音楽賞大賞受賞。第7回三菱UFJ信託音楽賞奨励賞受賞(オペラ《ポポイ》公演)。平成16年度文化庁国内芸術インターンシップ研修生。ギタリスト佐藤紀雄と共に第15回佐治敬三賞受賞。日仏現代音楽協会会員。NHKカルチャーセンター講師。

宮本絵真 Ema Miyamoto (Soprano)

2004年渡仏。声楽だけではなく、チェンバロやオルガンを習得。また、バロック音楽から現代曲まで幅広く研鑽を積む。CRD du Mans在学中、DEM du Chantを取得時にすべての学業成績を評価され、Le Mans市よりPalme d'orを授与される。サルト県各地の音楽学校にて、声楽講師等を務める。フランスでの11年間の生活を終え、2015年9月に帰国。

岡田和宏 Kazuhiro Okada (Tenor)

シンガーソングライター。相愛大学声楽専攻卒業。卒業後、兄の健太郎と“Family~おかだ兄弟~”を結成。2003年上京し、2006年自身作詞・作曲の「矢印」がTVドラマ「イヌゴエ」の挿入歌に起用され、コロムビアミュージックエンタテインメントよりメジャーデビュー。現在、滋賀県米原市を拠点に全国でライブ活動を展開。

岡田健太郎 Kentaro Okada (High-Bariton)

1976年滋賀県生まれ。東京藝術大学音楽学部声楽科卒。郷里滋賀にてオーガニックな暮らしを模索しつつ、そんな中から生まれる音楽を日々紡いでいる。高校在学中より作詞作曲活動開始。2006年、弟・和宏とともに発表したシングル「矢印」がテレビドラマ挿入歌として採用されデビュー。現在はジャンルの枠をゆうゆうと超え、シンガーソングライター、声楽家、作曲家、また江州音頭の音頭取りとしても活動中。

岡田通利 Michitoshi Okada (Bass- Bariton)

愛知県立芸術大学声楽科卒業。声楽を、故・田中万美子、末吉利行の各氏に師事。現在は地元滋賀県を中心に、各地で音楽活動や指導を行なっている。クラシックのみならず、ポップスや民謡など他ジャンルとの共演も積極的に行なっており、その柔軟な音楽性が各地で好評を得ている。

畑中明香 Asuka Hatanaka (Percussion)

同志社女子大学学芸学部音楽学科卒業及び専修課程修了。日本打楽器協会新人演奏会にて最優秀賞受賞、第4回現代音楽演奏コンクール“競楽IV”第2位入賞。その後、カールスルーエ音楽大学を最優秀賞を得て修了。ドイツ連邦文化財団より奨学金を得てEnsemble Modern Akademieのメンバーとして1年間活動。2006年ダルムシュタット現代音楽祭にてクラーニヒシュタイナー音楽賞受賞。

池上英樹 Hideki Ikegami (Percussion)

第46回ミュンヘン国際音楽コンクール打楽器部門最高位。第16回日本管打楽器コンクール打楽器部門第2位。青山音楽賞、文化庁芸術祭音楽部門新人賞などを受賞。ヨーロッパ各地での演奏活動の後、活動を一時休止し、打楽器音楽を一から学び直す。2011年、テレビ朝日「題名のない音楽会」で「パーカッショニスト 池上英樹登場!」が放送。2014年よりダンスパフォーマンス、歌などを融合させた自作自演の一人舞台「MOSAIC-モザイク」を発表し始める。

主催

京都芸術センター

問合せ先

京都芸術センター
TEL 075-213-1000
E-mail info@kac.or.jp

料金

一般前売2,000円/当日2,500円、学生1,500円(前売・当日共)

チケット/申し込み

チケット取り扱い:京都芸術センター窓口(10:00-20:00)

※前売券・ウェブ予約終了しました。
当日券:当日15:00から会場前受付にて整理券配布(整理券番号順に15:50頃から若干数当日券を販売します)
ご予約(未精算)の方:当日15:00から会場前受付にてチケット販売
チケットをお持ちの方:15:30に開場しますので、16:00の開演時間までにおこしください

助成

平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

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