京都芸術センター|KYOTO ART CENTER
 

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イベントアーカイブ

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伝統芸能ことはじめ-名作から知る伝統芸能の楽しみ方 平成27年度第1回《勧進帳》

ジャンル
  • 伝統伝統
形   態
  • レクチャーレクチャー
事業区分
  • 主催主催

伝統芸能を身近に、さらにわかりやすく!

 京都市では和の文化を次の世代に引き継ぐため、市民の皆様が生活の中で身近に和の文化に触れ、体験することのできる機会を提供する「五感で感じる和の文化事業」を実施しています。

 「伝統芸能ことはじめ」は、歌舞伎や文楽など伝統芸能の演目をとりあげ、わかりやすく解説する講座です。歌舞伎や落語などの、伝統芸能の演目では、形は違えども、元になっているのは一つの同じ物語であることが多くあります。「ことはじめ」では毎回一つの物語を切り口として、それぞれの芸能の様式について読み解いていきます。様式とは、伝統芸能の決まりごとのようなもの。服装や言い回しなどの様式を知ることによって、一見難しく思える伝統芸能も現代に通じていることがわかり、親しみが湧いてきます。

第1回目となる今回は、弁慶が機転を利かせて義経を救ったエピソードを描く《勧進帳》を取り上げます。
日時
2015年4月4日 (土)
14:00~15:30
会場
京都芸術センター 大広間
演目解説
《勧進帳(かんじんちょう)》
言わずと知れた歌舞伎十八番の傑作。能「安宅」に取材した松羽目物のひとつです。弁慶、義経、富樫の三人三様の生き方が現代人にも感動を与えるのかもしれません。能「安宅」と比較しつつ、「勧進帳」の現代的意義について考えます。

小林昌廣

情報科学芸術大学院大学教授。
1959年東京生まれ。大阪大学大学院医学研究科博士課程単位取得。医療・哲学・芸術の3点から見た身体論を構築。専門は医療人類学、身体表現研究、表象文化論、古典芸能批評。歌舞伎は3歳の頃から見続けている。古今亭志ん朝と同じ町内会であったのが自慢。主著に『病い論の現在形』『臨床する芸術学』など多数。

主催

京都市
京都芸術センター

問合せ先

京都芸術センター
TEL:075-213-1000
FAX:075-213-1004

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