京都芸術センター|KYOTO ART CENTER
 

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KAC Performing Arts Program 2014 / Music  若手作曲家シリーズ3 増田真結×山口茜 モノオペラ「ひとでなしの恋」

ジャンル
  • 音楽
  • 演劇
形   態
  • 公演
  • トーク
事業区分
  • 主催

おまへの唇を こぢあけて
砂をつめこんだのは だれ
(吉原幸子「人形」より、詩集『夏の墓』所収)

京都芸術センターが主催する音楽事業KAC Performing Arts Program / Musicでは、講堂や教室など小学校の面影を残す独特な空間を効果的に用い、音楽ホールよりも身近で濃密な音楽体験の場をつくり出すことを目指してきました。今年度は、京都の音楽シーンをさらに盛り上げるべく3人の若手作曲家に焦点を当てます。原 摩利彦、安野太郎につづいて、若手作曲家シリーズ第3回目は増田真結と山口茜に注目します。

江戸川乱歩が1926年に発表した短編小説「人でなしの恋」。この奇妙な愛の物語が、増田真結の作曲と山口茜の脚本・演出によって悲哀のモノオペラとして立ち上がります。歌手の藤木大地は国際的に活躍するカウンターテナーです。気鋭若手ダンサー・振付家の松尾恵美が、個性的な身体表現でこの新作モノオペラに挑みます。

[あらすじ]
物憂げな美青年の門野に嫁入りし、周囲から祝福と羨望のまなざしを受けた19歳の京子。しかし結婚から半年たち、門野の愛情に疑問を抱きはじめた京子は夜な夜な外出する夫の後をつけるようになる。ある日、とうとう蔵の二階から夫と愛人の睦言が聞こえてくる。嫉妬にかられた京子は夫の目を盗んで蔵の中へと忍び込むが、そこには愛人はおろか人がいた痕跡すら見あたらなかった。果たして夫の愛人とは……
日時
2014年12月20日 (土)
17:30開場(17:00受付開始) 18:00開演
会場
京都芸術センター 講堂
作曲
増田真結(作曲家)
脚本・演出
山口茜(劇作家、演出家)
出演
藤木大地(カウンターテナー)
松尾恵美(ダンス)
演奏
中川佳代子(箏・地歌三絃)
中村圭介(ピアノ)
上中あさみ(打楽器)

増田真結|MASUDA Mayu

1981年生まれ。京都市立芸術大学卒業(音楽学部賞、京都音楽協会賞)、及び同大学院音楽研究科修士課程修了(大学院賞)。大学からの派遣によりドイツ・ブレーメン芸術大学へ交換留学。京都市立芸術大学大学院音楽研究科博士(後期)課程を修了。博士論文「箏唄の作曲手法̶古代歌曲の古楽譜の解釈と音律研究と起点として」により博士号(音楽)取得。近年は音律と種々の「うた」を中心に創作を続けている。第10回東京国際室内楽コンクール第3位入賞、第23回現音作曲新人賞受賞、第15回及び第18回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門一般の部第2位入賞、第78回日本音楽コンクール作曲部門入選。ドイツSyke市における、音を使ったインスタレーションの展覧会 〈Klanginstallation〉に作品を招待出品。日本の音楽創作の研究・普及団体であるJCMR Kyotoの一員として、平成25年度京都市芸術文化特別奨励者に認定。神戸女学院大学、京都市立芸術大学非常勤講師。

山口茜|YAMAGUCHI Akane

劇作家、演出家。第10回OMS戯曲賞大賞、若手演出家コンクール2006最優秀賞、2007年-2009年文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてフィンランドに滞在。文化庁芸術祭新人賞、龍谷新人賞を受賞。主な劇作、演出作品にトリコ・A演劇公演2013「つきのないよる」(出演=村木よし子|劇団☆新感線)、主なテキスト提供作品に、京都芸術センター10周年記念「式典」(演出=三浦 基)、瀬戸内国際芸術祭参加 作品/南 果歩×小野寺修二「人魚姫」(演出=小野寺修二)、カンパニーデラシネラ「赤い靴」(演出=小野寺修二、出演=片桐はいり他)など。アトリエ劇研アソシエイトアーティスト(2015年-2017年)、龍谷大学非常勤講師。

藤木大地|FUJIKI Daichi

2012年、日本音楽コンクール声楽部門第1位。カウンターテナーとして史上初の優勝者となり、話題となった。2015年にはウィーン国立歌劇場と日本人カウンターテナーとして初めて客演契約(トーマス・アデス「テンペスト」トリンキュロー役カヴァー)を結ぶことが発表された。2013年5月にボローニャ歌劇場開場250周年記念として上演された「クレーリアの勝利」マンニオ役に抜擢されてデビュー。続けて同劇場で「イタリア式離婚狂想曲」に出演、11月には日生劇場でのライマン「リア」エドガー役を好演。バロックからコンテンポラリーまで、幅広いレパートリーで国際的な活動を展開する、現在最も注目を集めるアーティストのひとりである。東京藝術大学卒業。新国立劇場オペラ研修所修了。03年新国立劇場「フィガロの結婚」にテノールとしてデビュー後、ボローニャ、ウィーンに留学。11年に歌手活動をカウンターテナーに転向。12年、第31回国際ハンス・ガボア・ベルヴェデーレ声楽コンクールにてオーストリア代表として2年連続で選出され、世界大会でファイナリストとなり、ハンス・ガボア賞を受賞。声楽を鈴木寛一、マイケル・チャンスなどの各氏に師事。宮崎市出身、ウィーン在住。

松尾恵美|MATSUO Emi

1984年香川県生まれ。3歳よりクラシックバレエを始める。2006年に京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科に入学。在学中ダンスカンパニーKIKIKIKIKIKIに所属し、国内外のツアーに参加。大学卒業後、フリーに活動。これまで、様々な振付家・演出家の作品にダンサー及び俳優として出演。近年の出演作品は、寺田みさ子『アリア』、矢内原美邦『スモールアイランド』、デディエ・ガラス『ことばのはじまり』など。自身の振付作品に『羅列する』『Fitback?』『形創(こわれ)る』がある。

主催

京都芸術センター

問合せ先

TEL:075-213-1000
FAX:075-213-1004
Email:info@kac.or.jp

料金

前売2,000円/当日2,500円
学生1,500円(前売・当日共)※要学生証呈示

WEB予約

備考欄に、券種(「一般」または「学生」)を明記してください。

チケット/申し込み

京都芸術センター窓口10:00~20:00

助成

平成26年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

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