京都芸術センター|KYOTO ART CENTER
 

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フェルトシュテルケ・インターナショナル -東アジア文化都市2017- 参加者募集開始!



 フェルトシュテルケ・インターナショナルは、芸術活動に携わる学生または卒業後まもない若手アーティストや企画者を対象とした文化交流と国際相互理解を目指したプロジェクトです。今年は「東アジア文化都市 2017京都」公式プログラムの一つとして実施します。
 日本・中国・韓国の関係性は、距離の近さに反比例し、心理的に乖離しつつあり、交流と対話の機会が切実に求められています。このプロジェクトでは、芸術活動をおこなう若い世代の交流を通して東アジアの文化をより理解するためのきっかけを提供します。
 今回のテーマは「歴史とオルタナティブ」。 参加者は各都市でのリサーチやゲストアーティストによるワークショップを通して、新しい土地での創造的な実践と芸術表現における他者との協同の可能性を探ります。 長沙市では湖南大学、大邱広域市ではテグ・アート・ファクトリーを拠点にフィールドワークを行います。プロジェクトの最終到達点は、京都芸術センターにおけるパブリックプレゼンテーションです。好奇心をもって異文化に身を置き、自身の芸術活動を更新することに意欲的な方を募集します!

東アジア文化都市2017 京都

会場

Hunan University
湖南大学(湖南省長沙市/中国)


長沙市岳麓山に位置する、市内最大の総合大学。前身は宋時代の岳麓書院にまで遡り、1000年以上の歴史と文化を持つ。広大で自然豊かなキャンパスでは, 約3万人の学生が連日研究にいそしんでいる。各国の高等教育機関・研究所と活発な国際交流をしている。

Daegu Art Factory
テグ・アート・ファクトリー(大邱広域市/韓国)


市民の創造とコミュニケーションの場として、大邱広域市の文化芸術の拠点を担うアートセンター。産業遺産である煙草工場の跡地に設立され、その独特な空間を活かした展覧会やパフォーマンス、ワークショップなど多岐にわたる文化事業を行っている。

Kyoto Art Center
京都芸術センター(京都市/日本)


2000年に元明倫小学校を改修し、開館。 京都市における文化芸術の創造発信拠点として、ジャンルを問わない多彩な活動を行う。若手芸術家の支援や、実験的で意欲的な作品創作に取り組んでいる。現代芸術と同様に、伝統芸能のプログラムも数多く実施。


ゲストアーティスト

長坂有希 [中国・長沙編]


1980年大阪府出身。2005年テキサス州立大学芸術学部卒業後、2012年国立造形美術大学シュテーデルシューレ・フランクフルト修了。2012年文化庁新進芸術家海外研修制度によりロンドンに滞在。リサーチをベースとし、遭遇した事象の文化、歴史的意義や背景の理解と、作者の空想や記憶が混じりあう現実と架空の狭間を行き来する物語世界を作品によって表現する。主な展覧会に「ワームホール・トラベル̶ゆらぐ時空の旅̶」(京都芸術センター、2016年)、「マテリアルとメカニズム」(国際芸術センター青森、2014年)、「Attentiontion Economy」(クンストハーレ・ウィーン、2014年)、「Signs Taken in Wonder」(オーストリア応用美術館・現代美術館、2013年)、「Zauderberg」(フランクフルト現代美術館、2012年)など。共同プロジェクト「アートとサイエンスのあいだ」や様々なブックプロジェクトへの参加や企画も行う。

東方悠平 [韓国・大邱広域市編]


1982年札幌市出身。 筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。 日用品や鉄、水、マスコットキャラクターなど多様な素材を扱ったユーモアのあるインスタレーションや、ワークショップなどを手がける。「KIITOアーティスト・イン・レジデンス2016」(KIITO|デザイン・クリエイティブセンター神戸、2016年)で大規模な参加型プロジェクト「てんぐバックスカフェ in 神戸」を行う。主な展覧会に「大邱現代芸術祭in Gangjeong」(The ARC、2016年)、「すすきの夜のトリエンナーレ 2014―コインの裏」(札幌市、2014年)、個展「死なないM浦Y一郎」(Art Center Ongoing、2013年)、「 第13回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」展(川崎市岡本太郎美術館、2010年)など。 特定非営利活動法人S-AIRでアーティスト・イン・レジデンスの企画運営にも関わる。


