京都芸術センター|KYOTO ART CENTER
 

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イベントアーカイブ

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★三原聡一郎展 『空白に満ちた世界』

ジャンル
  • 美術美術
形   態
  • 展覧会展覧会
事業区分
  • 主催主催
京都芸術センターでは、15周年記念事業「KAC Art Festival バラエティボックス」の一環として、ギャラリーの外にも展示を拡張し、京都で活動する作家の展覧会を開催します。

本展は、音、泡、放射線、虹、苔、微生物などのメディアを用いて、世界へ開かれたシステムとしての芸術を国内外で実践している三原聡一郎の国内初の個展として、2011年より継続中の「空白のプロジェクト」第3段階、生命とエネルギーのリンクを探るプロセスの一端を発表します。「空白のプロジェクト」は東日本大震災以降の日本に漂う、何かを失ったあとの虚無感を、いまだ答えの出されていない「空白」のスペースといつしか捉え直すようになったことに由来しています。「空白」は芸術の観点による未解決の問いのためのスペースであり、常に変化し続ける把握不可能な「規模」も意味しています。

起こりうる未来を予感させるかのような今回の作品は、芸術の観点から、未だ解決されない事象への可能性を示唆します。


[関連企画]
トーク 三原聡一郎×渡邉一哉(東京薬科大学教授)
本展の軸となる研究分野「微生物燃料電池」の研究を軸として、この研究を日本で牽引している渡邉一哉先生をお招きし作家とのトークを開催します。共に人間の振舞いである科学そして芸術の根本にある想像力について、今回の展示プロジェクトや三原が平行して行ってきた科学(触覚)、工学(電子楽器)から芸術(音楽、美術)分野とのコラボレーションを参照しつつ、話題を展開いたします。
日時|3月3日(木)18:30-20:00
会場|和室「明倫」
※入場無料・事前予約不要
※展示は通常通り18:00までとなります
http://www.kac.or.jp/events/18035
日時
2016年2月7日 (日) - 2016年3月6日 (日)
10:00 ~ 18:00 

晴天の日の13:30~約1時間のみ発生する作品があります

会場
京都芸術センター 和室「明倫」

三原聡一郎 (みはら そういちろう)

1980年、東京生まれ。2006年情報科学芸術大学院大学卒業。アーティスト。
音、泡、放射線、虹、微生物、苔など多様なメディア を用いて、世界に対して開かれたシステムを芸術として提示している。2011年より、テクノロジーと社会の関係性を考察するために空白をテーマにしたプロジェクトを国内外で展開中。その他、音楽家の大友良英、美術家の毛利悠子、電子楽器製作者の斉田一樹らと作品を 共同制作するなど、他分野とのコラボレーションにも取り組み、山口情報芸術センター在職時に未来の芸術への可能性として触覚に注目し 「触感普及活動テクタイル」でも活動中。
mhrs.jp

主催

京都芸術センター

問合せ先

京都芸術センター
TEL:075-213-1000 / FAX:075-213-1004
E-mail:info@kac.or.jp

料金

入場無料・会期中無休

同時期開催展

作家ドラフト2016 近藤愛助、BARBARA DARLINg
http://www.kac.or.jp/events/17805/

鬣恒太郎展 『Dear Big Brother』
http://www.kac.or.jp/events/17734/

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