京都芸術センター|KYOTO ART CENTER
 

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イベントアーカイブ

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KAC Performing Arts Program 2014 / Music  若手作曲家シリーズ2 安野太郎 新作ゾンビ音楽「死の舞踏」

ジャンル
  • 音楽音楽
形   態
  • 公演公演
  • トークトーク
事業区分
  • 主催主催

ゾンビ!脳死的自動人形。人間の傲慢さの象徴!
ロボット!無能的自動人形。人間の可能性の象徴!
(クリス・リアル『ZOMBIE VS ROBOT』より)

京都芸術センターが主催する音楽事業KAC Performing Arts Program / Musicでは、講堂や教室など小学校の面影を残す独特な空間を効果的に用い、音楽ホールよりも身近で濃密な音楽体験の場をつくり出すことを目指してきました。今年度は、京都の音楽シーンをさらに盛り上げるべく3人の若手作曲家に焦点を当てます。若手作曲家シリーズ第1弾の原 摩利彦につづいて、第2弾は安野太郎に注目します。

安野は、昨今再注目されているようなデスクトップ・ミュージックとは違った志向の機械音楽に取り組んできました。2012年から彼は、コンピューターに接続された指とエアコンプレッサーによる自動演奏ロボット「ゾンビ」による音楽プロジェクトを開始し、リコーダーの二重奏や四重奏を成功させてきました。「ゾンビ音楽」は、人間の演奏に必ずついてまわる意志や心を排除した「非人間的な」演奏を目指しており、人間の演奏の尺度をあてはめることができないユーモアと虚無感が漂っています。今回の公演では、フルート、クラリネット、サックスのアンサンブルに挑戦し、ゾンビ音楽の次なる扉を開きます。
日時
2014年11月9日 (日)
18:00開場 19:00開演
(18:00よりゾンビ音楽の歴史展あり)
会場
京都芸術センター 講堂
演奏
フルートゾンビ
クラリネットゾンビ
サックスゾンビ
作曲
安野太郎
KAC Performing Arts Program 2014 / Music
若手作曲家シリーズ3 増田真結×山口茜 モノオペラ「ひとでなしの恋」
日時:2014年12月20日 (土)
    17:30開場(17:00受付開始)
    18:00開演
会場:京都芸術センター 講堂
※詳細は、http://www.kac.or.jp/events/14580/をご覧ください

安野太郎(やすの たろう)

作曲家。日本とブラジルのハーフ。いわゆるDTMやエレクトロサウンドとしてのコンピューター・ミュージックとは違う軸でテクノロジーと向き合う音楽を発表してきた。代表作には、映像に映ったものを言葉で描写していくパフォーマンス『音楽映画』シリーズや、サーチエンジンで検索されたピアノ曲を全て弾くコンサート『サーチエンジン』等がある。2012年からはゾンビと呼ぶ自作の機械が奏でる『ゾンビ音楽』に心血を注いでおり、これまでに2つのCDをpboxxレーベルからリリースし、国内外各地でパフォーマンスを行なってきた。第7回JFC作曲賞受賞(日本作曲家協議会)。第12回、17回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品。トーキョーエクスペリメンタルフェスティバル vol.8 奨励賞受賞。2ndアルバム「QUARTET OF THE LIVING DEAD」が平成26年度の文化庁芸術祭レコード部門参加作品。
WEB:http://taro.poino.net/
ゾンビ音楽WEB:http://zombie.poino.net/

主催

京都芸術センター

問合せ先

TEL:075-213-1000
FAX:075-213-1004
Email:info@kac.or.jp

料金

前売2,000円/当日2,500円
学生1,500円(前売・当日共)※要学生証呈示

WEB予約

備考欄に、券種(「一般」または「学生」)を明記してください。

チケット/申し込み

京都芸術センター窓口10:00~20:00

助成

平成26年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

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