1.応募資格


-芸術活動に携わる20歳以上の学生(大学院生、研究生、専門学校生、留学生を含む)もしくは20歳以上30歳未満のアーティストまたは芸術分野の研究者、企画者。ジャンルは問いません。
-協同での創作やリサーチ、交流活動に主体的に参加することができる方。
-異なる価値観を尊重できる方。
-すべての期間に参加可能な方。
-京都編での宿泊場所を確保できる方。
-英語でのコミュニケーションが可能な方。

2.活動期間


I〔中国・長沙編〕+〔韓国・大邱広域市編〕
2017年6月17日(土)—27日(火)

*全ての日程に日本–中国–韓国間の移動日を含みます。

-6月17日(土)—22日(木)
会場:湖南大学 (湖南省長沙市)

-6月23日(金)—6月27日(火)
会場:テグ・アート・ファクトリー (大邱広域市)

II〔日本・京都編〕
2017年7月2日(日)—7月9日(日)

会場:京都芸術センター

滞在中の活動予定


・都市を巡るツアー
・自身の創作テーマに基づくリサーチ
・ゲストアーティストによるワークショップ
・パブリックプレゼンテーション


3.募集人数


5名
※長沙市・大邱広域市においても各5名の参加者を募集します。

4.応募方法


[1] 応募用紙 (日本語・英語)
※応募用紙は日本語・英語の両方をご記入ください。

[2]添付資料
-過去の作品・プロジェクトから3作品以内の資料をA4用紙4枚程度にまとめたもの
-研究者は研究分野の論文もしくはそれに準じるもの

5.応募締切


2017年4月30日(日)〔必着〕
封筒に「フェルトシュテルケ・インターナショナル参加申込」と朱書きの上、郵送または持参によりご応募ください。(持参の場合は20時まで窓口で受付)

6.選考方法


専門家等で構成する審査委員会で選考を行い、応募者全員に通知します。

〇一次選考 書類審査
*結果通知は2017年5月上旬を予定。
〇二次選考 面接審査(一部英語で行います)会場:京都芸術センター
*2017年5月中旬を予定。
最終結果は5月中旬を目処に通知。なお、選考についての問い合わせは受け付けていません。

7.参加料


30,000円 (参加に係る費用の一部)
[参加料以外の自己負担額]
関西国際空港までの往復移動費、自身のリサーチ・創作活動にかかる諸経費、食費の一部、旅行保険料は上記参加料に含まれません。

8.注意事項


・中国と韓国への渡航費及び宿泊費、主な活動にかかる費用は主催者が負担します。
・滞在期間中の事故・病気など、不測の事態が起こった場合は参加者の責任とします。必ずご自身で旅行保険にご加入ください。
・活動が授業期間中にあたり、授業を欠席する必要がある方は、担当教員に必ず相談してください。また、京都芸術センターから本プログラム参加者に参加証明書の発行はできますが、公欠扱いにはなりませんのでご注意ください。

9.応募・問合せ


京都芸術センター フェルトシュテルケ・インターナショナル ―東アジア文化都市2017̶ 係
〒604-8156京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
TEL:075-213-1000 FAX:075-213-1004
WEB:http://kac.or.jp E-mail:info@kac.or.jp
*2017年5月29日(月)-31日(水) は臨時休館します。

10.その他


参加者決定後、オリエンテーションを兼ねたワークショップを6月上旬に予定しています。必須ではありませんが、参加を推奨します。詳細は参加者に後日連絡します。

(参考)Feldstärke (フェルトシュテルケ)
異なるものが出会うことで生まれるエネルギーや、そこから生まれる関係性の強さをイメージして付けられたプロジェクト名。 PACT Zollvereinによって開始され、世界各地のアートセンターで実施されている。2014年はドイツ・エッセン州のPACT Zollverein (パクト・ツォルフェライン)、フランス・マルセイユ市のmontévidéo (モンテビデオ)、京都芸術センターの3施設間にて開催した。

主催:東アジア文化都市2017京都実行委員会、京都市、文化庁
協力:湖南大学、テグ・アート・ファクトリー
企画制作:京都芸術センター

ヴィジュアルデザイン:大西正一
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